ろ~りぃの食卓

2017年

9月

11日

公衆電話の日のひとりめし

今日は“公衆電話の日”であるらしい。1900年(明治33年)の今日、「日本初の自動公衆電話が、東京の新橋と上野駅前に設置された。当時は『自動電話』と呼ばれていて、交換手を呼びだしてからお金を入れて相手に繋いでもらうものだった。」とある。(「今日は何の日~毎日が記念日」より)
携帯電話が普及し、公衆電話もすっかり見かけなくなった。しかし、なくなったわけではない。災害時の通信用として、いまなお、設置はされているようである。2年にわたって、誘拐監禁されていた女の子が脱出し、公衆電話から助けを求めた事件は、いまなお記憶に新しいだろう。
いくら携帯やスマホが定着しても、こう云った、いざ、と、云うときに使用すべきもののことは、しっかりと知り、かつ、教えていかねばなるまい。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
いたって平和な、変り映えのしない献立である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(しじみ)、さわらの味噌漬け(2切)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

9月

08日

聖母マリアの誕生日の日のひとりめし

今日は聖母マリアの誕生日であるらしい。

イエス・キリストの誕生日は有名であるが、お母ちゃんである聖母マリアの誕生日は、知らない人が多いのではなかろうか。

“せいぼ”と云うくらいだから、歳末あたりだろう、と、思っていた人もいたのではないだろうか。

もっとも、イエスさんのお母ちゃんの誕生日がいつであろうと、わたいの食卓に並ぶ献立には、なんらの関連も影響もない。

宗教儀式にも行事にも、誕生日の祝いにも、まるで縁のない、いたって日常たる献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、生野菜サラダ(サニーサラダ、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

豚肉と舞茸のすき煮には、玉葱も入っている。ために、コクと甘みが出て、味がまろやかになっている。

野菜は当初、以前に冷凍しておいた小松菜を入れようと思ったのだが、どうやら古すぎて、使い物にならなかった。そこで急遽、冷凍しておいたブロッコリに代替したのである。なんでも冷凍しておけばよい、と、云うものでもないらしい。

さて、来週であるが、まったく予定が立っていない。

来週は15日から3泊4日で、恒例の八戸行の予定である。

したがって、月・火・水・木の4日分だけ料理ればいいのだが……さて、なにを料理ろうか。

迷っているのだが、考えてみれば、迷うほどにレパートリーが増えたことは、喜ばしいことである。

 

献立:麦飯(わさび昆布)、豚肉と舞茸のすき煮、ブロッコリの塩昆布あえ

2017年

9月

07日

泉鏡花忌の日のひとりめし

今日は泉鏡花の命日であり、かるがゆえに、“泉鏡花忌”である。

泉鏡花と云えば、奇譚、幻想、浪漫色濃厚な作風の作家、と、思われているようであるが、わたいは不明にして、『高野聖』以外読んでいないし、その『高野聖』にも特段これと云った感銘も受けなかったので、彼について語る資格はない。

散作も、一度くらい読んどかないといかんだろうな、と、云いながら、数十年も経ってしまったらしいから、おそらく、さして興味もないのだろう。

もちろん、わたいの食卓に並ぶ献立には、なんらの関連もない。

怪奇幻想とも、華やかなロマンチシズムとも、まるっきり縁のない、いたって平々凡々な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)、野菜ジュース、バナナ(2本)

久しぶりにふりかけ類ではなく、佃煮類(?)を添えた。

しそ昆布、わさび昆布、しいたけ昆布の3種類を買ってきたのだが、今回添えたのが、そのどれなのか、判然としない。

むかしから味覚に自信のあるほうではなかったが、さすがに今日はいささか落胆した。

イワシの生姜煮も、少々煮込み過ぎたのか、身がほぐれてしまっていた。

まぁ、どうせわたいしか食べないのだから、かまわない、と、云えば、かまわないのだが……。

 

献立:麦飯(しそ昆布)、イワシの生姜煮、ほうれん草のわさび和え

当初の予定が大幅にくるって、なんとも豪華な食卓になったものである。

ただ、味つけだけが、豪華でない。鶏肝の生姜煮に入れた長ねぎは、解凍が充分でなかったようだし、豚肉と舞茸のすき煮は、昨日も記したように、砂糖が多かったようである。

まぁ、食べられないほど酷い味でもないし、豚肉と舞茸のすき煮は久しぶりに料理ったものだから、勘が戻らないのも無理はない、と、云うことにしておこう。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(しじみ)、鶏肝の生姜煮、豚肉と舞茸のすき煮、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…きざみ玉ねぎドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

9月

06日

やっとつながった日のひとりめし

先日からPCの具合が悪く、画像がアップできなかった。
半分あきらめていたが、今日は上手く行ったようである。
久しぶりに、イワシの生姜煮を料理った。最近、魚類が高騰している、と、ニュースで聞いていたが、イワシは安い、と、云うので、買ってきたのである。
税抜200円で2食分できた。1食100円の割である。なるほど、廉いものだ。
ほうれん草のわさび和えは、小松菜よりほうれん草のほうが廉かったので、ほうれん草で料理ってみた。味としては、小松菜のほうが合うようである。

 

献立:麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、イワシの生姜煮、ほうれん草のわさび和え

我ながら節操のない献立であるが、やむを得ない。
豚肉と舞茸のすき煮も久しぶりに料理ったが、若干、砂糖が多かったようである。ちょっと甘ったるかった。
冷奴には、青じそドレッシングをかけた。一昨日、昨日の両日で、すりおろしオニオンドレッシングと深煎りごまドレッシングがなくなった。もう1本ずつ買っておくか、それとも、秋めいてきた今日この頃、このまま生野菜サラダを続けるか、小松菜やほうれん草のお浸し系に変えるか、思案のしどころである(陰の声:そんなタイソウなもんか!?)

 

献立:炒飯、即席みそ汁(しじみ)、鶏肝の生姜煮、豚肉と舞茸のすき煮、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、冷奴、納豆

2017年

9月

01日

レビュー記念日の日のひとりめし

1927年(昭和2年)の今日、宝塚少女歌劇団が我が邦初のレビュー『モン・パリ』の初演を行ったことを記念して、宝塚歌劇団が1989年(平成元年)に制定した、と、Wikipediaにはある。

“レビュー”とは、昨今ではあまり聞かず、懐かしき昭和の香りのする言葉であるが、要は舞台で繰り広げられる、歌や踊り、コントなどで構成された、華やかでオシャレな、舞台エンターテイメントのことである。

上記の宝塚少女歌劇団や、松竹歌劇団が有名であるが、わたい個人としては、帝国華撃団が、いちばんのお気に入りである。

もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。華やかでもないし、オシャレでもない、いたって殺風景な食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

分ってはいたが、どうも学習能力と云うものがないようである。

コロッケは3個が限界である、と、以前から分っていたはずなのだが、ついつい、4個も買ってしまった。

おかげで小松菜のわさび和えが入りきらず、そのまま持参することになった。

さて、来週であるが、このところ幾分涼しくなってきたようで、ひじょうにありがたい。

世間では、“食欲の秋”の到来を感じておられる方もいらっしゃるかもしれないが、わたいは年がら年中、“食欲の秋”である。

そんなわけで、来週はどのような献立になるか、少しは目先の変わったものが出てくるか、それとも、相変わらず同じような献立になるか、いま現在、当の本人でさえ、判然としていない。来週をお愉しみに

それではみなさん、よい週末を(^_^)/

 

献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、牛肉コロッケ(4個)、小松菜のわさび和え

2017年

8月

31日

野菜の日のひとりめし

今日は“野菜の日”である。「831」で、“や(8)さ(3)い(1)”と云うことで、これは納得しやすい語呂合わせである。

例によって、Wikipediaによると、「野菜のよさを見直してもらおうと、1983年9月に食料品流通改善協会や全国青果物商業協同組合連合会など9団体が制定」したのだそうである。

ご存じのとおり、わたいは野菜好きで、野菜はなにがなんでも、摂取する方針である。特に、ほうれん草や小松菜などの、いわゆる青菜、青野菜が好い。

その野菜が、今夏は「東北の太平洋側と関東を中心に続く日照不足と低温、長雨」の影響により、高値となっている。

一方で、生産元の農家では、出荷量が減って収益が伸びない、と、こちらも大打撃を受けているようである。

短絡すれば、儲けているのは、卸、流通、小売りの各中間業者、と、云うわけであろうか。情けなくも腹立たしいことである。

規格外品でもいいから、生産者(農家)から、直接消費者(わたいたち)に販売してもらえないものだろうか。

そんなことをすれば、卸、流通、小売りなどの各中間業者が打撃を受ける、と、ほざくバカもいるだろうが、生産者や消費者を踏みつけにして利益を貪ってるような奴輩など、存在する必要はないのである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

さばの塩焼きは、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。このスーパーのさばの塩焼きは、脂がのっていて、骨が付いていて、食べ応えがある。

昨今は、総菜や弁当の魚でも、骨無しのが多くなっているが、実に嘆かわしいことである。

小魚のそれは云うに及ばず、焼鮭や焼さばの骨ぐらい噛み砕けないようでは、情けない。それも年老いて、歯や顎がもろくなった御老体や、身体の出来ていない乳幼児ならまだしも、10~40代で骨付きの魚を丸ごと食べられない、と、云うのでは、いったい、どこの坊ちゃん嬢ちゃんか、と、思ってしまう。

骨ごと食べられないのなら、身をはずせばよかろうが、それもできない、と、云うのだから、情けないことこの上ない。それで自分の行儀の悪さを恥じ入りもせず、焼魚に骨がついていれば、その魚を敬遠する、酷いのになると、販売店に文句をつける奴輩がいるのだから、なにをか云わんや、である。人間、なにはなくとも、恥と云うものを失ってはいけない。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、さば塩焼き(2切)、小松菜のわさび和え

以前も記したが、魚も相変わらず、高騰しているようである。

魚より肉のほうが安いのだから、海洋国家日本の面目、いずくにありや、で、ある。

そう云えば、味噌、豆腐、納豆の原材料である大豆なども、国産品はほとんどなく、その大半が外国からの輸入である、と、云う。

しょうもない愛国心など発揚せんでいいから、もっとこう云った、日本独自の食文化あるいは食生活習慣の素晴らしさや、その国産原材料の確保などをこそ、大いに論じ、啓発し、力を注いでもらいたいものである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、アジフライ(2尾)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…きざみ玉ねぎドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

8月

30日

マッカーサー進駐記念日の日のひとりめし

1945年(昭和20年)の今日、GHQの最高司令官、ダグラス・マッカーサー元帥が、厚木飛行場に到着した。

自分たちの国を占領する軍軍隊の最高司令官が到来した日を、記念日として記憶する国民の心性とは、いったい何なのだろうか。

「占領軍万歳!」、「占領してくれてありがとう」

などと云っているのは、世界広しといえども、日本ぐらいではあるまいか。

さすがは“東洋の神秘”、”オリエンタル・ジャパン”である。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。いたって平凡ではあるが、少なくとも、”奴隷根性”とは無縁の、いつもながらの献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

前回上手くいった鮭の幽庵焼き風であるが、今回は漬けダレに味醂を加えるのを忘れた。

それでもそこそこの味になっているのは、我ながら立派(?)である。

小松菜のわさび和えが、1食分全部入りきれなかった。今週は4食分しか料理れていないので、かえっていいかもしれない。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

ドレッシングの残量が、そろそろ少なくなってきた。ひと夏で各種2~3本、と、云うところが、消費量であろうか。

冷奴には、中華ドレッシングをかけた。中華風のピリ辛味が効いて、ナカナカいける。

鮭の幽庵焼き風はこれで終りである。明日からは、故あって、スーパーの惣菜ばかりになる(主菜は、で、あるが)予定である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(長ねぎ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、鮭の幽庵焼き風(2切)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…深煎りごまドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

8月

29日

焼き肉の日のひとりめし

今日8月29日は、読んで字の如く、“焼き肉の日”だそうである。

単に語呂合わせだけでなく、夏バテ気味になるこの時季、焼き肉を食べてスタミナをつけてもらおうと云う意図もふくまれているらしい。

もっとも、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。朝から焼き肉など、食べさせてもらえるのなら、食べるだろうが、自分で料理って食べる気になどならない。そんな時間もない。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

先日も、そして、いままでも述べてきたとおり、わたいのスタミナづけ、疲労回復は、鶏肝の生姜煮、である。もちろん、これだけではないが。

鶏肝、と、云うと、むつごいようであるが、その分、小松菜のわさび和えがサッパリしていて、絶妙のバランスを保っている。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、鶏肝の生姜煮、小松菜のわさび和え

これで鶏肝の生姜煮がなくなった。いつもは2食分くらいなのだが、今回は4食分料理った。長ねぎも1本で2食分なら余ってしまうが、4食分となると、ちょうどいいくらいである。

生野菜サラダは、中味は変わらず、ドレッシングが毎日違ったものになる。それだけでだいぶ味わいが違ってくるのだから、大したものである。

冷奴には、青じそドレッシングをかけた。昨日は馬路村のゆずポンをかけた。豆腐もドレッシング次第で、味わいが変化する。調法なものである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝の生姜煮、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオンドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

8月

28日

民放テレビスタートの日のひとりめし

1953年(昭和28年)の今日、午前11時20分に、日本初の民放テレビ局・日本テレビが本放送を開始した。そんなわけで、今日は“民放テレビスタートの日”である。

もちろんそのことと、わたいの弁当箱の中身とには、なんらの関連もない。

鶏肝の生姜煮が、わたい流の夏バテ予防食であることは、以前にも記した。朝晩はいくらか涼しくなってきたが、昼間はあいかわらず暑い日が続く。この差が、また体に堪えるのである。まだまだ油断はできない。

小松菜やほうれん草などの青菜類は、意地でも摂る。青菜類は、最強の健康食材である。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、鶏肝の生姜煮、小松菜のわさび和え

変り映えのしない献立である。しかし、これで野菜を8種、昼食も入れると9種、摂っていることになる。えっ? 7種じゃないかって? いやいや、じつは、鶏肝の生姜煮に、長ねぎが入っているのである。

冷奴と納豆が大豆食品であり、大豆食品が健康によろしいことは、みなさんよくご存じのことだろう。

インスタントとは云え、みそ汁も大豆食品である。

冷奴、納豆、(即席)みそ汁、と、昔風に云えば、これぞ“だいず3兄弟”である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(しじみ、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝の生姜煮、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

8月

10日

日本初の国産インスタント・コーヒー発売日のひとりめし

1960年(昭和35年)の今日、日本で初めて、国産のインスタント・コーヒーが発売された。発売元は、意外なことに、森永製菓である。

インスタント・コーヒーと云えば、ネスカフェか、UCC、と、云った印象が強いのだが……。

とまれ、これにより、一般大衆にコーヒーが普及することとなった。

もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。酒とともに、コーヒーも、医者に止められている(できるだけ、飲まないほうがいい、と、云われている)のである(T_T)

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

人参と長葱の豚ばら肉巻きが4個になってしまった。思ったより小さかったためである。おかげで、小松菜のわさび和えが入りきれなかった。余った分は、この3連休中に消費することにする。

3連休、盆と続き、猛暑はまだまだ、その勢威を和らげそうにもない。

さてさて 、来週はどのような献立になることやら。

野菜類は従前のとおりであるが、問題は、メインとなるお菜である。

出来るだけ簡便で、栄養があって、食べやすくて、廉価な食材で料理れるもの……。

はてさて、どのような結果が生じるか。

それではみなさん、来週まで、ごきげんよう(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、人参と長葱の豚ばら肉巻き(4個)、小松菜のわさび和え

2017年

8月

09日

ピサの斜塔着工の日のひとりめし

1173年のこの日、イタリアのピサ市にある大聖堂の鐘楼、いわゆるピサの斜塔が着工された。

1173年と云えば、日本では承安3年であり、平清盛の権勢が絶頂であった頃であり、後の浄土真宗の開祖:親鸞が誕生した年である。

当時はもちろん、傾いていなかった。ガリレオがこのピサの斜塔で、落体の法則に関する実験を行った話は有名である。

現在この地は、「世界遺産『ピサのドゥオモ広場』を構成する観光スポット」になっているようである(Wikipediaより)。

もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。さいわい、我が食卓は直立しており、傾斜してはいない。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

人参と長葱の豚ばら肉巻きは久しぶりである。以前に冷凍保存しておいたものであるが、いつ冷凍保存したものなのか、とんと思い出せない。それくらい前のものである。1年以内であることには、間違いない。半年も経ってはいないだろう。

あらかじめ自然解凍させておくべきことを失念しており、個々ばらすのに、えらい手間がかかった。一時はどうなることかと危ぶまれたが、なんとか無事分離し、中までキッチリ火も通ったようである。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、人参と長葱の豚ばら肉巻き(3個)、小松菜のわさび和え

人参と長葱の豚ばら肉巻きは、弁当のお菜の残りである。

キャベツのレモン漬けが、けっこうサッパリして、なかなかにイケる味である。とりわけて美味い、と、云うのではないが、夏場のちょっとした1品に、余ったキャベツの消費に、調法しそうな献立である。

オクラと長芋の梅肉和えも、梅肉が効いて、イイ感じである。納豆同様、ネバネバものは健康によろしい。今回は4食分できた。大いに活用したい献立である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ)、人参と長葱の豚ばら肉巻き(2個)、小松菜のわさび和え、オクラと長芋の梅肉和え、キャベツのレモン漬け、納豆、味付海苔

2017年

8月

08日

ひょうたんの日のひとりめし

今日は“ひょうたんの日”だそうである。

「数字の『8』がひょうたんの形に似ていることから」制定されたのだそうである(Wikipediaより)。

瓢箪は古来、様々な用途に使用されてきた。酒を入れたり、水筒として使用されたりしたのが、よく知られた例であろう。地域や民族によっては、食器、茶器、パイプ、楽器や浮きなどとしても、使用された、あるいは、現在でも使用されているようである。

 千利休は瓢箪を花器として使ったが、その利休を切腹に追いやった豊臣秀吉が、自身の馬印として瓢箪の意匠を用い、それが「千成瓢箪」と呼ばれていることは、有名である。

もっとも、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

手抜きゆえ、生野菜サラダがない代わりに、バナナが1本増え、半熟卵が、つぶれ半熟卵となった以外は、いつもながらの、いたって平々凡々たる献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

鮭の幽庵焼き風の漬ダレを、いままでと少し変えてみた。と、云っても、ハチミツ、酒、薄口醤油、だったのに、味醂を加えただけであるが。

それでも味が激変した。いままでの塩辛さが緩和され、いい具合に味が付いた。焼き加減もまずまずである。

小松菜のわさび和えには、ちりめんじゃこを混ぜた。こちらもしっかりとわさびの味がついて、サッパリとした食べ応えである。

今回はナカナカ、上出来である。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

手抜き料理、と、云うよりは、手抜き献立、で、ある。通常は、晩飯のお菜の余ったのを、翌日の弁当のお菜にするのだろうが、わたいの場合は逆で、弁当のお菜の余ったものが、晩食のお菜となる。

そんなわけで、鮭の幽庵焼き風である。

小松菜のわさび和えは、今回2束で6食分もできてしまった。量多く、値廉く、まことに重宝な食材である。と、云うよりも、この小松菜を売っているお店が、文字どおり、「有難い」店なのだろう。

キャベツのレモン漬けは初めて料理った。サッパリしていて、いかにも、この季節ならでは、で、ある。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ)、鮭の幽庵焼き風(1切)、小松菜のわさび和え、オクラと長芋の梅肉和え、キャベツのレモン漬け、納豆、味付海苔

2017年

8月

07日

台風5号襲来の日のひとりめし

今日は台風5号が来襲した。今年初の、本格的な台風襲来である。
昼あたりから雨風が激しくなりだし、会社によっては早帰りになったところもあるようである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
台風であろうがなかろうが、わたいの献立には影響がない。
さばの塩焼きは、昨日近所のスーパーで買ってきたものである。
とにかく暑い日が続き、まともに料理なぞする気が起きない。それでなくても、まともな料理などしていないのだが……。
今週は金曜が祝休日と云うこともあって、いつにもましての手抜きである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(しじみ)、さば塩焼き(2切)、小松菜のわさび和え、オクラと長芋の梅肉和え、キャベツのレモン漬、納豆、味付海苔

2017年

7月

28日

菜っ葉の日のひとりめし

 

今日は”菜っ葉の日”である。昨日の“スイカの日”と違って、なぜか、は、解りやすい。

わたいの菜っ葉好きは、このBlogを読んでいただいている方なら、みなさん、御承知だろう。

菜っ葉類は、栄養価豊富で、しかも廉価、調理の手間もかからず、まことに重宝なものである。

それに、我が敬愛する川島四郎氏によれば、“人間に限らず、赤い血を有している動物は、すべからく、青い野菜を摂取せねばならぬ”と、云うことは、以前にも繰り返し、記したところである。

川島氏によれば、“ライオンでも青い野菜を摂っている”とのことである。

(以上、『食べ物さん、ありがとう』より)

幼い頃から、野菜全般、大好物だった。菜っ葉やピーマン、人参が嫌いな子供がいる、などとは、とても信じられない。

そんなわけで、朝からでも極力野菜を摂取しようと、野菜ジュースや生野菜サラダなどの献立が、わたいの食卓には、上るのである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)、野菜ジュース、バナナ

以前にも書いたが、①鮭の水分をキッチン・タオルで拭き取り、②ハチミツ、酒、薄口醤油を混ぜて漬ダレをつくり、③その漬ダレに鮭の切身を浸す(20分~1日)、④フライパンにサラダ油、もしくはクッキング・ペーパーを敷き、⑤鮭の切身を並べて、中~弱火で焼く。

以上が、鮭の幽庵焼き風である。

幽庵焼きとは、例によって、Wikipediaによると、「魚の切り身や鶏肉などを、醤油、酒、味醂を1:1:1であわせ、ユズの輪切りを加えてつくった漬けダレである『幽庵地』に数日間漬けこみ、汁気を切った後に焼き上げる」のだそうである。

今度はこのrecipeで料理ってみよう。

ピリ辛らっきょうは久しぶりである。この季節、サッパリしていて、重宝であることを思い出して、先日買ってきたのである。

らっきょうは血液をサラサラにし、また、消化並びに食欲を増進させて、夏バテを防止する効果がある。酢漬けともなると、そのサッパリした口当たりから、よりその効果が高められる。食欲不振になりがちな夏の季節には、大いに重宝な食材である。

さて、来週であるが、いよいよ季節も土用となり、ますます火を使った料理など、したくなくなる時期である。

来週もさして変わり映えしない献立となりそうであるが、この暑さに免じて、どうかご寛恕願いたい。

それではみなさま、よい週末を(^_^)/

 

献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

2017年

7月

27日

スイカの日のひとりめし

今日は“スイカの日”だそうである。

なぜ今日が“スイカの日”なのかを、例によって、Wikipediaで見てみると、「スイカの縞模様を綱に見立て、27を『つ(2)な(7)』とよむ語呂合わせから」決められた、と、ある。かなり苦しいこじつけである。

とまれ、スイカの美味しい季節であることに変わりはない。

もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

ごらんのとおり、スイカなどと云う、気の利いたものは並んでいない。スイカどころか、諸般の事情により、今朝は生野菜もない。

いたって味わいのない、無味乾燥な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

豚肉の生姜焼きがなくなった。今週一杯保つか、と、思ったが、甘かった。今回は意外と少量だったようだ。

小松菜のわさび和えは、計算通り、明日の分まである。明日で終りである。いつもは1~2食分余計にできるのだが、今回はバッチリ、で、ある。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え

昨晩食で鶏肝の生姜焼きがなくなったので、鮭の幽庵焼き風を焼いた。昨晩から漬込んでおいたものである。3切1パックで売っていたものである。残りの2切は明日の弁当のお菜にする。
クッキング・シートを使って焼いたのだが、火の加減が悪いのか、どうも焦げついていけない。しばらく料理っていないうちに、コツを失念しているようである。これからはちょくちょく料理ってみることにしよう。
冷奴に、中華ドレッシングをかけてみた。けっこう合うようである。生野菜サラダにかけると、ピリッと辛いが、冷奴だと、その辛さもいい具合に、豆腐の味とマッチするようである。
きざみ玉ねぎドレッシングは、今回初めて使ってみた。サッパリしていて、なかなかイケる。今後も調法しそうなドレッシングである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ(しじみ、ニラ、もやし、貝割)、鮭の幽庵焼き風(1切)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…きざみ玉ねぎドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

7月

26日

幽霊の日のひとりめし

文政8年(1825年)の今日、江戸・中村座で、鶴屋南北の『東海道四谷怪談』 が初演された。そのことを記念して、今日は、“幽霊の日”である。

なるほど、ボチボチ幽霊もお出ましになろうか、と、云う時節である。

古来幽霊と云うと、恐ろしいものの代表であるが、よくよく考えると、幽霊は死者の霊が化けて出たもので、それも西洋のそれとは異なって、自分が怨む人間以外の人間に仇をなすことはない。

我が国の三大幽霊、と、云うと、なんと云っても筆頭に挙げられるのは、この『東海道四谷怪談』のお岩さんである。

他の二人は、『播州皿屋敷』お菊さん、そして『怪談牡丹灯籠』のお露さん、と、なっている。いずれも美人である。

美人でない場合は、化物となる。

最近では、幽霊や化物よりも、人間のほうが、よほど恐ろしい。最近幽霊や化物の話をめっきり聞かなくなったのは、幽霊や化物も人間を懼れて、とても出てくる気になれないからであろう。

人間界よりも幽冥界のほうが、安心安全なのだろう。

もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

幽霊とも化物とも縁のない、いたって俗な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)、いちごヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

いままで小松菜のわさび和えがあっさりしすぎていて────ハッキリ云えば、わさびがあまり効いていなくて、いささか物足りなかった。今回は思い切って多目にわさびを入れてみたら、いい具合にピリッとした味わいになった。思うに、小松菜からけっこう水分が出ているのであろう。

豚肉の生姜焼きは、いつもながら、濃いめの味つけである。こちらは逆に、味つけを薄くしたほうがいいかもしれない。あまり濃い味つけだと、健康によろしくない。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え

これで鶏肝の生姜煮がなくなった。一昨日にも記したように、今回はもともと、味噌汁の具にするために冷凍保存しておいた具材を使用したためか、3食分になった。もっとも、それでなくても、3食分にしようと、計ってはいたのだが……。

それにしても、昼は豚肉の生姜焼き、晩は鶏肝の生姜煮、と、生姜ベースの主菜が続いている。いままで気付かなかった、と、云うことは、それも全然気にならない、と、云うことである。

冷奴は、 昨日思い付きで付け加えた1品であるが、この1品があるだけで、“夏の食卓感”が増す。夏は冷奴、冬は湯豆腐。しかも、クセがなくて食べやすく、栄養も満点である。まったく重宝な食材である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(長ねぎ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝の生姜煮、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…深煎りごまドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

7月

25日

土用の丑の日のひとりめし

今日7月25日は、“土用の丑の日”である。

今年(2017年‐平成29年)は暦の都合上、土用の丑の日が2日あり、今日がその第1日目である。ちなみに第2日目は8月5日(日)である。

土用の丑の日、と、云えば、鰻飯であり、その習慣が、江戸時代の奇才人:平賀源内によるものであることは、有名である。

ちなみに、この平賀源内は、わたいと同郷、四国香川の出身である。

もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

牛とも鰻ともまるで縁のない、いつもどおりの食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、いちごヨーグルト、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)、野菜ジュース、バナナ

めずらしく生姜焼き用の豚ロース肉で、豚肉の生姜焼きを料理った。

近所のスーパーに買いに行った時間がまだ早かったらしく、小間切れ肉が並んでいなかったのである。

ちなみにこのスーパーは、魚の切身も刺身も、鶏豚牛の肉も、店内にある厨房で処理しているようだ。

そのため、あまり朝早くいくと、まだ調理がすんでいない場合がある。

いま思うと、直接豚肉の小間切れを注文すればよかった。

もっとも、生姜焼きを料理るのに、生姜焼き用の肉を使うののだから、別段不都合はないはずなのであるが……。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え

土用の丑の日に鰻を食する効用は、夏バテ防止、滋養強壮のためである。
そんなわけで、わたい流の夏バテ防止食、滋養強壮献立、鶏肝の生姜煮が、今夜も食卓に上るのである。
冷奴は、帰りにスーパーで買ってきたミニ豆腐である。馬路村のゆずポンをかけた。これで立派な(?)“一汁三菜”の献立である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝の生姜煮、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオンドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

7月

24日

天神祭宵宮の日のひとりめし

今夜は大阪天満宮の宵宮である。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
今日は月曜のこととて、慌ただしく家を出、昼は外回りだったため、弁当はなし。
したがって、晩食のみのアップである。
鶏肝生姜煮には長葱のみを入れるつもりだったが、間違って、味噌汁用に冷凍保存して置いた具材を入れてしまった。長葱意外に、大根と人参が入っている。
おかげで、9種類の野菜を摂取することができた。
鶏肝の生姜煮は、わたいの夏バテ防止用献立である。疲労防止、また疲労回復には、鶏肝の生姜煮は重宝である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(しじみ、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝生姜煮、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、納豆、味付海苔

2017年

7月

21日

日本三景の日のひとりめし

今日は“日本三景の日”であるらしい。

日本三景とは、松島(宮城県)、天橋立(京都府)、厳島(広島県)、の、3箇所である。

なぜこの3箇所が、いわゆる“日本三景”となったのかと云うと、林鵞峰と云う人が、寛永20年(1643年)にその著『日本国事跡考』のなかで、「松島、此島之外有小島若干、殆如盆地月波之景、境致之佳、與丹後天橋立、安藝嚴島爲三處奇觀」(松島、この島の外に小島若干あり、ほとんど盆地月波の景の如し、境致の佳なる、丹後天橋立・安芸厳島と三処の奇観をなす)と記していることに由来するのだと云う(Wikipediaより)。

その林鵞峰が生まれたのが、1618年の今日だったことから、7月21日を、“日本三景の日”としたのだそうである。

もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

景勝名勝どころではない。いたって殺風景な、いつもながらの献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、いちごヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

やっと念願かなって(?)、さばの塩焼きが手に入った。

待てば海路の日和あり、窮すれば通ず、石の上にも三年、叩けよさらば開かれん、で、ある。

さて、それはともかく、来週の予定であるが、変り映えしないながらも、なんとかまた、自炊生活に戻ろうと、意を新たにしている。

それもこの週末の予定次第だが……(^_^;)

それではみなさん、よい週末を(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、さば塩焼き(2切)、小松菜のおひたし

2017年

7月

20日

ビリヤードの日のひとりめし

今日は“ビリヤードの日”だそうである。

Wikipediaによると、「1955年のこの日に、国会でビリヤード場を風俗営業法の適用対象外とする法案が可決されたことを記念」して制定されたことになっている。1955年と云えば、昭和30年である。

ビリヤードは高校時代から好きだったが、あいにくわたいが高校時代を過ごした故郷には、ビリヤード場なるものがなかった。あったのかもしれないが、とても高校生が平然と入れる空気ではなかった。

そんなわけで、実際にビリヤードに興じはじめたのは、高校を卒業して大阪に出て来てからであるが、折悪しく、ちょうどその頃、『ハスラー2』の封切りによって、たちまち“ビリヤード・ブーム”なるものが巻き起こった。

しかしそこはよくしたもので、たしかに待ち時間は長くなったが、その分、ビリヤード場も増え、またビリヤードをする、あるいは、してみたい、と、欲する友人たちも増えた。

軽薄なブームにも、それなりに長所はあるようである。

もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

ビリヤードの球の色鮮やかさとも、ビリヤード台のラシャの美しさとも、まるで縁のない、いたって殺風景な食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

梅じそささ身天は、云わずと知れた、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。梅じそのサッパリ感が、この季節にピッタリである。しかし、6個はいかにも多かった。おかげで、小松菜のおひたしを入れる余地がなくなった。

小松菜のおひたしは、昨日帰宅してから、大慌てで料理ったものである。肉や魚はなくてもガマンできるが、野菜がないのはガマンできない。

たとえ申し訳程度でも、野菜は摂取するべきなのである。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、梅じそささ身天、小松菜のおひたし

昨晩食の献立に引き続き、考えられないような、質素粗略なる献立である。

ぶっかけ冷しうどんが、味噌汁の代りである。関西人以外の人物は、こう云った、「ご飯+うどん」であるとか、「ご飯+焼そば」であるとか、「ご飯+お好み焼き」であるとか云った、いわゆる“炭水化物セット”に馴染みがないようである。

わたいもあまり、馴染みがあるとは云えないが、それはわたいにとって、うどん、そば、スパゲッティなどの麺類や、お好み焼きなどは、「主食」とか「おかず」とか云うカテゴリィに属するものではなく、もっぱら、「おやつ」なのである。

もちろん、ラーメンも、である。

そう云えば、先に挙げたいわゆる“炭水化物セット”に顰蹙する(あるいは驚愕する)、関西人以外の人物でも、「炒飯(チャーハン)+ラーメン」は馴染みがあるだろう。ならば、関西風の“炭水化物セット”にしても、さほど驚くにも、顰蹙するにも、忌避するにも、及ばないのではあるまいか。

 そう考えれば、味噌汁の代用にうどんをつけたところで、なんら異とするには当たらない(?)

 

献立:玉子麦飯、ぶっかけ冷しうどん、コロッケ(4個)、得盛フレッシュサラダ(深煎りごまドレッシング)、納豆、味付海苔

2017年

7月

19日

弐千円札発行の日のひとりめし

タイトルを見て、「そう云えば、そんなのがあったなぁ」と、懐かしく思い出されるお方も多いかもしれないが、厳密に云えば、「あった」のではなく、現在でも「ある」のである。

もっとも、お目にかかることは、めったにない。使用することも、受け取ることも、ほとんど、ない。ほぼ、「幻のお札」である。

弐千円札は、2000年(平成12年)の今日、第26回主要国首脳会議(いわゆる沖縄サミット)と、西暦2000年のミレニアムを記念して発行された。

発行の経緯からして、流通紙幣、と、云うよりは、記念紙幣である。

表面に守礼門が、裏面に源氏物語絵巻の絵図と詞書、それに紫式部の肖像が描かれており、デザインとしては好きな図柄なのだが、お目にかかる機会がないことには、如何ともしがたい。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

弐千円札のみならず、他のお札にも縁のなさそうな、いかにも簡素な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

塩ホルモン唐揚げは、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。

ブロッコリの塩昆布あえは、例によって例の如く、以前に湯掻いて、冷凍保存しておいたものである。

既にお察しかも知れないが、この三連休は、よんどころない事情により、料理をする時間がなかった。

したがって、今週の献立は、いつにもまして、拙いものである。

ハッキリ云ってしまえば、近所のスーパーで仕入れる惣菜がほとんどである。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、塩ホルモン唐揚げ、ブロッコリの塩昆布あえ

云うまでもないことだろうが、鶏もも肉の唐揚げは、近所のスーパーで買ってきた、惣菜である。
特盛フレッシュサラダも同様である。
昼にも記したようなわけで、今週は思いっ切りの手抜き献立である。
それならそれで、こんなときぐらいは……、と、魚を食べたかったのだが、そこはそれ、間の悪いときは仕方のないもので、こんなときにかぎって、魚の惣菜がない。
困ったものである……。

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ)、鶏もも肉の唐揚げ、得盛フレッシュサラダ(和風ごまドレッシング)、納豆、味付海苔

2017年

7月

14日

ビリー・ザ・キッドの命日の日のひとりめし

1881年(明治14年)の今日、名高い無法者ビリー・ザ・キッドが、友人でもあった保安官のパット・ギャレットに射殺された。享年、21歳であった。

21歳で21人を殺害したと云われる彼の伝説は、多くの小説やとりわけ西部劇映画によって、現在までも語り継がれている。

彼の生涯に匹敵する合衆国西部の伝説的人物と云えば、ワイアット・アープくらいではないだろうか。ジェシー・ジェイムズも、ブッチ・キャシディも、バット・マスターソンも、みな実在の人物で、その生涯、その活躍は伝説となって語り継がれているが、その知名度は、とてもビリー・ザ・キッドに及ばない。

ビリー・ザ・キッドとパット・ギャレットの映画は、それこそ数多くあるが、我が友:映ちゃんによると、『ヤングガン』(1998年)、『ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯』(1973年)、『左きゝの拳銃』(1958年)が、おススメ、だそうである。なお、『ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯』には、昨年ノーベル文学賞を受賞して物議を醸したボブ・ディランが音楽を担当し、自身も出演している。そう云う意味でも、面白かろうと思われる。

もちろん、そのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。

撃ち合いとも、裏切りとも、まるで縁のない、いたって平凡な食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

アスパラガスの豚肉巻きが、ちょうどなくなった。配分バッチリ、で、ある。

ただし、今回、配分バッチリだったのは、このお菜だけで、あとはまだあまっている。

本来休みの日は、外食することにしているのだが、この連休中は、これらあまったお菜を消化せねばなるまい。

なお、朝食時の記事に書き忘れたのだが、このWebsiteの「A Stady in Creation(創作の広場)」に、そして、同名のBlog「ろ~りぃ&樹里とゆかいな仲間たち」の「小説もどき」内に、ビリー・ザ・キッドとパット・ギャレットの対決を題材にした小編『保安官事務所の決闘』が所収されているので、よろしければ連休中のお慰みに、ぜひご一読ください。

それではみなさま、来週まで、ごきげんよう(^_^)/

2017年

7月

13日

オカルト記念日の日のひとりめし

今日は“オカルト記念日”であるらしい。

1974年(昭和49年)の今日、「オカルトブームの火つけ役となった映画『エクソシスト』が日本で初公開されたことに由来」するそうである(Wikipediaより)。

たしかに、『エクソシスト』は世界中で大ヒットした。

無垢な少女が、なんの理由もなく悪魔に憑依される。次第に面相が醜怪になり、絞首されているような声で卑猥な言葉を喚き散らす。

とりわけ、その少女の首が180度動いて、真後ろを向く場面などは、多くの観客に阿鼻叫喚をあげさせたものである。

この作品以降、同工異曲のオカルト映画が量産され、しかもその内容はいよいよ希薄になり、表現はグロテスクになっていき、ホラーの、スプラッターのと、もてはやされるようになったのは、ご存じのとおりである。

もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

怖くも恐ろしくもない、いたって平和な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト)

昨日の豚ばら肉巻きは、焼くときに油を引き忘れたためか、焼いているときに閉じ口が開いてしまったり、妙に焦げ付いたりした。

今日のは、ちゃんと油を引いて焼いたので、焼き加減と云い、見栄えと云い、バッチリである(?)。

いくら油(oil)が健康をスポイル(spoil)する、と、云っても、まったくなし、と、云うわけには、いかないのである。

それにしても、この太さのアスパラガスが3本で100円(税抜)とは、お買い得である。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、アスパラガスの豚ばら肉巻き(4個)、小松菜のわさび和え

オクラと長芋の梅肉和えの味の滲み具合にバラつきがある。
上手く味が滲みていると、梅肉と醤油のサッパリした風味が清涼感をもたらして、この時季に相応しい味わいとなる。
中華ドレッシングは今季初めて使った。少しピリ辛かった。中華ドレッシングも、少量かけるだけでいいようである。
夏は冷奴、冬は湯豆腐、しかも、他の料理の食材ともなり得る、豆腐はまことに重宝な食材である。しかも廉価で、栄養が豊富であることは、“畑の肉”と称される大豆をその原材料としていることからも、明らかであろう。
大豆を主原料とする食料と云えば、納豆もそうである。豆腐、納豆、いずれも、日本が世界に誇る食品である。関西人は納豆に馴染みがないようだが、勿体ないことである。これほどに廉価で栄養豊富な食料は、滅多にあるものではない。かかる食物を忌避して、高価にして栄養乏しくないばかりか、むしろ健康によろしくないステーキなどを食したがる奴輩の気がしれない。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、長ねぎ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…中華ドレッシング)、オクラと長芋の梅肉和え、冷奴(青じそドレッシング)、納豆、味付海苔

2017年

7月

12日

ローリング・ストーンズ記念日の日のひとりめし

今日は“ローリング・ストーンズ記念日”だそうである。

1962年(昭和37年)の今日、「ストーンズがロンドン・マーキークラブで初のライブを行ったことを記念」して、制定されたものだそうである(Wikipediaより)。

不明にして、ストーンズの楽曲としては、「サティスファクション」と「黒く塗りつぶせ」くらいしかしらないが、そのレジェンドとしての伝説や逸話によって、なかなか好きなグループである。

ビートルズの、一般受けするような、どこか“いい子ちゃん”的なイメージより、通好みの印象を与える、どこか悪魔的なイメージのストーンズのほうが、ときによっては、好もしく思える。

もちろん、そのことと、わたいの弁当の中身とには、なんらの関連もない。

今朝は寝過して、朝食を喫するヒマがなかった。半熟卵2個と、バナナ2本を慌ててつめこんで出てきた。したがって、朝食の写真はなし、で、ある。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、アスパラガスの豚肉巻き(3個)、小松菜のわさび和え

いかにも 夏向きの、健康的な献立なのだが、明らかに、動物性タンパク質が不足している。なにしろ、玉子麦飯の卵だけなのだ。

焼魚や焼肉の1品も付けたいところだが、そうすると、全体の量が多くなる。ならば、生野菜サラダや即席みそ汁それ自体の量を減らせばよかろう、と、云われるかもしれないが、そうすると、食材があまるのである。実際、生野菜サラダの量など、朝晩食べても、10日~2週間くらいは保つのではないか、と、思われるほどである。

結論として、やはりいままでどおり、動物性たんぱく質の摂取は、昼の弁当と、週末の外食に依存することになる。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオンドレッシング)、オクラと長芋の梅肉和え、冷奴(馬路村のポン酢)、納豆、味付海苔

2017年

7月

11日

真珠記念日の日のひとりめし

今日は真珠記念日である。
1893年(明治26年)の今日、「御木本幸吉夫妻が初めて真珠の養殖に成功したことに由来」して制定された。
御木本夫妻の養殖した真珠、いわゆる“ミキモト・パール”は、世界中で評判となった。小説『OO7は二度死ぬ』の中で、日本に潜伏中の宿敵ブロフェルドが、隠れ家に潜入したボンドの正体を見破ったイルマに、「君には最高級のミキモト・パールを買ってやらなくちゃなるまいな」と、ご機嫌になる場面がある。
ことほど左様に、“ミキモト・パール”の名は知られているのである。
現在でも鳥羽市のミキモト真珠島は、観光地、レジャー施設として、多くの観光客を集めている。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
真珠とも、他の宝飾品類とも、まったく無縁の、いたって殺風景な献立である。
なんですと? 真珠はなくても、頭の中が“パール”だろうって? それは故・牧伸二さんのネタじゃ!

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

鮭の幽庵焼き風、今回は上手い具合に焼きあがった。味付けも塩辛くなく、イイ感じであった。わたいでも学習するものと見える。じつは晩飯のお菜にしようと思っていたのだが、予定より弁当のお菜が少なくなったので、急遽、弁当に廻すことにした。晩は晩で、タップリと量があるので、さほど困らない。もっとも、ほとんどが野菜だが……。

小松菜のわさび和えが少しく味が薄い。和えるだけではなく、しばらく漬込むようにしたほうがいいのかもしれない。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

何度も記しているように、野菜は極力摂取する方針である。たとえ、献立に変化が乏しくなろうとも、である。
オクラと長芋の梅肉和えが加わったので、晩だけで8種類、昼も入れると、9種類の野菜を摂取している勘定になる。朝食の野菜サラダは、晩のそれと同じなので、量はともかく、種類としては変わりない。
それにしても、1日9種類とは、我ながら上出来である。納豆とともに、ネバネバものが重なったが、健康によろしいものは、いくら摂取してもよろしいのである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、長ねぎ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…深煎りごまドレッシング)、冷奴(青じそドレッシング)、オクラと長芋の梅肉和え、納豆、味付海苔

2017年

7月

10日

浅草寺ほおずき市の日のひとりめし

今日7月10日は、浅草寺ほおずき市の日である。昨9日もである。

この日にお参りすると、4万6千日お参りしたのと同じ効験があるそうである。

4万6千日と云えば、ほぼ120年である。毎日お参りしたとしても、一生分以上である。セコイ話だが、余った分は、どこかに加算されるのであろうか?

ちなみに、さだまさしさんの「ほおずき」と云う歌は、この浅草寺のほおずき市が背景になっているそうである。

もちろん、そのことと、わたいの弁当の中身とには、なんらの関連もない。

イワシの天麩羅は、金曜日に買ってきたものの、土・日で食べ損ねた余りものである。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、イワシの天麩羅(2尾)、小松菜のあわび和え

天重+うどん(弁当)は、金曜に買ってきたもの、土・日で食べ損ねたものである。
時節柄、冷蔵庫を過信してはいけないことは十分承知しているが、賞味期限が2日前なら、充分食べられる許容期間である。冷蔵庫を過信するのもよくないが、賞味期限・消費期限にあまり神経質になるのもよろしくない。いつぞや、ウェブサイトを見ていると、自分で作った料理の消費期限を質問している人がいた。なかなかのユーモリストである。
小松菜のわさび和えは、昼のおかずの残り物である。弁当に入りきれなかったのだ。

 

献立:天重+うどん(弁当)、即席みそ汁(わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、冷奴(馬路村のポン酢)、小松菜のわさび和え、納豆

2017年

7月

07日

七夕の日のひとりめし

今日7月7日は、云わずと知れた、七夕の日である。

織姫彦星、或いは牽牛織女伝説として、日本では最も知名度の高い伝説の一つである。

この伝説も御多分に漏れず、奈良平安の古に中国から伝わって、長い年月をかけて定着し、その間に徐々に、日本化されて行った。

例えば、短冊に願い事を書いて、笹の葉に見立てて結びつける、と、云うのは、日本の風習であって、本家本元の中国では、5色の糸を飾るのだそうである。

短冊に願い事を書くのも、もともとは裁縫手芸の上達を願うことからはじまり、やがて芸事一般に広がったものらしい。

なお、仙台地方などでは、この七夕の日には、素麺を天の川に見立てて食する習慣があるらしい。

もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。

わたいの生活に織姫織女が無縁であるように、素麺も出てこない、いつもながらの献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、グレープフルーツ・ジュース

久しぶりにブリの照焼きを料理ったが、不覚にも焦げ付かせてしまった。やはり小まめに料理っておかないと、カンが鈍るものと見える。
“これぐらい”と云う思い込みは、なんにつけても御法度! と、云うことであろう。
さて来週であるが、これと云って、めぼしい計画はない。夏場は積極に料理しようと云う気にならない。食欲自体減退するし、火を使用する気にもならない。それでも食わぬわけにはいかぬので、なんなと用意するだけの話である。いささか言い訳めくが、こんなわたいでも、夏には夏なりの献立がある。さてさて、それがどんなものになるのやら……。
それではみなさん、体調を崩しやすいこの時季、御健康に気を付けられて、来週まで、ごきげんよう(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、ブリの照焼き(2切)、茹で人参

2017年

7月

06日

モーパッサンの命日の日のひとりめし

今日はフランスの作家、ギ・ド・モーパッサンの命日である。

モーパッサンは短編の名手として、また、自然主義の代表作家として知られている。

彼の作風は日本の作家にも大きな影響を及ぼしたが、同じ“自然主義”と云い、ゾラやモーパッサンから影響を受けた、と、云っても、その内容風格はまるで違うことを、ぜひ知っておいていただきたい、とは、我が友:散作の言である。

ゾラやモーパッサンの作品に感激して日本の自然主義作家の作品に手を伸ばし、結果、失望する分にはまだいいが、日本の自然主義作家の作品を読んで、ゾラやモーパッサンの作品内容やその風格を推し量るのだけは、やめていただきたい、と、云うのである。

彼我の差異は、同じ牛肉とは云っても、佐賀牛や伊賀牛などの日本の牛肉と、廃棄されたトレーラーのゴム・タイヤを思わせる米国産の牛肉とのそれよりも、はるかに大きい、と、云うのが、散作の評である。

もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。

自然食品ではないかもしれないが、そもそもわたい自身、オーガニックであろうが、タイタニックであろうが、さして関心のない人間なのである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース

さばの塩焼きは、当然のことながら、 近所のスーパーで買ってきた惣菜である。

以前にも書いたかもしれないが、鯖のみならず、鮭、鰺、鰯、秋刀魚、鰤、鱈、等々、魚類は種類を問わず、大好物である。

茹で人参が、さすがに尽きかけてきた。ブロッコリもなかった。

そろそろストックしておかねばなるまい。もっとも、人参やブロッコリに限らず、たいがいの野菜は冷凍保存できるそうだから、良い世の中になったものである。

ところで、先に記した魚類の読みだが、みなさん、お解りになられるだろうか? 日頃よく用いる魚ばかりなので、さして難しくはないはずである。

ひょっとすると、“なめとんか!”と、怒られるかもしれない。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、さば塩焼き(2切)、茹で人参

云うまでもないかも知れないが、牛肉コロッケは、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。現場製造直売なので、けっこう旨い。と、云うよりは、不味くはない。何度も書いているが、やはりコロッケと鶏の唐揚は、我が母の手になるそれが、いちばん、美味い。
これはなにも、身びいきゆえの意見ではないようで、過日実家に帰って聞いたところによると、近所の集まりでも、ウチの(母者の手になる)コロッケは、神戸の某有名店のテイク・アウトのそれよりも、はるかに美味い、と、評判だったそうである。
冷奴ににんにくみそ、と、云う取り合わせは、意外の感をもたれるかもしれないが、これまた意外に合うのである。このにんにくみそは、残念ながら、我が家の自家製ではなく、amazonで購入したものである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐)、牛肉コロッケ(3個)、得盛フレッシュサラダ(イタリアン・ドレッシング)、冷奴(にんにくみそ)、納豆、味付海苔

2017年

7月

05日

ビキニスタイルの日のひとりめし

今日は“ビキニスタイルの日”である。
1946年(昭和21年)の今日、「フランスのルイ・レアールがビキニスタイルの水着を発表したことを記念」して制定されたものである(Wikipediaより)。
ビキニ、と、云うと、いかにも近頃の水着のようであるが、意外なことに、似たようなスタイルの水着は、かなり古くから存在していたのである。碩学、丸谷才一氏によると、「1935年の『ヴォーグ』には、ビキニを着た女がウォーター・スキーをしてゐる写真が載ってゐ」るそうである(丸谷才一、『青い雨傘』収中「水着の女」より)。
ところが、同書によると、1930年代からさらに遡ること1500~1600年前、古代ローマ期(4~5世紀頃)のモザイク画に、ビキニスタイルの女性の絵が描かれている、と、云うのである。
そう云われてみれば、わたいも古代ローマの芸術作品を配した写真集で、そのような絵を見た憶えがある。
丸谷氏は、「ヴァレリーは、『古代にも、中国にも、日本にも、モデルニテ(現代性)はあつた』と述べたけれど、たしかにその通り」と、述べておられる。
これは「モデルニテ」と云うよりは、見出された「共通性」に、現代人が、「モデルニテ」を感じた、と、云うことだろう、と、思うのだが、そんなことはどうでもよい。そんなことは、わたいの食卓に並ぶ献立とは、なんらの関連もない。
モデルニテとも、ビキニスタイルとも、まったく無縁の、いたって殺風景な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース

あじの大葉フライは、例によって、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。
このところ魚にご無沙汰だったので、買う惣菜が魚づいている。焼魚やフライ、揚げ物類は、やはり惣菜になってしまう。宅で料理るのが面倒だからである。
第一、夏にそんなもの、料理れるとしても、まず料理る気にならないだろう。
ふりかけが鮭なのは、偶然である。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、あじの大葉フライ、茹で人参

晩御飯のお菜に、妙にアジフライを食べたくなったので、帰りに近所のスーパーで買って帰った。
思えば昼夜と、同じ傾向の主菜となってしまったが、まるでかまわない。昼夜の主菜が同一で、それが一週間続いても、一向に苦にならない。
考えてみれば、わりと便利な性格である。
今日は冷奴に、青じそドレッシングをかけた。以前にも書いたが、このドレッシングはなんにでもかけられる、非常に重宝なドレッシングである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(長ねぎ)、アジフライ(2尾)、得盛フレッシュサラダ(深煎りごまドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

7月

04日

みず谷なおきさんの誕生日の日のひとりめし

今日7月4日、と、云えば、アメリカ合衆国の独立記念日として有名だが、わたいが高校時代に大好きだったコミック、『人類ネコ科』や『ブラッディエンジェル』などで有名な漫画家、みず谷なおきさんの誕生日でもある。
死のさわやかな画風、作風、質が高く品の佳いギャグ、キャラクターの魅力などによって、わたいたちは好んで氏の作品に読み耽ったものである。
氏は「病弱のため寡作だった」と云うが(Wikipediaより)、寡作であったのは、「アシスタントを使わず、あくまで自分一人で原稿を描くことにこだわったため」(Wikipedia)でもあろう。
氏は1960年(昭和35年)のお生まれだったが、1999年(平成11年)2月8日、38歳の若さで急逝された。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
バナナがない以外は、いつもと変わらぬ、相変わらずの献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース

さばの塩焼きは、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。
先週は酷く体調を崩していたため、このBlogもすっかりご無沙汰であった。乞う、ご寛恕m(__)m
とうぜん、料理もできていないわけである。
そんなわけで、茹で人参も、以前に冷凍保存しておいたものである。こんなとき、冷凍保存の利く献立は便利である。
そんなわけで、朝食の食卓に、バナナがなかったのである。
そんなわけで、今週はほぼ手抜き、スーパーの惣菜のオンパレードとなるだろう。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、さばの塩焼き(2切)、茹で人参

そんなわけで、サラダもぶりの照焼きも、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。
サラダにはすりおろしオニオンドレッシングを、冷奴には馬路村のゆずポンをかけた。
それにしても、意地でもサラダを食おうとするのは、我ながら、リッパである(?)

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(しじみ)、得盛フレッシュサラダ、ぶり照焼き(1切)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

23日

『虞美人草』連載開始の日のひとりめし

1907年(明治40年)の今日、朝日新聞紙上において、夏目漱石による『虞美人草』の連載が開始された。

同年2月に一切の教職を辞して朝日新聞社に入社し、職業作家としての道を歩み始めた漱石にとって、その第1作となる作品であった。

作品は大好評を博し、連載は10月二十九日まで続けられた。連載中、三越百貨店は“虞美人草浴衣”を売り出し、某宝飾店は“虞美人草指環”を発売して、売上げを伸ばした、と、云う。

漱石の作品中でも、“失敗作”、“二流の作品”と位置付けられる『虞美人草』だが、その“失敗”たる所以、“二流”であることの理由は、いまだ明確に分析綜合されていない。散作によると、課題・問題として、意識の俎上にも上っていないだろう、と、云うことである。いわんや、“失敗”であり、“二流”でありながら、なおそこに潜んでいる思想の奥深さ、その魅力においておや、で、ある。

散作が、「いずれそのことも書かにゃあな」と、のたもうているが、はてさて、いつのことになるのやら……。

もちろん、そのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。なんの変哲もない、いたって平凡な献立である。

ところで、今年は、漱石生誕、150周年である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

鮭の塩焼き、と、云えば、聞こえはいい(?)が、なんのことはない、パックの切身をそのまま焼いただけである。もちろん、パックからは取り出した。

クッキング・シートを敷いて、フライパンで焼いたのだが、見事に焦げ付かせてしまった。クッキング・シートなら焦げ付かないだろう、と、思っていたのだが、そんなに甘いものではないようだ。火力の加減が悪かったのだろう。

とまれ、今週分のお菜は、これですべて消費した。

さて、来週の献立だが……。今回はめずらしく、構想がほぼ固まっている。後は、販売価格、ならびに、土・日のヤル気の問題である。

願わくば、低廉で、ヤル気も時間もたっぷりあらんことを!

それではみなさん、来週まで、ごきげんよう(^_^)/

 

献立:麦飯(塩昆布)、鮭の塩焼き(2切)、小松菜のわさび和え

2017年

6月

22日

憲政党結党の日のひとりめし

1898年(明治31年)の今日、板垣退助率いる自由党と、大隈重信率いる進歩党が合同して、憲政党が誕生した。

当時政権の座にあった伊藤首相をはじめとして、いわゆる藩閥政治家の代表者たちにとっては、一大敵国とも云うべき勢力の誕生であった。

これにより、従来のいわゆる藩閥政治に限界を感じ、みずから新党結成を目論んでいた伊藤は、内閣総辞職を断行し、ここに日本史上初の政党内閣、いわゆる隈板内閣が成立したのである(隈板内閣の成立は、同年同月の30日)。

この内閣の命脈は、わずか132日(約4ヶ月)しか保たなかったが、それでも宇野内閣よりは長続きした。

もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

相も変わらずの献立で、下手な内閣より長持ちしていることだけは、たしかである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

ここのところ肉ばかりで、魚にはすっかりご無沙汰だった。

そんなわけで、久しぶりに鮭の幽庵焼き風を料理った。

料理り方はいたって簡単である。

ペーパータオルで鮭の水分を取り、はちみつ・酒・薄口醤油を混ぜ合わせたタレをかけて、冷蔵庫で1晩置く。フライパンにクッキング・シートを敷いて、中火~弱火で焼く。

それだけである。

前回、水出しのために塩を振って失敗した。今回は塩は振らなかった。

にもかかわらず、かなり鹹かったのは、タレが濃すぎたか、漬時間が長かったか、あるいはその両方か、だろう。

小松菜のわさび和えは、ひょっとすると、この夏中、料理り続けるかも知れない。廉価で、栄養豊富で、手間なく料理れて、しかも旨い!

云うことなし、の、献立である。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

イタリアン・ドレッシングは、どうも晩食のサラダには向かないようである。どちらかと云うと、朝食のサラダに向いているように思う。シーザーサラダ・ドレッシングもそうである。もっとも、ドレッシングにも、サラダとの相性があるらしいので、生野菜サラダに向かないドレッシングもあるのだろう。

サラダにも、温野菜サラダだの、海鮮サラダだの、それこそ、シーザーサラダだの、いろいろの種類があることを知らないわけではないが、邪魔臭いので、ご覧の生野菜サラダ以外には、料理る気になれない。

あともう少し、2~3種類、なにかを加えられれば、よりいっそう、野菜類を摂取できるのだが、なにかいい食材はないだろうか。安くて、栄養価が豊富で、料理る手間のかからない野菜が……。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…イタリアン・ドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

21日

スナックの日のひとりめし

今日は夏至であり、“スナックの日”である。

今日がなぜ、“スナックの日”であるか、と、云うと、「夏至の日に、餅を固くして食べる『歯固』という習慣があった」とにちなみ、スナック菓子のメーカーが提唱したことに由来するらしい(Wikipediaより)。

ちなみに、他のwebsiteを閲覧してみると、「歯固」とは、正月、若しくは生誕後100日目の行事であるらしい。

それがなぜ、夏至の日に記念日として制定されたかについては、わたいの知るところではない。

もっとも、「歯固」が、夏至の習慣であろうが、正月の儀式であろうが、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

今週は生野菜サラダがない。去る土曜日に購入した野菜の残存量によるものである。晩食用の野菜サラダだけで、なくなってしまったのである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

昨日は失敗したオクラの豚バラ肉巻きであるが、今回は少しはマシになった。とは云え、やはり巻きつきが甘いのは否めない。なにしろ、肉厚が厚いのである。やはり肉巻き用には、薄切りでないと不可ない。

小松菜のわさび和えは好調である。小松菜のシャキシャキした歯ごたえに、タップリした水分、そしてわさびのサッパリした爽快感……。これからの鬱陶しい季節には、最好最適の献立である。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、オクラの豚バラ肉巻き、小松菜のわさび和え

たしかに、ヘアー・スタイルは1枚刈り(3㎜)の坊主頭だが、別に出家を気取っているわけでもないし、精進料理に凝っているわけでもない。第一、この献立では、とても、精進料理とは云えないだろう。

ただ、動物性タンパク質が、いかにも少量であることは否めない。

豆腐、納豆と、日本が世界に誇る、高品質のタンパク源を摂取しているとは云っても、動物性タンパク質を摂取しなくてもいい、と、云うわけではない。

それは解っているのだが、どうも料理る気がしない。

ここに魚の1品でも加えれば、たしかに、1汁3菜、と、云う、理想の献立にはなるのだが……。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、長ねぎ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオンドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

20日

球戯場の誓いの日のひとりめし

1789年の今日、ルイ16世治下のフランスにおいて、三部会の第三身分議員がヴェルサイユ宮殿の球戯場に集まり、憲法制定まで解散しないことを誓い合った。世に云う、“球戯場の誓い”あるいは“テニス・コートの誓い”である。
2017年の今日、某国の総理は在任中の憲法改正を目して力みかえっているようであるが、いわゆる改憲推進派の人々が今日集まるとしたら、どこに集まるのだろうか? この時季に相応しく、若々しい学園ドラマのイメージで、森友学園か、加計学園ではどうだろうか? 総理や官房長官はじめ、与党のみなさんにピッタリだと思うのだが……。
もちろん、そのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
疑惑とも隠蔽とも忖度ともまったく関連のない、家宅捜査も国策捜査も受けるはずもない、いたって平穏な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

オクラの豚バラ肉巻きをはじめて料理ったが、見事に失敗してしまった。
味付けではない。味付けは失敗しなかった(と、思う)。材料を買う時点で、失敗してしまったのである。
と、云うのも、安い、と、思って買った豚バラ肉が、なんと、“焼肉用”だったのである。
したがって、肉に厚味があり、オクラがうまく巻けない。なんとか巻き付けても、プライパンで焼いている最中に解けてしまう……(T_T)
まったく、“失敗の巻き”である。
値段ばかりでなく、身の厚薄もシッカリと見定めるべきである、と、それこそ、身に沁みて思い知った次第である。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、オクラの豚バラ肉巻き、小松菜のわさび和え

先週は10食分もできた小松菜のわさび和えが、今回は4食分しかできなかった。おなじ小松菜3束なのに……。
思うに、買った店によって、おなじ1束でも、その量が違うのであろう。あるいは、同じ店でも、仕入れどきによって、量に違いが出るかも知れない。
それにしても、10食分と4食分とでは、エライ違いである。
ために、今週の晩食には、小松菜のわさび和えは登場しない。それでも、1日9種類の野菜を摂取できている。夏であろうが、冬であろうが、野菜は極力摂取するつもりである。
それにしても、1日360gの野菜を摂れ、と、どこかでだれかが書いていたような気がするが、どうすればそれだけの野菜が摂取できるのかは、書いていなかった。はなはだ不親切なことである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…深煎りごまドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

16日

和菓子の日のひとりめし

今日は“和菓子の日”である。
例によって、Wikipediaから、その由来を引用する。
「平安中期の承和年間、国内に疫病が蔓延した。仁明天皇は年号を嘉祥と改め、その元年(848年)の6月16日に、16個の菓子や餅を神前に供えて、疾病よけと健康招福を祈ったとされる。
これを起源として、6月16日に厄除け・招福を願って菓子を食う「嘉祥菓子」の習俗が、さまざまに形を変えながら、平安期から中世・近世まで存続した。江戸幕府においては、6月16日を嘉祥の日とし、お目見え以上の身分のものには大広間で和菓子が与えられた。
全国和菓子協会は、こうした故事にちなみ、日本の食文化を正しく後世に伝え残すために一層の努力を積み重ねることを目的として、この記念日を制定した。」
――と、云うことだそうだ。
わたいは洋菓子も和菓子も、均しく好きである。医者に止められるほどの酒飲みなのに、甘いものが好きだ、とは、妙に思われるかもしれないが、好きなのだから、仕方がない。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
“和”菓子の日と云うのに、いたって“洋”風の、いつもながらの献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…塩)

長葱と人参の豚バラ肉巻きは、例によって、以前に下拵えして、冷凍保存しておいたものである。
こんなとき、冷凍保存のできる献立は便利である。
小松菜のわさび和えも、予定通り、消費できた。
さて、来週の献立だが、腹案はほぼ固まっている。もっとも、さして変わり映えするわけではない。ほとんど一緒、と、云ってもよかろう。
まぁそれでも、そこはそれ、なんとかあたたかい目をもって、お付き合い願いたいものである。
みなさま、来週もよろしく(^_^)/

 

献立:麦飯(万能ニラソース)、長葱と人参の豚バラ肉巻き(3個)、小松菜のわさび和え

2017年

6月

15日

SUKIYAKIの日のひとりめし

54年前(1963年-昭和38年)の今日、米国のビルボード週間ランキングで、「SUKIYAKI」が1位になった。
「SUKIYAKI」とは、みなさんご存じのとおり、「上を向いて歩こう」のことである。永六輔氏が作詞、中村八大氏が作曲、歌はもちろん、坂本九氏である。
それにしても、なにが悲しゅうて、「SUKIYAKI」なぞと云うタイトルを……。いつもながら、米国人の感性は、理解に苦しむ。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
米国人の感性とはおろか、SUKIYAKIとも、まるで縁のない、いつもながらの献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…塩)

鶏ささみの味噌漬けがなくなった。予定通り、順調に消費している。
それにしても、鶏ささ身の味噌漬けは旨い。わたいが料理ってさえ旨いのだから、他の人が料理れば、なお旨かろう。ぜひ一度料理ってみるよう、お勧めする。
関係ないが、親指シフトキーボードで打鍵っているのだが、まだ馴れが戻らない。以前、ローマ字打ちのほうが、早く打鍵てる。
親指シフトのほうが早く打鍵てる、と、云うのは、嘘っぱちである。要は馴れの問題で、馴れれば、親指シフトもローマ字打ちも、関係ないものである。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、小松菜のわさび和え

昨日で即席みそ汁がなくなったので、新しいのを買ってきた。4種類で24食分あるので、2食分づつ、使っていくつもりである。
冷奴には、青じそドレッシングをかけた。
オクラと長芋のねばねば和えは、チューヴの梅肉を入れたのだが、量が少なかったとみえて、いっこうに梅の味がしない。梅の香りもしない。今度料理るときは、思い切って、量を多くしてみよう。もっとも、そうすると、アッと云う間に、なくなってしまいそうだが……。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…イタリアン・ドレッシング)、小松菜のわさび和え、冷奴、オクラと長芋のネバネバ和え、味付海苔

2017年

6月

14日

ドナルド・トランプ大統領の誕生日の日のひとりめし

今日は世界一巨大なお騒がせ男、ドナルド・トランプ大統領の誕生日である。
しかし、これほど世界中を大騒がせさせている大統領も、古今東西、いなかったに違いない。一幕の喜劇としてみれば、たしかに、面白い見世物ではある。
彼のお騒がせぶりは、かの金正恩氏と云えども、敵うものではない。その意味では、まさに、好(?)一対、と、云えるだろう。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
良くも悪くも、なんの変哲もない、いたって平凡、いたって平和な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…塩)

豚肉の生姜焼きがなくなった。予定どおりである。
小松菜のわさび和えはまだある。
どちらも大好物な献立なので、一週間続いても苦にならない。
栄養面から観ても、梅雨の鬱陶しい気候の体力維持には、校歌のある食材である。
もっとも、梅雨入りしてから晴天続きで、いっこうに梅雨らしくない毎日ではあるのだが……。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え

冷奴に乗せているのは、にんにくみそである。豆腐は淡白なので、たいていのものが合う。淡白であり、タンパク質豊富、まさに、Wタンパクである。
冷奴も、暑くて食欲のなくなる時季には、ピッタリの食材である。夏には冷奴、冬には湯豆腐、しかも、麻婆豆腐や白和えなど、様々な料理に利用できる。じつに重宝な食材である。
即席みそ汁がなくなった。基本、インスタントものや冷凍食品は嫌い、と、云う以前に、それらを食そう、と、云う、発想自体が浮かばないことは、何度も記しているとおりだが、味噌汁やスープなどの、いわゆる汁物類だけは別である。これも、何度も記しているとおりである。
納豆がなくなったので、オクラと長芋のネバネバ和えを出した。このネバネバものも、健康によろしいことは、みなさんご存じのとおりである。
おかげで、晩だけで、9種類の野菜を摂ったことになる。
昼まで入れれば、10種類になる。豚肉の生姜焼きに、玉葱が入っているからである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、とろろ昆布、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、小松菜のわさび和え、冷奴、オクラと長芋のネバネバ和え、味付海苔

2017年

6月

13日

鉄人の日のひとりめし

今日が“鉄人の日”であるのは、1985年(昭和60年)のこの日、広島カープの衣笠祥雄が、それまで大リーグのルー・ゲーリッグが保持していた2130試合連続試合出場世界記録を更新したことを記念して、制定されたものである。
Wikipediaによると、「世界記録更新の前後には、『記録作りのために出場しているだけ』、『監督・コーチの温情』と批判する野球ファンも少なからず存在した」そうであるが、そう云う連中のことを、“心無い輩”と、称する。
勤め人や、家事を休めない主婦・主夫ならば、この記録の重みが解るはずである。
そして、氏が、“鉄人”と呼ばれる所以も。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
鉄人とも、28号とも、なんら関連のない、いたって平々凡々たる献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…塩)

前回はフライパンに油を引いて焼いたためか、味噌が焦げ付いてしまった。
今回はクッキング・シートを利用して焼いた。おかげで焦げ付かすことなく、見栄えよく(?)仕上がった。
もっとも、肝腎なのは、見栄えよりも味である。味も悪くはなかった。と、云うよりも、この献立で、味に失敗したことはない。
ただ、他人が口にしたら、どう云うか、保証の限りではないが……。
まぁ、幸か不幸か、他人がわたいの料理った料理を食することはあるまいから、その点は心配する必要もないが。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、小松菜のわさび和え

先日から生野菜サラダのレタスをサニーレタスにしていたのに、ずっと、“レタス”と、表記していた。朝の献立も、である。面倒くさいから、ここでお詫びすることにして、過去の記事は訂正しない。乞う、ご了承。
調べてみると、レタスよりも、サニーレタスのほうが、栄養価が高いそうである。そうとも知らず(精確には、忘れていただけなのだが)、ただ、廉い、と、云う、それだけの理由で、サニーレタスを買っていたのである。
冷奴に乗せているのは、万能ニラソースである。以前も記したように、これがなかなかイケる、のである。
それにしても、1日を通して摂取している動物性タンパク質が、玉子、鶏ささ身、そしてちりめんじゃこだけ、とは、いくらなんでも、少ないだろうか?

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、とろろ昆布、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオン・ドレッシング)、小松菜のわさび和え、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

12日

ロシアの日のひとりめし

今日6月12日は、“ロシアの日”である。「1990年のこの日、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国で国家主権宣言が採択されたことを記念」して制定され、「1994年からロシアの祝日と」なり、「1998年6月12日にエリツィン大統領が『主権宣言採択の日』から『ロシアの日』への改称を提案」して、現在に到る(Wikipediaより)。
わたいがこのことを知ったのは、最近ハマっているラジオ番組、「上坂すみれの♡をつければかわいかろう」によってである。
上坂すみれの♡をつければかわいかろう」にハマったのは、忘れもしない、今年の3月4日の深夜(だから、正確に云えば、3月5日のこと)のことである。
たまたまこの番組を聴いていて、話がひな祭りになって、パーソナリティの上坂すみれ嬢の口から、「う~ん、お雛様がロシア風になると、どうなりますかねえ。三人官女は、やっぱり、ブハーリン、カーメネフ、ジノーヴィエフですか?」と、云う言葉が出たときである。
学生時代にロシア文学を齧ったわたいとしては、まさに、ド真ん中ストライク、で、あった。
もちろんそのことと、わたいの弁当の中味とには、なんらの関連もない。
公約どおり(?)、先週と同じ、変り映えのしない弁当である。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え

小松菜のわさび和えを料理りすぎた。先週は2束で4食分だったので、今回は3束買ったら、10食分もできてしまった。いったいどういう勘定になっているのだろう。
そんなわけで、今週は小松菜のわさび和えが、昼の弁当にも晩食の食卓にも上ってくる。まあ、野菜はいくら食べてもいいだろうし、とりわけ小松菜やほうれん草などの青菜類は、必須である。わたいの尊敬する川島四郎氏は、毎夜500gのほうれん草を食しておられたそうである。
野菜を嗤うものは者は、病に泣く、である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、とろろ昆布、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト……深煎りごまドレッシング)、小松菜のわさび和え、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

09日

愛の日のひとりめし

季節は移り、朝もさほど寒くはなくなった。
卵を茹でる時間も、冬に較べて短くてすむようになった。こんなところにも、季節の影響があるのである。
季節の影響と云えば、起きるのもさして苦にならなくなってきた。
身体のリズムも、季節の運行によって影響されるものと見える。
しかし、季節は移り変わっても、わたいの食卓に並ぶ献立には、なんらの変化もない。精々、いつものプレーン・ヨーグルトが、ブルーベリー・ヨーグルトに代ったくらいである。
ちなみに、今日が“愛の日”であるのは、オトナの洒落である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

万能ニラソースを、御飯にトッピングしてみた。なかなかイケる。なるほど、名前に恥じぬ合致ぶりである。
ニラを細かく刻んで、市販の焼肉のタレを混ぜ合わせるだけなのだから、簡単なものである。それでいて、たいがいの献立には合うと云うのだから、重宝である。
小松菜のわさび和えがなくなったので、オクラと長芋のネバネバ和えを入れた。そのために昨夜、若干残しておいたのだが、どうやら残す量が少なかったようだ。と、云うよりも、最初に食べた量が多すぎたのだろう。なにごとにも、配分、と、云うものがある。
さて、来週であるが、来週はいつにもまして、変り映えのしない献立のオン・パレードになりそうである。新しい料理に挑戦しよう、と、云う気が失せてきたからでもあるし、なにより、まだ残っているものがあるからである。
そんなわけで、乞う、ご期待、とは、いかないが、ともあれ、来週もよろしく、お願いいたしますm(__)m

 

献立:麦飯(万能ニラソース)、豚肉生姜焼き、オクラと長芋のネバネバ和え

2017年

6月

08日

ヴァイキングの日のひとりめし

今日は“ヴァイキングの日”だそうである。“ヴァイキング”とは云っても、そして“ろ~りぃの食卓”だからと云っても、“食べ放題”のことではない。
北欧の海賊のヴァイキングである。なぜ今日が“ヴァイキングの日”かと云うと、793年の今日、「北欧の海賊ヴァイキングの活動が最初に記録に現われた」からである(Wikipediaより)。793年と云えば、日本では京都への遷都が行われる1年前のことである。意外と新しい。
映ちゃんによれば、『ヴァイキング』と云う映画があって、カーク・ダグラス、トニー・カーティス共演で、なかなかに面白い作品らしい。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。量は多いかも知れないが、食べ放題ではない。もちろん、海賊の献立でもない。
ちなみに、食べ放題形式の食事を“バイキング”と称するのは、「日本初の食べ放題レストランの店名が『バイキング』であったことに由来する」のだそうである(これまた、Wikipediaより)。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

久しぶりに鶏ささみの味噌漬けを料理った。表面が焦げているのは、味噌をシッカリ落としていなかったためである。鶏ささみの味噌漬けは、何度も書いているように、職場の女性に教えてもらった。いまではすっかりお気に入りの献立である。
小松菜のわさび和えがこれでなくなった。菠薐草より小松菜のほうが廉ければ、来週も料理るつもりである。ほうれん草のほうが廉かったらって? もちろん、菠薐草のわさび和えを料理るのである。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、小松菜のわさび和え

冷奴にかけている(乗せている?)のは、万能ニラソース、で、ある。料理レシピの某サイトで見つけた。なかなかイケる。投稿者によると、サラダや肉料理にも合う、と、云うことである。明日の弁当のふりかけ代わりに使ってみようと思う。
イタリアン・ドレッシングをかけすぎた。ドレッシングの味がきつくなって、野菜本来の味わいがかなり損なわれてしまった。イタリアン・ドレッシングは、少量で充分である、と、学んだ。
人生なにごとも学問である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…イタリアン・ドレッシング)、オクラと長芋のネバネバ和え、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

07日

2017年梅雨入りの日のひとりめし

今日、近畿圏が梅雨入りした。昨年より3日遅い梅雨入りである。いよいよ鬱陶しい季節の到来である。
梅雨はイヤだ。傘を持つのは億劫だし、濡れるのはかなわないし、身体は蒸れるし、洗濯物は乾きにくいし、休日に降ると蒲団が干せないし、食べ物は腐りやすくなるし……、まったく、ロクなことはない。
しかしこの時季にシッカリ降ってくれないと、野菜にしろ、米にしろ、値段が上がってしまう。やはり季節季節に相応しい気候でないと、上手く行かないようにできているのだ。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
梅雨であろうが、土用であろうが、正月であろうが、盆であろうが、まったく同じ、なんら変わり映えのしない、いつもながらの献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト… 青じそドレッシング)

わたいの格言に曰く、「献立に 困ったときは 生姜焼き」
ここで云う“生姜焼き”とは、“豚肉の生姜焼き”のことである。
今回は忘れず、玉葱を混ぜた。玉葱があるとないとでは、豚肉の栄養の引き出し具合い、ひいてはその摂取具合いにも多大なる影響を及ぼす。
以前にも書いたが、豚肉の生姜焼きは、大変に調法な献立である。
小松菜のわさび和えはすっかり気に入った。当分続くものと思う。青い菜は積極に窃るべき食材である。さまざまなバリエーションを習得して、できるだけ欠かさぬように摂取したいものである。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え

冷奴に、にんにくみそを乗せた。以前にやってみて、案外美味しかったのである。ちなみに、昨日は馬路村のゆずポン、一昨日は青じそドレッシング、だった。
献立は変り映えしないが、ドレッシングとか薬味(?)とか漬物とか、そう云ったところで、微妙に変化をつけているのである。
さりげないところでさりげなく変化をつける、それが“粋”と、云うものである。
それはいいとしても、献立に変化がないと、書く内容に困ってしまう。なにか新ネタを考えないと、行き詰りそうな気がする。困ったものである。

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…深煎りごまドレッシング)、オクラと長芋のネバネバ和え、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

6月

06日

楽器の日のひとりめし

今日は“楽器の日”である。「芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることから」、この日になったらしい(Wikipediaより)。同様の理由で、“お稽古の日”でもあり、“いけばなの日”でもある。
楽器と云えば、わたいのギターは、いっこうに上達のきざしを見せてくれない。いつからギターの練習をはじめたのか、記憶にないが、どうやら6月6日からではなかったようだ。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
芸事ではないが、願わくば、料理を始めたのは、6月6日からでありますように……。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

鮭の幽庵焼き風が少し塩辛い。塩をまぶして水分を拭き取る、と、書いてあったのが、どうやらその必要はなかったようだ。なんでも本に書いてあるとおりにすればいい、と、云うものでないのは、料理も育児もおなじようだ。
小松菜のわさび和えは気に入った。今回は湯掻きかたもバッチリで、小松菜特有のシャキシャキ感、その歯ごたえが、しっかり残っている。この湯掻き時間を忘れまいゾ。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

オクラと長芋のネバネバ和えは、今日帰宅してから料理った。
まな板に塩をまぶしてオクラを転がし、髭取りをする。湯を沸かしてサッと湯掻く。そのオクラを輪切りにする。長芋は短冊切りにする。ボウルに梅肉とめんつゆを入れ、オクラと長芋を入れてよく混ぜる。
――以上が料理り方である。
ネバネバものが、納豆とともに、重なったが、身体に良いものは、いくら摂っても良いものである。
おかげで、野菜も、8種類、昼の弁当も勘定に入れれば、9種類摂ったことになる。我ながら見事な健康献立である。
惜しむべきらくは、肉や魚などの、いわゆる動物性タンパク質に欠けることである。しかし、玉子を摂っているし、植物性タンパク質は充分(納豆、冷奴)なので、これはこれで、よし、と、しよう。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオン・ドレッシング)、オクラと長芋のネバネバ和え、冷奴、納豆、ニラのおつまみ、味付海苔

2017年

6月

05日

芒種の日のひとりめし

今日は二十四節気のひとつ、「芒種」である。芒種とは、Wikipediaによれば、「芒(のぎ)を持った植物の種をまく頃」であり、コトバンクによると、「麦の刈入れや稲の植付けに適した時期」とある。
いかにも農耕民族らしい季節区分である。
もっともそのことと、わたいの弁当の中身とには、なんらの関連もない。
なるほど、主食は麦飯であるが、これはなにも、今日に限ったことではない。
久しぶりに、鮭の幽庵焼き風を料理った。久しぶりにしては上手く行った。やはり田舎の友人の忠告にしたがって、油を引いて焼いたのがよかったようだ。他人の云うことは素直に聞くものである。たまには。
小松菜のわさび和えは、今回の“踊るヒット賞”である。
小松菜のシャキシャキ感と、わさびのサッパリした味わいがみごとにマッチして、いかにも夏らしい、さわやかな献立となっている。
これは当分、続きそうだ。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

晩食は変り映えしない。夏場はこの献立にほぼ固定される。
ニラのおつまみは、こないだ実家に帰ったときに、教えてもらったものである。精確な名前は知らない。たぶん、名前などないのだろう。
フライパンに多めの油を引き、3~5cmに切ったニラを手早く炒める。酒、みりん、薄口醤油で味をつけ、火を止めて、ちりめんじゃこをまぶす。
これだけで、3杯は御飯が食べられる。重宝な献立である。これからもボチボチ料理り続けていこう。食欲のないときでも、けっこう御飯が進むこと、請け合いである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、冷奴、ニラのおつまみ、納豆、味付海苔

2017年

6月

02日

イタリアワインの日のひとりめし

今日は“イタリアワインの日”だそうである。今日が、イタリアが王政を廃して共和制に移行したことを記念する日であることから、イタリアワインをPRしようと、この日をイタリアワインの日として定めたのである……らしい。
いまでこそ、ドクター・ストップがかかって、アルコール類は控えざるを得なくなっているが、往時は結構、いただいたものである。
バーボンがお気に入りだったが、その他にも、ビールは勿論、スコッチ、アイリッシュ、テキーラ、ラム、ジン、ウォッカ、そして各種のカクテル、と、ほとんどのアルコールは口にしたが、最後まで馴染めなかったのが、日本酒とワインである。
現在でも、ワインは、好んで飲もうとは思わない。ワイン好きの方には申し訳ないが、あんなもののどこが旨いのか、理解に苦しむ。
もっとも、酒などと云うものは、しょせん嗜好品に過ぎないのであって、各自個々人が、その好みに応じて嗜めばよいのである。
なにも勿体ぶって、“ワインなら……”などと、にわか仕込みのウンチクをひけらかすには及ばない。にわか仕込みでなければ、なおさらそんなことを云々するは、ヤボの極み、と、云うヤツだろう。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
アルコールとはもちろん、ワインのイメージさせる優雅さなどとも無縁の、いたって平凡な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ2本、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

これでピーマンの肉詰めがなくなった。小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めは、まだ1食分残っているが、これは土・日で片付ける。
まずまず順調な消費である。
さて、来週はどんな献立になるか、まだ決めかねている。と、云っても、晩食の生野菜サラダは、夏場の定番であるから、これは確実である。
問題は主菜、それも、弁当のおかずである。いっそ、スーパーの惣菜ですまそうか。それも一興であろう。なんにしても、来週のこのコーナー、“ろ~りぃの食卓”を、みなさん、お愉しみに(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、ピーマンの肉詰め(3個)、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め

2017年

6月

01日

マリリン・モンローの誕生日の日のひとりめし

今日は、全世界のカリスマ・アイドル、マリリン・モンローの誕生日である。
彼女の人気は、死してなお高い。マリリン・モンローと云えば、肉感的なセクシー女優、と、云う印象が強いが、どうしてなかなか、演技派の一面も持っているように思う。なにしろ、あのアクターズ・スタジオの出身なのである。
セクシー女優のレッテルは、彼女にとっても、ファンにとっても、或る意味、失礼な表現であろう。
もっとも、映ちゃんはじめ、わたいらの仲間内では、マリリン・モンローよりも、オードリー・ヘップヴァーンの方の人気が高い。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
色気もセクシーさもない、いたって殺風景な、朝の食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース+トマト・ジュース、バナナ2本、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

ピーマンの肉詰めが、今日は3個である。明日も3個で、ちょうどなくなる。
今週の昼は、この献立に終始した。スペースができた割には、それでも、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めは、すべては入りきれなかった。残りは晩飯のお菜にまわす予定である。

 

献立:麦飯(ねぎ味噌風味ふりかけ)、ピーマンの肉詰め(3個)、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め

今晩は、冷奴に、馬路村のポン酢醤油をかけた。割とサッパリして、けっこう合う。
小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めも、明日でなくなるら予定である。
さて、来週の献立はどうなるだろうか。
それにしても、凄まじい雷雨である。叩きつけるような雨に、怒りのような雷である。いよいよ梅雨本番か、と、思われるが、どうしてどうして、これは梅雨ではなく、夏の夕立である。世界情勢も天候も、激動しているようである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…イタリアン・ドレッシング)、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

5月

31日

両国国技館が完成した日のひとりめし

今日は高安が大関に昇進して、その口上の模様がTVで流されていた。
奇しくも今日は、両国国技館が完成した日である。
高安関の口上をTVのニュースで見ていて思ったのだが、日本の総理大臣も、国会の指名を受けて就任する際、所信表明演説とは別に、口上を述べてはどうだろうか。
“不惜身命の覚悟で政治に取り組みます”とか、“正々堂々、総理の職責を全うします”とか……。
似合わないなぁ、って? わたいもそう思う。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
決意とも、四字熟語とも、まるで無縁の、いつもながらの、変り映えせぬ、献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ2本、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト……青しそドレッシング)

今日はピーマンの肉詰めが上手く収まったので、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めも弁当箱に入れることができた。
今日のピーマンの肉詰めは、わりと味がよかった。玉葱の入り具合が不均等だったようだ。
今週の昼飯(弁当)は、この献立である。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、ピーマンの肉詰め(4個)、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め

昼飯の弁当同様、晩飯の献立も、毎日同じものである。
何度も書いているように、“三年たまご”であるうえに、基本、食べ物に関しては、好き嫌いがなく、腹がふくれればいい、と、云う人間なので、毎日同じ献立でも、1~2週間くらいは平気である。
とりわけ生野菜サラダは大好物なので、毎日出てきてほしいくらいである。

小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めは、昼の弁当のお菜の残りである。
それにしても、親指シフトは打鍵が早い、と、云うが、慣れてないせいか、ローマ字打ちよりも遅い。やはり20年近く前のカンは、なかなか戻らないものと見える。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…深煎りごまドレッシング)、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

5月

30日

オリーブが誕生花の日のひとりめし

日々それぞれに“誕生花”と云うものがあるらしい。
昨日はナデシコで、今日はオリーブである。
奇しくも、アニメに登場する女性の名前に使われている花が続いた。
ナデシコ、と、云えば、日本女子サッカー・チームの異名であるが、映ちゃんはじめ、わたいたちにとっては、『宇宙戦艦ナデシコ』である。
この名の由来が“大和撫子”=“ヤマト・ナデシコ”からである、と、云うのは、我が友人から教えられたところである。
もっともそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
久しぶり、とは云え、相も変らぬ献立である。
ただ、生野菜サラダが加わった。夏らしくもあり、また、いよいよ洋風の献立になってきた。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ2本、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

ピーマンの肉詰めが大きくて、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めは別立てで持って行かざるを得なかった。
やはりどうも味が薄い。ピーマンの肉詰めはやはり玉葱が少なかったようである。ケチケチせずに、丸ごと1個、使えばよかった。
WebのSiteに、“小松菜の豚ばら肉巻き”と云うのがあった。
美味しそうだ。今度挑戦してみよう。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、ピーマンの肉詰め(4個)、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め

いつもより御飯の量が多かった。味噌汁も、まるで、ラーメン抜きの味噌ラーメンのような見てくれである。生野菜サラダも、通常人のそれよりは、多い方だろう。
豆腐だけが、150gのミニ豆腐である。
これでも建前上は、“一汁二菜”である。
冷奴ににんにくみそを乗せてみた。けっこうイケる。豆腐はほぼなんにでも合う、重宝な食べ物である。
蔵六ならずとも、大いに重宝すべし、である。

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオン・ドレッシング)、冷奴(にんにくみそ)、納豆、味付海苔

2017年

5月

29日

ナデシコが誕生花の日のひとりめし

じつに久しぶりの、“ろ~りぃの食卓”である。
GW中からスマホのカメラ(精確には、アプリであるグーグル・フォト)の具合が悪く、撮った写真がアップできなかったのである。
ピーマンの肉詰めを、初めて料理った。少しく味が薄いのは、玉葱が少なかったからだろうか。それでも食べられないような味ではない。初めてにしては、上出来である。
小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めも、初めてだが、こちらも少々薄味だった。オイスター・ソースが少なかったのである。
どちらも今度は、もうちょっとマシに料理れるだろう……と、思っている。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、ピーマンの肉詰め、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め

小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒めは、昼の弁当のお菜の残りである。
GWが終れば、大阪は夏である。梅雨が来なくても、すでに夏である。
そんなわけで、わたいの食卓の献立も、夏仕様である。野菜は8種類摂取したことになる。夏は夏で、しっかり野菜を摂る。それがわたいの目標である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、あさり、ニラ、もやし、貝割)、小松菜と豚ばら肉のオイスター・ソース炒め、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔

2017年

4月

26日

よい風呂の日のひとりめし

今日は“よい風呂の日”だそうだ。4月26日で「よい(4)ふ(2)ろ(6)」だそうである(Wikipediaより)。
入浴を止められて、シャワーだけの生活になってから久しい。
風呂や温泉は子どもの頃から好きで、とりわけサウナで汗を流すのが好きだったのだが、それも遠い昔のことになってしまった。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
久しぶりに、豚肉としめじのすき煮を料理った。長ねぎと舞茸も入っている。そのせいか、旨味と云うか、甘味と云うか、味に深みが出ているように思える。気のせいでなければいいのだが……。
ついに菜の花が店頭から消えた。さらば、菜の花、また来年まで、である。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、豆腐、ニラ、もやし、貝割)、豚肉としめじのすき煮、ほうれん草と油揚げのお浸し、納豆、味付海苔

2017年

4月

21日

ローマ創建記念日の日のひとりめし

ローマの神話によると、紀元前753年のこの日に、ロームルスが都市国家ローマを建設し、初代の王に即いた、と、云う。
この頃、古代ギリシャでは、いまに伝わる『イーリアス』や『オデュッセイア』が成立し、中国では周の王統が統一された。
日本ではようやく、弥生時代の幕が開き、稲作農耕文化が定着し始めた、と、云われているのだから、彼我の差は、大きい。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
悠大な歴史の片鱗も感じ取られないであろう、いたって、平凡な食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

予定通り(?)、鶏ささ身の味噌漬けも、菜の花の辛子和えも、これで消費した。
今週はさながら、“鶏づくし”であった。
こう云うのも、面白いかも知れない。
ある週は“豚肉づくし”、ある週は“魚づくし”、そしてまたある週は、“牛肉づくし”、“野菜づくし”、など、と……。
もっとも、そんなアホなことを考えていると、仕舞にヤル気が起きなくなって、“弁当づくし”や“外食づくし”にならないとも限らない。
さて、昨日、来週の献立が決まらない、と、ボヤいたが、今日一日で、なんとか構想がまとまった。
窮すれば通ず、なんとかしようと思えば、なんとかなるものである。
それではみなさん、来週をお愉しみに(^_^)/
良い週末を(^^)v

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、菜の花の辛子和え

2017年

4月

20日

穀雨の日のひとりめし

“穀雨”とは、Wikipediaによると、「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ」だそうである。
今年は雨どころか、台風さながらの強風は吹くわ、北海道では雪が降るわ、群馬高崎では猛暑日となるわ、しかも、北海道で雪の降った日と、群馬高崎で猛暑日となった日とが同日なのだから、もう、なにがなんやら、訳が解からなくなってくる。
人間世界がムチャクチャだから、気を使ってそれに合わせてくれているのかも知れないが、気持ちだけ有り難く受け取っておくから、せめて天候くらいは、穏当順当に推移してもらいたいものである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
こちらは激変どころか、ちょっとの推移もない、いつもながらの、相変わらずの、献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

昨日も記したが、今週はさしずめ、“鶏ウィーク”である。
鶏肝の生姜煮あり、鶏ささ身の味噌漬けあり、……それだけではあるが。
菜の花も、いつまで入手できるだろうか。すでに駅前の商店街の店頭にはみかけなくなった。
まぁ、レパートリーが1つ増えたのは嬉しいが、せっかく馴染んだ味に、来シーズンまで別れを告げねばならないのは、悲しいことである。
まぁ、季節が移り変われば、新たな季節に合わせた、新たな献立との出会いもあるだろう、とは、思うのだが……。
あるかな? あって欲しいものだが。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、菜の花の辛子和え

まさに、”鶏ささ身の味噌漬け”づくしの日である。
明日の弁当のお菜で、今週の鶏ささみの味噌漬けは終わる。
ニラ、もやし、貝割もなくなった。
めずらしく、来週のお菜が決まっていない。菜の花がまだあれば、菜の花の辛子和えは続く。久しぶりに魚が食いたくなった。アスパラガスの豚バラ肉巻きか、人参と長ねぎの豚バラ肉巻きもいい。ほうれん草は必須である。今度は忘れずに、納豆を買わねば。
変化がないようでも、一応は、考えているのである。

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、鶏ささ身の味噌漬け、ほうれん草と白菜のごま和え、味付海苔

2017年

4月

19日

老兵は死なず、ただ消え去るのみの日のひとりめし

1951年(昭和26年)の今日、時の米国大統領:ハリー・トルーマン氏に極東軍司令官を解任されたダグラス・マッカーサー氏が軍を退き、その退役記念講演を行った。その際に述べた「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」は、「I shall return」とともに、氏の名言と云われているが、じつはこの言葉、氏の若かりし頃に流行っていた歌の一節であるらしい。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
わたいはまだ老兵ではないし、死にもしないし、消え去りもしない。
それにしてもこの退役記念講演の日、マッカーサー氏は、どんな朝食を喫したのであろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

お気に入りの、鶏ささ身の味噌漬けである。この鶏ささ身も、昨夜の鶏肝と同じく、いつものスーパーではなく、駅前の商店街で買ったものである。
セコイようだが、100g=税抜68円は、お得である。
味もそんなに違わない。
その代わり、と、云ってはなんだが、菜の花は、近所のスーパーで買った。駅前の商店街の店になかったのである。
こっちは高くついたが、季節もので、しかもそろそろ終わりだろうと思うので、買うことにしたのである。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、菜の花の辛子和え

この休みに納豆を買い忘れたので、今週は晩飯の食卓に納豆がない。めずらしいことである。
それにしても、朝食の食卓に半熟卵があり、昼食の弁当には鶏ささみの味噌漬けのお菜があり、晩食卓には玉子麦飯と鶏肝生姜煮、と、鶏のオン・パレードである。
まぁ、鶏は、低カロリー・高タンパクなので、これはこれでよかろう。
味噌汁をインスタントにしたので、野菜の摂取量が激減した。
それでも、5種類、昼も入れると6種類を摂取しているのだから、まぁ、これはこれで、良し、と、しよう。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ、豆腐、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝の生姜煮、ほうれん草と白菜のごま和え、味付海苔

2017年

4月

18日

発明の日のひとりめし

今日は“発明の日”だそうである。
例によって、Wikipediaによると、“1885年のこの日に現在の「特許法」の元となる「専売特許条例」が公布されたことに由来”するそうである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
料理るのが面倒だったので、味噌汁はインスタントにした。それでも、ニラ、もやし、貝割はキッチリと入れたのだから、我ながらアッパレである(?)。
鶏肝は、いつもは近所のスーパーで買っているのだが、今回は駅前の商店街で買った。理由は簡単、廉かったからである。「血肝」と書いてあって、たしかにラップから血が見えていて、むつごい感じがしなくもなかったが、そんなことに拘泥るわたいではないのである。
味がどうかな、と、思ったが、さして変わりはなかった。むしろこちらの方が、コクがあるようにも思える。
それにしても、玉子麦飯に鶏肝の生姜煮とは、鶏族の怨みを買いそうな献立である。

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(長ねぎ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝生姜煮、ほうれん草と白菜のごま和え、味付海苔

2017年

4月

14日

タイタニック号遭難の日のひとりめし

1912年(明治45年)の今日、豪華客船タイタニック号が、ニューファンドランド島沖で氷山に衝突した。そして、翌日未明に沈没した。
世界一の海難事故、と、称されるこの遭難は、1997年の映画が有名だが、そのほかにも、さまざまな映画やTVドラマなどで採り上げられている。
散作はJ・D・カーの『曲った蝶番』を思い出す、と、云うし、映ちゃんは、『タイムトンネル』と云う、合衆国のTVドラマの名を挙げる。
タイタニック号の遭難は、その規模の大きさと、そのゆえの悲劇性から、多くの文学映画のみならず、音楽にもまた、インスピレーションを与えているようである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
いたって平穏無事な、いつもどおりの、献立である。
それにしても、タイタニック号遭難のその日、乗客のみなさんは、どんな食事を召し上がっておられたのだろうか?

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜と果実のジュース、バナナ

菜の花の辛子和えがなくなったので、ほうれん草と白菜のごま和えである。
しかし、湯掻きすぎたのか、ほうれん草、と、云うよりも、ほうれん草の遺跡、残骸、で、あり、ほとんど食物繊維しか残っていないような惨状である。
やはりこの時季のほうれん草は、サッと湯掻く、湯に潜らす、それくらいでちょうどいいようである。
豚肉の生姜焼きも、うまい具合に、これでなくなった。
タイタニックならぬブッタニックであり、タイタニックならぬヤイタニク、である。
いや、これは失礼……。
さて、来週であるが、来週は、菜の花があれば、菜の花の辛子和えが続くことは、従前から言明しているところである。
そしてメインは、鶏肉を中心にする予定である。
と、なれば、もうみなさん、お判りであろう。
それではみなさん、よい週末を(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、豚肉の生姜焼き、ほうれん草と白菜のごま和え

2017年

4月

13日

決闘の日のひとりめし

今日は“決闘の日”である。
「慶長17年旧暦4月13日(1612年5月13日)、船島(巌流島)で宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたことにちなむ」そうである。(Wikipediaより)
なるほど、いわゆる“巌流島の決闘”ほど、日本史上、有名な決闘もあるまい。
それならついでに、“遅刻の日”にもしたらよさそうなものである。
武蔵ほど、遅刻を有名にした人物もおるまい。遅刻しながら、見事(?)決闘に勝利するのであるから、アッパレである。
そうか、遅刻を礼賛されてはたまらない人たちがいるから、これはムリか。
しかし決闘よりも、遅刻のほうが、ノンビリしていて、殺伐としていなくて、いいと思うのだが。
いずれにせよ、わたいの食卓に並ぶ献立とは、なんらの関連もないことは、もちろんである。
慌ただしくはあるが、殺伐とはしていない。殺風景では、あるかも知れないが……。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜&野菜と果実のジュース、バナナ

菜の花の辛子和えが終った。今週の分は、で、ある。
それにしても、スーパーで買った2束で、3食分。
商店街の八百屋で買うと、2袋で4食分はできる。
それでいて、商店街の八百屋のほうが廉い(八百屋:336円、スーパー:534円)のだから、やはり地元の商店街は重宝である。
豚肉の生姜焼きは、明日まで続く。こちらは豚肉の小間切れ(377g)+玉葱1玉で4食タップリ料理れるのだから、これはこれで、重宝である。
なにやらセコイ話になってしまったが、諸事倹約、始末よく生きるのは、大切なことである。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、豚肉の生姜焼き、菜の花の辛子和え

焼麩があったのを思い出したので、入れてみた。
「麩? 鯉の餌じゃないか」
などと、のたもうことなかれ。
麩は各種のミネラル、良質のたんぱく質、グルタミン酸がタップリ、の、きわめて重宝な食材なのである。
鯉には悪いが、鯉の餌などにするには、ひじょうに勿体ないのである。
それにしても、この献立でも、一応タテマエとしては、”一汁一菜”の、粗食である。

 

献立:玉子麦飯、味噌汁(大根、人参、白菜、玉葱、長ねぎ、焼麩、油揚げ、カットわかめ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

4月

12日

パンの記念日の日のひとりめし

今日は“パンの記念日”だそうである。「天保13年旧暦4月12日(1842年5月21日)、伊豆韮山代官の江川英龍が軍用携帯食糧として作った乾パンが、日本で初めて焼かれたパンだといわれることから」、「パン食普及協議会が1983年3月に制定」したそうである。(Wikipediaより)
ご覧のとおり、わたいは毎朝パン食だが、別に、取り立ててパンが好きだと云うわけではない。
朝の、時間のない、慌ただしいときには、パン食が重宝なのである。むろん、前夜に予約炊飯しておいて、朝方食べてもなんら差し支えはないだろうし、その方がむしろ、手早いかも知れない。しかし、朝の和食は、どうも腹もちが悪いのである。昼まで保たず、すぐに腹が減る。不思議なものである。
それに食べるのも、パン食のほうが手軽で手早い。
そんなわけで、平日の朝は、いつも、パン食なのである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(3個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

いかに漬け込んだ方が味が馴染み、美味しくなる、とは、云っても、おのずから限度と云うものがある。
豚肉の生姜焼きも、1週間の漬け込みが限度であろう。
したがって、今週の弁当は、すべて豚肉の生姜焼きである。今週中に消費仕切らないと、いくらなんでもヤバかろう。
ねぎ味噌風味のふりかけは、めずらしく、失敗だった。もともとおにぎり用だったのを、ふりかけとして使っているのだから、無理もないかも知れないが、わたいとしては、おにぎりにまぶすものであろうが、ふりかけであろうが、さして変わらないように思えるのだが……。
菜の花の辛子和え、今季はいつまで食べられるのだろう。店頭に見かける内は、料理り続けるつもりなのだが……。

 

献立:麦飯(ねぎ味噌風味ふりかけ)、豚肉の生姜焼き、菜の花の辛子和え

これでも、一汁一菜、と、云うのだろうか。“一汁一菜”と云えば、いかにも粗食っぽく聞こえるが、わたいの場合は、我ながら豪勢である。ただ単に、量が多いだけ、とも、云えないこともないだろうが。
ただでさえ具沢山の味噌汁であるのに、だし昆布も、あじにぼしも、キッチリ食べる。とりわけあじにぼしは、下手な小魚くらいの大きさなので、1匹で充分出汁が取れるし、食べ応えもある。ふつうの(?)煮干しでさえ、出汁を取った後でも食べるのに、いわんやかかるあじにぼしにおいておや。タンパク質とカルシウムの宝庫をむざむざ捨てる贅沢は、わたいにはとてもできないことである。
それにしても、今晩は肌寒い。これならまだまだ粕汁でもよかったような気がする。

 

献立:玉子麦飯、味噌汁(大根、人参、白菜、玉葱、長ねぎ、油揚げ、カットわかめ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

4月

11日

王貞治選手デヴュウの日のひとりめし

どんなアンチ巨人の人間でも、王貞治氏の悪口を云う人間はいまい。そう思える。王貞治氏は、単に野球選手、“世界の王”、“ホームラン・キング”、等々の肩書称号を超越して、一種の人格者、求道者の風格をすら、帯びておられる。
王貞治氏の悪口を云おうものなら、その人物の人格が疑われる、そんなふうにすら思われる人である。
その王選手がデヴュウしたのが、1959年(昭和34年)の今日である。
対戦投手は、金田正一氏である。金田正一氏は、長嶋茂雄氏のデヴュウ戦の際にも、対戦投手となっている。ONともに、プロ初登場に際しては、氏の洗礼を浴びたことになる。
ちなみに対戦成績は、2三振1四球であったそうである。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
ミックス・フルーツは、日曜に買っておいたのに、食べそびれたものである。
卵が3つになったのは、卵が小さいからである。それぐらいは食べないと、野球をせずとも、昼まで腹が保たない。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(3個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、ミックス・フルーツ


菜の花の時季も、そろそろ終盤だろう。だから、と、云うわけではないが、いまのうちに、大いに料理っておこう、と、思っている。ただ今回は、ちょっと辛子が効きすぎていたようである。
豚肉の生姜焼きは、たいていの人はそれ用のロース肉を使うのであろうが、わたいは主に、小間切れを使っている。そのほうが味が良く馴染むような気がするのである。
もっとも、1週間以上漬け込んでいるから、これで味が馴染まないはずもないのだが……。

 

献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、豚肉の生姜焼き、菜の花の辛子和え

味噌汁である。だれがなんと云おうと、味噌汁である。粕汁の流れで、久しぶりに料理ったので、量が多くなった。具が多いからでもある。それにしても我ながら、こうまで具を入れなくてもよかろう、と、思わないでもない。昼夜合わせて、10種類の野菜を摂っている。しかし、野菜は大いに摂取すべきである。何度も記しているが、肉の食べ過ぎで健康を害した人間はいても、野菜の食べ過ぎで健康を害した人間はいないのである。
鶏肝の生姜煮は若い頃からのお気に入りで、最盛期(?)は、500gくらい、平気で食べたものである。
これまた以前にも記したが、スクランブル・エッグの次におぼえたのが、この鶏肝の生姜煮である。鶏肝の生姜煮に関しては、失敗した記憶がない。ただ単に、忘れているだけかもしれないが……。
卵を2つ入れたのは、朝の項にも記したが、卵が小さいからである。これまた何度も記していることだが、わたいはいわゆる“卵は1日1個”説を信じない。個人の置かれた環境を無視して、一律に食糧量を固定する考え方には同意できないのである。

 

献立:玉子麦飯、味噌汁(大根、人参、白菜、玉葱、長ねぎ、油揚げ、カットわかめ、ニラ、もやし、貝割)、鶏肝の生姜煮、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

4月

07日

アトムの誕生日のひとりめし

今日はアトムの14歳の誕生日である。
アトムが生まれたのが、2003年(平成15年)今日この日、アトムは生まれた。
十万馬力の力を有つこの子は、人間の科学によって生み出された。
そうして生み出されたこの子は、しかし、自分を生み出した人間以上に、心優しい子である。
人間の科学力は格段の進歩を遂げ、いわゆるロボットの実用化が夢ではないところまできている。
なるほど、まだ実際には、アトムは生まれていない。
しかし、そのうちに、アトムが生まれてくることも、あながち夢ではないだろう。
そんな世の中になった……。
むかし、或る工学者が云った。
「機械がいくら人間に近づこうと、それは少しも怖れることはない。
恐るべきは、人間が機械に近づいていくことだ」
人間の科学力は進展し、いつかアトムが生まれるであろう日も、夢ではなくなった。
しかし、アトムのような心を持つ人間がいなくなりつつあることも、悲しいかな、また確実になりつつあるようである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
相変わらずの、平々凡々たる食卓である。
それにしても、アトムの食事って、どんなのだったかなぁ?

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース

さて、これで、料理り置いておいたお菜がなくなった。
今週は体調不良で、月、火、と、まともに食事を摂れなかったが、それで勘定が合ったのだから、不思議である。
さて来週は、久しぶりに久しぶりの献立にしよう、と、目論んでいる。
その献立は……来週のお愉しみである。
それではみなさん、来週もよろしくお願いします♪(^^)v
と、ともに、よい週末を(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、鶏ささみの味噌漬け、菜の花の辛子和え

2017年

4月

06日

城の日のひとりめし

4月6日で“城の日”とは、なんとも単純と云おうか、そのまんま、と、云おうか……。
“歴女”とやらが脚光を浴びたのはかなり以前のことだが、なんにつけ、関心が寄せられるのは、結構なことである、と、その際わたいたちは、うなずきあったものである。
現在でも、若い人たちのあいだで、お城巡りが結構な人気だそうである。マスコミの通癖で、些細な出来事を大仰に、針小棒大に報じているのだ、と、しても、喜ばしいことには違いない。
昔はお城巡り、史跡巡り、と、云えば、とっしょりと修学旅行生以外、見かけることは少なかったものである。
近年では、姫路城が改装されたり、映画やアニメの舞台、いわゆる“聖地”となったり、その地方の劇団員が戦国武将に扮して案内をしてくれたりと、いろいろとおもしろくなってもいるようだ。
もちろん、そのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
4月6日だから“城の日”と云うぐらい、単純にしてシンプルな献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース

鶏ささみの味噌漬けも、菜の花の辛子和えも、すっかりお気に入りの献立である。
鶏ささみの味噌漬けは、何度も記しているように、仕事場の女性に教えてもらったものだが、こないだ聞いてみると、その人が食べたのは、味噌漬けにして、さらに揚げているそうである。これまた何度も記しているように、わたいは揚げ物はしない。手間がかかって面倒である。
したがって、この、鶏ささみの味噌漬けもフライパンで焼くだけなのだが、それでもかなり美味である。
これで充分、満足である。
菜の花の辛子和えも旨い。時季が限られているのが残念である。酢味噌和えも試してみたかったが、どうやら今季は、辛子和えだけになりそうである。
酢味噌和えは、また来年のお愉しみ、と、云うところだろうか。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、鶏ささみの味噌漬け、菜の花の辛子和え

いつもは朝方にタイマー炊飯で炊いた麦飯を弁当に詰め、残ったのをラップで包んで冷凍保存しておき、帰宅してからレンチンして晩飯とするのだが、今回は帰宅してから炊いた、炊き立てを食した。
さすがに旨い。なにやら特別な贅沢をしたような気分である。
卵も2個であるが、これは1個が小さいので、やむを得ない。気のせいか偏見か、スーパーで買った卵は、商店街の八百屋で買ったものよりも、一回り小さいようである。
野菜でも、商店街の八百屋で買う方が、色鮮やかで、量が多くて、しかも、安いようである。
肉じゃがが2皿(?)は如何にも多いようだが、1皿(1鉢?)が少ないのだから、これもまたやむを得ない。
これでも睡眠時に腹が減らないか、心配なのである。

献立:玉子麦飯、インスタント味噌汁(豆腐、しじみ)、肉じゃが、小松菜と油揚げのお浸し、納豆、味付海苔

2017年

4月

05日

イースター島発見の日のひとりめし

1722年(享保7年)の今日、モアイで有名なイースター島が発見された。ちょうどこの日がキリスト教徒の祝祭日であるイースターであったところから、イースター島と名付けられたそうである。
と、すると、クリスマス諸島は、クリスマスに発見されたのだろうか?
それにしても、発見されてから295年にもなろうと云うのに、だれが、なんのために、このモアイ像を制作したのかは、依然、謎のままである。
もちろん、そのことと、わたいの弁当の中身とには、なんらの関連もない。
久しぶりに鶏ささみの味噌漬けを料理った。久しぶりのせいか、どうも味が違うような気がする。まぁ、それもよかろう。どうせ食べるのはわたいだけである。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、鶏ささみの味噌漬け、菜の花の辛子和え

インスタントものや冷凍食品を食べようと云う習慣がない、と、以前に記したが、味噌汁とスープは別である。
さすがに陽気がよくなってきて、粕汁は卒業である。
小松菜と油揚げのお浸しが、どうもベチャベチャする。絞るのが甘かったのだろうか。それとも調味料を入れ過ぎたのだろうか。味は別に濃くなかったから、おそらくは前者であろう。
肉じゃがも、どうも味が薄いような気がする。肉じゃが、と、云えば、たいがいは豚肉だろうが、今回は、鶏のもも肉を使った。それもあって、味が安定しないのかも知れない。あ、玉葱を入れるのを忘れていた(;^_^A アセアセ・・・

 

献立:玉子麦飯、インスタント味噌汁(わかめ、長ねぎ)、肉じゃが、小松菜と油揚げのお浸し、納豆、味付海苔

2017年

3月

31日

開国の日のひとりめし

1854年の今日(嘉永7年の3月3日)、日米両国間に和親条約が締結され、1639年(寛永16年)から215年の長きにわたって続いた我が国の、いわゆる“鎖国”体制は、ここに終焉を迎えた。
「我が国の」と云うのは、いわゆる“鎖国”体制、“鎖国”政策が、なにも我が国独自のものではなく、他国においても類似の政策が採られ、類似の体制にあった場合があるからである。
また、「いわゆる“鎖国”」と云うのは、近年、「制度としての“鎖国”はなかった」と云う主張が、大勢を占めつつあるからである。
今回の教科書検定に際して、「“聖徳太子”の名称が消える」と云う報道に並んで、「鎖国はなかった」と云う報道が行われたことは、みなさんもご記憶に新しいことだろう。
Macによると、歴史研究の場合には、当時は意識もされず、またそのような名称もなかったにもかかわらず、当時からそのような意識があり、そのような名称が使われていた、と、誤解を招くことが少なくないそうである。
なるほど、例えば、“封建制”などと云っても、当時の人々が「いまは封建時代だ」とか、「いまは封建制の下にあるから」などと考えることなど、あるはずがないのである。
Macによると、歴史研究における錯覚、危険な陥穽、であるらしい。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
平成の歴史にも、21世紀の激動にも、なんらの関連もない、平々凡々たる献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ

昨晩食で、冷凍保存して置いた食材がきれいサッパリなくなった。
そんなわけで、牛肉コロッケは、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。
最近(?)は、スーパーで製造直売しているせいか、温かくて、美味しくて、しかも廉価な惣菜が多く出回っている。種類も多い。
わたいのような(ズボラな)ひとりものにとっては、まことにありがたいことである。
さてさて、本日は年度末。明日からは新年度が始まる。
学生や勤め人、自営業者や主婦主夫でも、大晦日から新年にかけてよりも、年度末から新年度にかけてのほうが、生活上には大きな影響があるだろう。
当然、心もちも違うであろうと思う。
冷凍保存して置いた食材もすっかりなくなったことだし、年度替わりを機に、わたいも心機一転して、来週からはまた新たな(?)献立をご披露しようと思う。
それではみなさん、よい週末を(^_^)/
来週もよろしくお願いしますm(__)m

 

献立:麦飯(ねぎみそ風味ふりかけ)、牛肉コロッケ(4個)、ニラともやしのナムル

2017年

3月

30日

アラスカ購入の日のひとりめし

“アラスカ購入の日”と云っても、もちろん、わたいが買ったわけではない。
いまを去ること150年前、1867年の今日、 当時のアメリカ合衆国国務長官ウィリアム・スワードが、ロシア帝国から購入したのである。買値は720万ドル(約4047平方メートル当たり2セント)と云うから、どこぞの学校法人に売却されたどこぞの国有地よりも、はるかに廉価であった。
それでもこの買物は、当時、“スワードの愚行”、“巨大な保冷庫を購入”などと呼ばれ、良い評価は受けなかったらしい。
しかし、29年後の1896年には金鉱が発見され、またロシア(ソ連)と対立するようになると、軍事上の重要性を帯びるようになった。
世の中、なにが幸いするか、判らないものである。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
いつもながらの、なんの変哲もない献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ

この人参と長ねぎの豚バラ肉巻きが、最後の冷凍保存分である。
副食にする野菜がなくなったので、急遽、帰りに近所のスーパーで、ニラ入りもやしを買ってきた。
前夜にナムルを料理るつもりであったが、さまざまな事情により、すっかり忘れてしまった。
そんなわけで、今朝方、慌てて料理った。料理った、と、云うより、調味料ととともに混ぜ合わせただけ、と、云った方が、精確であろう。
もっとも、ナムルと云う料理が、本来、そう云うものなのだ! と、言い訳しておこう。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、ニラともやしのナムル

今回の粕汁は、残菜整理の簡略版である。おかげで、在庫が一掃された。
いったいどれだけ、冷凍保存していたのだろう。2週間は保ったのではないだろうか。
これを逆に云えば、冷凍保存しておけば、2週間は保つ、と、云うことである。
昼の記事にも書いたが、ニラともやしのナムルは、今朝大慌てで料理ったものである。したがって、味はイマイチである。やっぱりナムルと云えども、落ち着いて、ゆったりした気持ちで料理らねばならないものである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ニラともやしのナムル、納豆、味付海苔

2017年

3月

29日

工場法公布日のひとりめし

1911年(明治44年)の今日、日本初の労働法である工場法が公布された。
明治44年と云えば、日清日露の両戦争における勝利を経て、日本の資本主義産業が、ますます発展しつつあった時期である。
この法律の制定にも、そう云った背景があったことは否めない。
平成の現在でも、いわゆる“働き方改革”と称し、労働条件や環境の見直しなどが議論されているようだが、労働者を代表するいわゆる“労働者党”なるものが事実上存在せず、経済界首脳部の意向を如実に反映する政党が与党となっている現状では、その政府与党による“働き方改革”が、どの程度労働者たちのために資するのか、遊冶郎でなくても、はなはだ冷笑的にならざるを得ない。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
ただ、明治の労働者諸公のことを思えば、贅沢に過ぎる献立ではある。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、野菜ジュース、バナナ

人参と長ねぎの豚バラ肉巻きが、いよいよ明日の弁当でお終いになる。
いったいどれだけ保存して置いたのだろう、と、我ながら呆れ返る。
よく飽きもせず、続けて食べられるものだ、と、思う人もいるかもしれない。
しかし、Macに云われるまでもなく、往昔を思えば、食べられるだけ、仕合せなのだ。
腹一杯食べられることの仕合せを忘れて、不足贅沢ばかり並べ立てていてはいけない。
生活の足らぬを嘆くよりも、心の足らぬを恥じなくてはいけない。

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、茹で人参

粕汁の冷凍保存分もなくなった。着実に消化していけている。結構なことである。
それにしても、今日は暖かかった。19℃くらいまで行っていたようである。それでも晩方には予定どおり粕汁にした。これはこれで、いいものである。
明日からまた寒が戻るらしい。寒暖を繰り返し、こうしていよいよ春を迎えるのであろう。
少しずつ、少しずつ、季節が移り変わって行く……。風流心などとは、いたって無縁のわたいであるが、やはり季節の移り変わりと云うものは、こうであって欲しいものである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、茹で人参、納豆、味付海苔

2017年

3月

28日

クリミア戦争開戦の日のひとりめし

1854年(嘉永7年)のこの日、英国と仏国がロシア帝国に宣戦し、クリミア戦争が勃発した。クリミア戦争は、ナポレオン戦争以来の大規模な国際的戦争として、また、 フローレンス・ナイチンゲールが、従軍看護師として、負傷兵たちへの献身や統計に基づく劇的な医療衛生改革を実行し、“クリミアの天使”と賞されることになったことでも有名である。
嘉永7年と云えば、米国の提督ペリーが4隻の戦艦を率いて浦賀沖に出現した年でもあり、まさに激動の始まりの年であった。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
戦闘や激動とも係わりがない代わりに、天使とも係わりがない。
いたって平々凡々たる献立である。

それにしてもナイチンゲールはじめ、クリミア戦争に従軍していた人々は、いったいどんな献立の食事を摂っていたのだろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ

あると思っていた冷凍ブロッコリがなかった。ので、人参を茹でて冷凍保存して置いたものになった。
野菜が1種類減ったが、やむを得まい。
アスパラガスが旬らしい。久しぶりに、アスパラガスの豚バラ肉巻きを料理ってみようか。
しかしとりあえずは、現在の冷凍保存食品を片付けねばならない。今週中には片付くはずである。予定によると、明日の晩と明後日の昼でなくなるはずである。
木曜の晩食と金曜の弁当をどうするか、である。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、茹で人参

冷凍保存しておいた小松菜がなくなった。やっと、なくなった、と、云う感じである。ま懲りずにまた冷凍保存しておく。廉価なときに買いだめて、湯掻きだめて、冷凍保存しためておけば、なにかと使い道はある。
それにしても、いつもながら、我ながら、ここまでして野菜摂るか、みたいな、野菜の量である。汁物にすれば、たいがいの野菜がたっぷり摂れる。
さっき粕汁を“い粕汁”と、打鍵ちかけたが、考えてみれば、云い得て妙である。とくに、寒い日は心地好く温まるし、野菜はたっぷり摂れるし、魚も肉も入れられるし、で、まさに、“イカス汁”である。

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、小松菜のお浸し、納豆、味付海苔

2017年

3月

27日

さくらの日のひとりめし

今日は“さくらの日”だそうである。そう云えば先日、東京で桜が開花したとか云っていた。大阪でも開花したのだろうか。そう云った花鳥風月風流には、あまり関心がない。とは云うものの、日ごとに春めいてきて、鶯のさえずりを耳にしたり、散歩の途次、桜の花を目にしたりするのは、やはり心なごみ、浮き浮きしては来るものである。
もっともそのことと、わたいの弁当の中味には、なんらの関連もない。
いつもながらの、殺風景な献立である。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、ブロッコリの塩昆布あえ

これが、寒の戻り、と、云うヤツだろうか、それとも、春の寒さ、だろうか。
なんにせよ、今週までは、粕汁がイケるだろう、と云う勘は正しかったようだ。
スーパーに鰯のつみれを見かけなくなった。主に鍋だねとして使用するものなので、鍋の季節が終わると、棚には並ばなくなるのだろう。
なるほど、今週で3月も終わり。さすがに鍋が食卓に出ることもなくなるだろう。
もっともわたいの食卓に鍋が出ることはない。鍋などと云うものは、大勢で囲んで食べるからこそ、愉しいのである。ひとり鍋なぞ、どこがいいのか、わたいには理解できない。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、小松菜のお浸し、納豆、味付海苔

2017年

3月

24日

第1次山本権兵衛内閣総辞職の日のひとりめし

1914年(大正3年)の今日、折から吹き荒れていたジーメンス疑獄事件による国政混乱の責任をとって、第1次山本権兵衛内閣が総辞職した。
ジーメンス疑獄事件とは、簡単に云えば、日本海軍の艦艇発注をめぐる贈収賄事件であり、ドイツのジーメンスから日本海軍の高官に、造船発注の便宜を図るよう、贈賄した事件である。
日独両国の関係や、元老山縣有朋の思惑、与野党の確執、海軍内部の派閥対立、等々が複雑に絡み合い、一大疑獄事件に発展した。
わたいらの仲間内では、“大正時代のロッキード事件”と、呼ばれている。
ちなみに、ロッキード事件は、わたいらの仲間内では、“昭和のジーメンス事件”と、呼ばれている。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
いたって清廉潔白な食卓である。
現在も国有地の売却問題をめぐって、政界が荒れているようだが、はたして結末は、いかが相成ることやら。野次馬興味だけは人並みに有している。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース

人参と長ねぎの豚バラ肉巻きのひとつひとつが大きすぎて、予定していたブロッコリの塩昆布あえが入らなかった。
まったく野菜がない、と、云うわけではないので、それでもよかろう。
それにしても、冷凍保存する際に、大小を上手く組み合わせていなかったのはなぜだろう。思い出してみれば、料理る傍からジップ・ロックの袋に入れていたのだから、無理もないと云えば、無理もないかも知れない。
それにしても、少しはバランスと云うものも、考えなければならない。
さて、来週で、冷凍保存して置いた食材が、ほぼなくなる……ハズである。
したがって、変り映えはしないが、今週末の料理はしなくてすむので、その意味では気楽である。
それではみなさん、よい週末を!(^_^)/

 

献立:麦飯(ねぎ味噌ふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き

2017年

3月

23日

西行の命日の日のひとりめし

今日は平安末から鎌倉初期にかけての歌人、僧侶として有名な西行の命日である。
もとは北面の武士として院の警護に従事した侍だったが、出家したのち諸国を遍歴し、さまざまな逸話と秀れた歌を遺している。
源頼朝から拝領した純銀製の猫の像を、門前で遊んでいた子供に与えた話は、なかでも有名である。
幕末の風雲児:高杉晋作は、一時隠遁していた頃、西行にちなみ、“高杉東行”と号していたことがある。
西行は「願わくば 花の下にて春死なむ その如月の 望月の頃」と詠んだが、その願い通り、旧暦2月の16日、すなわち新暦の今日、亡くなった。
その年のその月のその日が、はたして望月であったかどうか、その亡くなった場所が、(桜の)花の下であったかどうかは、いまとなっては、知る由もなかろう。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
それにしても西行はこの日、どのような朝食を喫したのであろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、野菜ジュース

昨夜冷凍室を見てみたら、粕汁の食材だけでなく、人参と長ねぎの豚バラ肉巻きも、5食分のストックがあった。
当分弁当のお采に頭を悩ませなくてもすむ。ありがたいことである。
ただでも、作り置きできる献立にしか興味がないが、こうなってくると、なかでも、冷凍保存ができる献立にしか、興味がなくなりそうである。
もっとも昨今は、たいていの献立が、あらかじめ冷凍保存して置いて、後はわずかな時間、煮るだけ、焼くだけ、炒めるだけ、あるいはレンチンするだけ、で、できるようだから、文明の進歩とはありがたいものである。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、ブロッコリの塩昆布あえ

茹で人参は、例によって、冷凍保存しておいたものである。冷凍保存しておいた小松菜が、まだあると思っていたのがなくなっていたので(じつはまだあったのだが)、使った。
冷凍保存も便利で調法なのだが、なにをどれだけ保存しておいたか、現在どれだけの在庫があるか、把握しておかないと、今回のようなことになる。
まあ、それはそれでいいのだが、それにしても、下手をすると、保存しっぱなし、と、云うことにもなりかねない。
もっとも、氷河期に凍り付いたマンモスの肉を、現代に解凍して調理したところ、鼻をつまめば食べられた、と、云うのだから、冷凍庫で保存した食材も、数年は保つかもしれない。試してみる気は、さらさらないが……。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、茹で人参、納豆、味付海苔

2017年

3月

22日

屋島の戦いの日のひとりめし

今日は源平合戦のクライマックスの戦いのひとつ、“屋島の戦い”が行われた日である。
“屋島の戦い”では、義経と梶原景時の逆櫓論争や、源氏方の暴風雨に乗じての奇襲上陸などが有名であるが、なんと云っても有名なのは、那須与一による扇射、いわゆる“扇の的”であろう。
香川高松の生まれであるわたいは、祖父母に連れられて、幼時より何度もこの古戦場を訪れたものである。
往時茫々、夢の如し、である。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
戦いとも風流とも、まるで縁のない献立である。
それにしてもこの戦いのとき、源平両軍の人々は、どのような食事を摂っていたのであろうか。まさか、讃岐うどんではあるまい。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース

さば塩焼きは、昨日の帰りに、近所のスーパーで買ってきたものである。
人参と長ねぎの豚バラ肉巻きは、まだ冷凍保存のがあるのだが、朝方冷凍室から冷蔵室に移すのを忘れていたのと、久しぶりにさばの塩焼きが食べたくなったので、気を変えて、買ってきたものである。
今朝方冷凍室をのぞいてみると、思ったより作り置きしておいたようである。下手をすると、来週の半ばくらいまで保つかもしれない。
それはそれでいいのだが……。

 

献立:麦飯(明太子ふりかけ)、さば塩焼き(2切)、ブロッコリの塩昆布あえ

危うく、肝腎の鮭を入れるのを忘れるところだった。道理でいつもより量が少ない、と、思ったはずである。
今週は焼麩がないが、宅での晩食は、昨日、今日、明日、の、3日だけなので、良しとする。
来週も、晩食は粕汁が中心になる予定である。3月いっぱい、あるいは4月上旬くらいまでは、粕汁の美味い夜が続くだろう、と、楽観(?)している。
第一、今日冷凍室を見てみたら、あと5食分は、料理り置いてあった。我ながら、やりすぎ、と、云う感が、なくもない……。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、小松菜のお浸し、納豆、味付海苔

2017年

3月

21日

世界詩歌記念日の日のひとりめし

今日は世界詩歌記念日だそうだ。ユネスコが文芸増進のために1999年に取り決めたのだそうだが、なぜこの日なのかは、定かではない。
もちろん、わたいの弁当の中味とも、なんら関連はない。
先週記したように、冷凍保存して置いたものである。冷凍保存できる献立は、廉価なときに買いだめ、料理りだめしておけるので、まことに調法である。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、ブロッコリの塩昆布あえ

帰宅後にバタバタで料理ったので、焼麩を入れるのを忘れた。より正確に云えば、帰りに買って帰るのを忘れたのである。
バタバタで料理ったためか、味がどうもイマイチ安定していないようである。決して不味くはないのだが……。
食材は、小松菜も含めて、以前に湯掻いて冷凍保存しておいたものである。
もちろん、納豆と味付海苔は違うが……。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)小松菜のお浸し、納豆、味付海苔

2017年

3月

17日

漫画週刊誌の日ひとりめし

今日が“漫画週刊誌の日”であるのは、1959年(昭和34年)の今日、「日本初の少年週刊誌『週刊少年サンデー』『週刊少年マガジン』が創刊した」からである。(Wikipediaより)
この2誌は、『週刊少年ジャンプ』とともに、まさに日本の少年週刊誌のBIG3とも云うべき存在であって、かつまた、クール・ジャパンと称される、現在の世界的な日本のサヴ・カルチャーの黎明期を支えた、草分け的存在とも云えるだろう。
実際、この3誌に連載され、好評を博したのちアニメ化され、爆発的にファン層を拡大した作品は数知れない。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
クールであろうが、ホットであろうが、サヴであろうが、メインであろうが、およそ、カルチャーなどとは、まるで無縁の献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ

鶏ささ身の味噌漬けが思ったより多く、ほうれん草と油揚げのお浸しが入りきれなかった。仕方ないので、余ったのをそのまま、タッパに入れて持参した。
鶏ささ身の味噌漬けは、近来の大ヒットである。廉価であり(105円/100g)ながら、栄養価が豊富で、しかも旨い、わたいが料理ってさえ旨いのだから、これはもう、何をか云わんや、で、ある。
ほうれん草と油揚げのお浸しに、ちりめんじゃこを混ぜるのを忘れたのは、残念だった。ちりめんじゃこもいろんなものに混ぜて、けっこう使いでがある。
さて、来週は、人参と長ねぎの豚バラ肉巻きが主菜である。晩は相変わらず、粕汁が続く。少なくとも、3月一杯は続くものと思う。問題は副菜の野菜であるが、こんなときこそ、以前に料理って冷凍保存して置いたブロッコリや人参が活躍する……ものと、思う。
それではみなさん、来週の“ろ~りぃの食卓”をお愉しみに!
よい3連休を(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、ほうれん草と油揚げのお浸し

2017年

3月

16日

クノッソス遺跡発掘の日のひとりめし

今日は英人の考古学者、アーサー・エヴァンズによって、クレタ島のクノッソス遺跡が発掘された日である。
クノッソス遺跡と云えば、迷宮(ラヴュリントス)や、テーセウスとミノタウロスの伝説で有名であるが、彼の発掘によって、その都市の実在が明らかとなった。
その発掘物語は、シュリーマンのトロイア遺跡発掘の物語と並んで、実に興味深いものがある。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
古代らしさも、地中海らしさもまったく感じられない、いつもながらの献立である。
それにしても、古代クレタ島に住んでいた人々は、いったい、どのような朝食を喫していたのであろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、野菜ジュース、バナナ

久しぶりに、鶏ささ身の味噌漬けを料理った。廉価で味がよく、それでいて高栄養・低カロリー、良質のたんぱく質を含んだ、まことに重宝な食材である。
にもかかわらず、お久しぶりの調理になってしまったのは、しばらく他の調理に没頭していたからである。
すべての物事に対して、と、云うわけではないが、どうも物事上手くいかないと、意地でも上手くいくまでやろうとする傾向があって、しかもなかなか上手くいかないのだから、ひとつ事に執着することになってしまう。
粘り強い、と、云えば、聞こえはいいが、要は諦めが悪いだけの話である。
しかし、それもまたよかろう。別にだれに迷惑のかかる話でもない。
少なくとも、自分で料理して、自分で食している分に関しては……。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、ほうれん草と油揚げのお浸し

今夜は忘れずに、あごだしを入れた。あじにぼしも1匹だけにした。充分にいい出汁が出た。過ぎたるは及ばざるが如し、なんでも、多ければいい、と、云うものではない。
じゃこ天もなかなかいい味がする。じゃこ天からも結構、いい出汁が出ているのかも知れない。
今回は菜の花の辛子和えが、少々水っぽかった。水にさらした後で、水分を切るのがあまかったのかも知れない。次回からは気をつけることにしよう。
それにしても、3/12(日)に、来週分まで料理って冷凍保存してあるから、主菜は充分である。冷凍保存とは、まことに調法なものである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔

2017年

3月

15日

「ブルータス、おまえもか」の日のひとりめし

以前にも記したと思うが、今日はジュリアス・シーザーが暗殺された日である。
そのときにシーザーが発した言葉が、有名な「ブルータス、おまえもか」である。
信頼し切っていた者に裏切られた際に発する言葉として有名になった。
この言葉、ウィリアム・シェークスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』で有名になったが、もとはプルタルコスの『英雄伝』にも見えるらしい。
直接の関係はないが、本能寺において光秀の軍勢に攻められたと知ったときの信長の心中も、同じようなものだったのではなかろうか。
もちろんそのことと、わたいの弁当の中味とには、なんらの関連もない。
一昨日、昨日と体調を崩して臥せっていたが、お采は拵えておいたので、なんとかなった。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、ほうれん草と油揚げのお浸し、菜の花の辛子和え

例によって例の如く(?)、公約通りの(??)献立である。
ただ体調不良により、2日ほど寝込んでしまったのが予定外だった。もっとも、そんなものが、予定に入るわけもないが……。
鰯のつみれが売ってなかったので、やむなく、じゃこ天を買ってきた。似たようなものだから、まさか味が合わないわけもなかろう、と、思ったのである。
あごだしを入れるのを忘れた。その代わり、と、云ってはなんだが、あじにぼしを入れ過ぎた。ふつうの煮干しと違って、小魚くらいの大きさがある。1匹で充分だったような気がする。だし昆布も入れているのだから……。
それにしても、胃腸に変調をきたした、と、云うのに、これだけ食べるのだから、我ながら大したものである。
まぁ、変調をきたした胃腸を早急に快復させるには、栄養のあるものをドッサリ摂取するにかぎる、と、言い訳しておこう……(陰の声:言い訳にもなっとらんと思うぞ)。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔

2017年

3月

10日

たけのこの里の日のひとりめし

今日は今日から、“たけのこの里の日”である。
“たけのこの里”は、「株式会社明治が製造・販売しているチョコレートスナック菓子」(Wikipediaより)で、同社の“きのこの山”の姉妹品である。
“きのこの山”が1975年(昭和50年)の発売。“たけのこの里”が1979年(昭和54年)発売だから、“たけのこの里”が4歳妹であることになる。
妹の方が人気があるようで、売上や購買のデータでは、“たけのこの里”が“きのこの山”を上まわっているようである。
しかし、“きのこの山”が、8月11日の祝日「山の日」にあやかって、同日を“きのこの山の日”としたのに対抗して、“たけのこの里”は今日をもって、“たけのこの里の日”とすることを申請して受理された。
1年とは云え、記念日の設定は、姉に一歩を譲ったわけである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
“たけのこの里”も、“きのこの山”も、並んではいない。
相も変らぬ、殺風景な食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ

昨昼の弁当で、2/26(日)に拵えたお采が(やっと)なくなった。今日のお采は3/5(日)に料理ったものである。
人参と長ねぎの豚バラ肉巻きは、それぞれ1食分ずつをジップ・ロックの袋に入れて冷凍保存しておいたものである。それを昨朝に冷凍室から冷蔵室に移しておき、帰宅してから焼いて冷蔵庫に保存し、今朝レンチンして弁当箱に詰めたのである。
菜の花の辛子和えは、予定数量より2食分ほど多くなり、今日の弁当のお采としたのである。それでもまだ、1食分残っている。
さて来週は──同じ献立である。もしブリの切身が廉ければ、ブリ大根か、ブリの照焼きを料理るつもりではある。
食材の値段によって献立を変化させることができるようになったとは、我ながら大した進歩である。
それではまた、来週もよろしくお付き合いください(^_^)/

 

献立:麦飯(明太子ふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き(3個)、菜の花の辛子和え

2017年

3月

09日

ナポレオンの(最初の)結婚記念日の日のひとりめし

今朝は30分ほど寝坊してしまい、半熟卵2個とバナナ2本を詰め込んで、慌てて家を出た。そんなわけで、朝食の写真&記事はない。
今日はナポレオン・ボナパルトと、彼の最初の妻であるジョセフィーヌ・ド・ボーアルネが結婚した日である。
当時ナポレオンは、トゥーロン攻囲戦やヴァンデミエールの反乱の鎮圧などで名を挙げ、国内軍司令官となってはいたものの、政界・軍界・社交界などでは、いまだ身分低い軍人にすぎなかった。
一方ジョセフィーヌは、総裁政府の実力者であったバラスの愛人として、社交界の花形となっていた。
その二人が結婚したのは、より以上の昇進出世を望むナポレオンと、ジョセフィーヌに飽きが来てお払箱にしたかったバラスとの思惑が合致したため、と、目されている。
要は政略結婚であった。
そのふたりがやがて、皇帝皇后として、フランス全土は云うに及ばず、ヨーロッパ大陸のほぼ全土にまで影響を及ぼすようになるのだから、男女の縁とは解らぬものである。
なんにせよ、わたいの弁当の中味とは、なんらの関係もない。
政略であろうがあるまいが、結婚だの、男女の縁だのとは、なんら関係のない弁当であり、人生である。
それにしても、結婚当日のこの日、ナポレオンとジョセフィーヌの食卓には、いったいどのような料理が並んでいたのだろうか。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、豚肉生姜焼き、大根と人参の皮の浅漬け

昼のお菜で、やっと2/26(日)に仕込んだお菜を消費しつくし、やっと、今回料理ったお菜にかかれる。
晩のお菜は、3/5(日)に料理ったものである。
粕汁の具(大根、人参、白菜、長ねぎ)は、あらかじめ湯掻いてジップ・ロックの袋に入れ、冷凍保存しておいたのもである。それを朝に冷凍室から冷蔵室に移し、晩方に解凍して食べる。ちなみに、だしは熟成あじにぼしとだし昆布、それに顆粒のあごだしでとる。当然、出汁を取った後のあじにぼしも、だし昆布も食べる。にぼしも昆布も、栄養満点の食材である。これを捨てるなどとは、大名ででもなくては、できるものではない。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、もやし、ニラ、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔

2017年

3月

08日

ミモザの日のひとりめし

今日は国際女性デー、イタリアでは“ミモザの日”である。
この日イタリアでは、「“FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ)”『女性の日』とされ、男性が日ごろの感謝を込めて、女性に愛や幸福を呼ぶと言われるミモザを贈る」らしい(Wikipediaより)。
国際女性デーは、「1904年3月8日にニューヨークで女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしたことに由来」するらしいが(Wikipediaより)、わたいとしては、デモだのストライキだのよりも、個人間の友情や愛情、感謝と尊敬の念を表す、ミモザの贈呈のほうが、はるかに好ましく、微笑ましい。
もっとも、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
ミモザにも女性にも、まったく無縁の、いつもながらの、食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ

今週の弁当は、半ば胆試しの感がある。なにしろ、2/26(日)に漬け込んだ食材を消費しようと云うのだから、食材の保存可能期間と、わたいの消化器系統の消化吸収力との勝負である。
食材購入時の判断能力に問題があるせいか、食材が余ってしまう。あるいは、料理る量が予定を超過してしまう。不足するよりはいいかも知れないが、それにも限度と云うものがある。そろそろ本腰入れて、対策を考えねばならない(陰の声:もっと以前から考えとけよ……)

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、豚肉生姜焼き、大根と人参の皮の浅漬け

今日も気温が上がらず、格好の粕汁日和であった。
今日の粕汁は、ほぼピッタリの量だった。それでも満腹になるのだから、如何に具が多いか、と、云うことである。粕汁が主菜なのだから、やむを得ない。
これでも建前上は、一汁一菜である。
それに具が多い、とは云っても、ほとんどが野菜なのだから、それもまた結構なことである。
ただ、鮭の切身2切れと、鰯のつみれ3個が、多いと云えば、多いかも知れない。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔

2017年

3月

07日

薩長同盟成立の日のひとりめし

今日(旧暦慶応2年1月21日)は、幕末・維新史の一大エポック・メイキング、薩長同盟が成立した日である。
土佐浪人の坂本龍馬を仲介者として、薩摩の西郷隆盛、長州の木戸孝允(当時は桂小五郎)の間に締結された両藩のこの秘密同盟が、討幕へと大きく進む推進力となり、実際に徳川幕府を倒す原動力となった。
この快挙は、坂本龍馬の伝記小説などのなかでも、見せ場のひとつとなっており、彼の数多い偉業の最たるもののひとつにも数えられている。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
歴史上のエポック・メイキングとも、偉業とも、なんのかかわりもない献立である。
それにしても、薩長同盟が締結された席には、どのような献立が並んでいたのであろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、野菜ジュース、バナナ

豚肉の生姜焼きも、大根と人参の皮の浅漬けも、2/26(日)に料理ったものである。よく云えば、じっくり漬け込まれているだろうが、悪く云えば、早目に片づけないと、心許ない。まぁ、ここ2~3日中は大丈夫だろう、と、高を括っている。
豚肉の生姜焼きは栄養価も高く、料理るのも簡単で、味もよく、非常に調法な献立である。
大根の皮と人参の皮を捨てるのが、どうも勿体なくて、なんとかならないものか、と、つねづね、思っていた。ふとWebsiteで調べてみると、大根と人参の皮の浅漬けの料理り方が載っていたので、やってみた。Websiteで簡単に調べられるのだから、便利な世の中になったものである。

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、豚肉生姜焼き、大根と人参の皮の浅漬け

今日は風が冷たく、気温も上がらず、絶好の(?)粕汁日和となった。
またぞろ汁の量が多くなってきたのは、困ったものである。しかし、もともと具が多いのだから、思ったほど、汁の量も多くはないのかも知れない。
菜の花の辛子和えは、今回は菜の花自体が、少々新鮮さを欠いていたように思える。菜の花を選ぶポイントは、先が閉まっていて、黄色い花が開いていないことであるらしいのだが、今回買ってきたのには、チラホラ、黄色い色が見える。まぁ、所詮、わたいの料理るものなのだから、素材がどうあろうと、たいして変わるまい、とも、云えるのだが……。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔

2017年

3月

06日

ミケランジェロの誕生日の日のひとりめし

今日はイタリア・ルネッサンスの巨人のひとり、ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニの誕生日である。
彼は、建築家、彫刻家、画家として有名だが、詩人でもあり、「西洋美術史上のあらゆる分野に、大きな影響を与えた芸術家」(Wikipediaより)であり、「万能の人」と呼ばれる。
わたいも一度は、彼の作品を実地に目にしたいものだ、と、念願しているが、はたしてその野望が叶う日が来るかどうか。
もっともそのことと、わたいの弁当の中味とには、なんらの関連もない。
ほうれん草と油揚げのお浸しは、前週に料理った残りの消費である。
芸術性のかけらもない中身である。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、ほうれん草と油揚げのお浸し

今日はわりと暖かかったが、公約(?)どおり、粕汁の晩飯である。
いったん型にはまると、なかなか抜け出すのが難しくなる。これを“慣性の法則”と云う……わけないか。
昼の弁当の記事にも記したが、ほうれん草と油揚げのお浸しは、前週の残りである。なんとか消費できた。やれやれ、である。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と油揚げのお浸し、納豆、味付海苔

2017年

3月

03日

両津勘吉巡査長の誕生日の日のひとりめし

今日は、おそらく日本で一番有名な、そして、愛されている警察官であろう、両津勘吉氏の誕生日である。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』と云う、タイトルからして長い漫画及びアニメの主人公である。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、1976年(昭和51年)から2016年(平成28年)まで、一度の休載もなく連載され、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネスの世界記録に認定されてもいる。
自由奔放、いい加減で、そのくせ情に厚く、下町情緒を体現したそのキャラクターは、連載の終了した現在もなお、多くの老若男女に愛されている。
これほど愛された警察官は、両津勘吉氏と銭形幸一氏くらいであろう。
もっとも、そのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
下町も上町も、情緒などまったく感じられない、いつもながらの、殺風景な献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ

えのきと長ねぎの豚バラ巻きは、昨日で全部消費した。
そんなわけで、今日は豚肉の生姜焼きである。漬け込んで焼くだけ、それでいて味が安定しており、栄養価も優れているので、まことに重宝な献立である。
漬けダレは、各家庭で種々様々であろう。わたいは生姜、にんにく(どちらもチューヴ入りのを使う)、酒、薄口醤油、である。味醂は使わない。その代わり、蜂蜜を入れる。もっとも、それもよく忘れるのだが……。
豚肉も、いわゆる生姜焼き用として売っている肉は使わない。小間切れがほとんどである。それでも味が馴染むと、良い具合に出来上がる。
大抵、1~2日漬け込む。まれに(?)1週間以上になることもある。それでも食べられるのだから、いよいよ重宝である。
さて、来週も、今週同様の献立になる予定である。
菜の花の辛子和えは気に入った。ほうれん草も当分、廉価で購えそうである。昼はともかく、晩方はまだまだ気温の低い日が続きそうなので、粕汁が続くだろう。問題は、味付けが上手くいくかどうかである。
ある程度コツが判ってきたので、そうそう酷い出来にはならないだろう、と、期待している。
その期待と、一抹の不安を胸に抱きつつ、それでは来週をお楽しみに! と、ここではご挨拶申し上げておこう(^_^)/

 

献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、豚肉の生姜焼き、ほうれん草と油揚げのお浸し

2017年

3月

02日

スメタナの誕生日の日のひとりめし

今日はチェコの作曲家、ベドルジハ・スメタナの誕生日である。
クラシック音楽では、なんと云っても、ベートーヴェンがご贔屓なのだが、スメタナの「わが祖国」、厳密に云うと、そのなかの第2曲「モルダウ」(精確には、「ヴルタヴァ」と云うらしい)も、大好きな曲のひとつである。
たしかさだまさしさんがこの曲を編曲し、歌詞をつけて、歌っておられたように思う。他にも、イルカさん、斉藤和義さん、平原綾香さんが、同様の試みをしておられるようである。
雄大で悠々としており、緑なす大平原をゆったりと流れる青々とした大河を思わせる楽曲である。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
せせこましく、チマチマした、いつもながらの献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ

冷凍保存して置いた麦飯の量が、いつもより少なかった。保存時に間違えて、お采用の弁当箱で計量したものとみえる。
その代わり、と、云っては、なんだが、えのきと長ねぎの豚バラ巻きが小1個分多かったので、ほうれん草と油揚げのお浸しが入りきれず、その分を主食用の弁当箱に入れて、なんとか均衡を保った(?)。
えのきと長ねぎの豚バラ巻きは、これで消費終了である。冷凍保存できることが判明したのは、まさにケガの功名であった。あるいは、窮すれば通ず、と、云えるかもしれない。料理りすぎた、と、判明したときには、どうしようか、と、思ったものだが。世の中、なんなとなるものである。

献立:麦飯(明太子ふりかけ)、えのきと長ねぎの豚バラ巻き、ほうれん草と油揚げのお浸し

粕汁の量が多かった。どうも量の加減がむずかしい。まぁ、少ないよりは、はるかにマシだが……。
菜の花の辛子和えがいい調子である。味噌和えもいいので、料理ってみようと思うのだが、当面は辛子和えが続くと思う。いまはこちらの方にハマっている。
粕汁は来週も続く……ハズである。なんのかんの云っても、3月中は三寒四温、である。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔

2017年

3月

01日

帝国劇場開館の日のひとりめし

1911年(明治44年)の今日、日本初の西洋式演劇劇場である帝国劇場の竣工式が行われた。大正年間に、「今日は帝劇、明日は三越」と、その消費文化を象徴する流行語となった、あの帝劇である。
ちなみに、絢爛たる大正浪漫を繰り広げる帝国華撃団とは、なんらの関係もない(……ハズである)。
もちろん、わたいの食卓に並ぶ献立とも、なんらの関連もない。
強いて云えば、洋風である点だけが、共通している、と、云えないことも、なかろうか。
それにしても、当時のハイカラな家庭の朝食は、どんな献立だったのだろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、野菜ジュース、バナナ

えのきと長ねぎの豚バラ巻きが、アスパラガスの豚肉巻きのバリエーションであることは、以前にも記したが、今回冷凍保存できることが判明し、大いに頼もしく思っている。
これなら事前に仕込んで置いて1週間分の主菜に充て、別の献立を1週間分料理って、都合2週間分の主菜を準備しておくことができる。
2週間目の副菜は、ブロッコリや人参の冷凍保存ものを活用する。そうすれば、土曜の買出し、日曜の調理が、1回分助かる。なんでもまとめて準備できるのはいいことである。

 

献立:麦飯(ほぐし貝柱山椒)、えのきと長ねぎの豚バラ巻き、ほうれん草と油揚げのお浸し

菜の花の辛子和えが絶品の出来である。菜の花自体の苦味と、辛子の辛さがうまくマッチして、我ながら上出来である。湯掻き具合もちょうどいい加減で、歯ごたえがあって、申し分なし。
敢て云えば、これだけで、ゆうに丼一膳は平らげられるので、勿体ない、と、云えば、勿体ないし、贅沢、と、云えば、贅沢である。
とまれ、これで昼も併せて、9種類の野菜を摂取していることになる。
野菜は最低でも7種類は摂りたい、と、思っているので、これまた、目標クリアで、上出来である。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え

2017年

2月

28日

エッセイ記念日の日のひとりめし

今日がなぜエッセイ記念日かと云うと、『エセー』を著した、モンテーニュの誕生日だから、と、云うことである。
日本でのエッセイと云えば、『枕草子』が最も古くて有名なものだろう。
モンテーニュの『エセー』は1580年の刊行らしいから、少なくとも、『枕草子』のほうが、はるかに古い。
日本の古典文学も捨てたものではない、とは、我が友散作の言であるが、不肖にしてわたいは、日本の古典文学と呼ばれるものを通読したことはない。
もちろん、わたいの食卓に並ぶ献立にも、なんらの関連もない。
「あはれ」も「おかし」も、「あられ」も「お菓子」も「おこし」も、一切関係のない献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ

えのきと長ねぎの豚バラ巻きは、去る2/19(日)に料理って、冷凍保存して置いたものである。そのときに味をつけるのを忘れたので、焼くときに酒と薄口醤油でタレをつくり、味付けをした。
ほうれん草と油揚げのお浸しには、ちりめんじゃこを混ぜてある。味付けはめんつゆである。手抜きの味付けではあるが、使いようによっては便利なので、ストックしてある。もっとも、自分好みの味にしようと思えば、手間でも、いろんな調味料を合わせた方がいいことは、云うまでもない。

 

献立:麦飯(ちりめん高菜)、えのきと長ねぎの豚バラ巻き、ほうれん草と油揚げのお浸し

当初の思惑と違って、昼の弁当にほうれん草と油揚げのおひたしを持って行き、晩に菜の花の辛子和えを添えることになった。
まあ、別段、大勢に影響はない。ただ、昼に持って行った方が、消費回数が1回多い、と、云うだけのことである。
昼間は好天気だが、朝晩はまだまだ寒く、当分は粕汁の美味しい日が続きそうである。
それにしても、エッセイ記念日、と、云うことで、ちょっとはエッセイらしい文章を書こうと思ったが、ダメだった。まぁいずれ、他の奴輩が、なにか書いてくれるだろう。

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

27日

冬の恋人の日のひとりめし

今日は“冬の恋人の日”だそうである。
Wikipediaによると、“2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に「恋人同士の絆を深める日」を設けようと、結婚カウンセラーなどが制定した日。絆の「ずな」→「づな」→「ツー・ナナ」→「27」の語呂あわせから、2月27日が選ばれた。”とのことである。
なんとも強引な語呂合わせである。
冬であろうが、夏であろうが、春であろうが、秋であろうが、わたいの人生にはなんら関係のないことである。
もちろん、わたいの弁当の中味とも、なんらの関連もない。
先週に料理りすぎたおかずの消費である。

献立:麦飯(ちりめん山椒)、ほうれん草と白菜のごま和え

2/19(日)に料理った、ほうれん草と白菜のごま和えが、やっとなくなった。
その代わり、と、云ってはなんだが、昨日また、7食分ほど料理ってしまった。同じ量のほうれん草なのに、前回と云い、今回と云い、どうやら1束当たりの量が多くなっているようである。値段が同じでも、内容量が減っていることが多い昨今、文字どおり、ありがたいことではある。従来4束買っていたが、今度からは、3束でよさそうである。
粕汁はまだまだ料理り続ける。三寒四温の季節である。寒い日が続く限り、粕汁は料理るつもりである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

24日

プレミアム・フライデーとやらのひとりめし

今年の今月から、最終金曜日には午後3時で退社する、と、云う、いわゆる“プレミアム・フライデー”なる制度が施行される。ほんの一部の官公庁や大手企業でだけ。
週末の余暇を増やして消費を喚起しようとの目論見らしいが、時間ができても、カネがなければどうにもならない。結局はおウチでのんびり過ごそう、と、云うのが、大方の行動になるのではあるまいか。
もっとも、プレミアム・フライデーなぞ、わたいには関係のない制度ではあるのだが……。
プレミアム・フライデーがわたいの生活には無縁である如く、わたいの食卓に並ぶ献立も、プレミアム・フライデーなどとは、なんらの関連もない。
週初めも週末も、月末も月初も関係ない、千年一日の如き献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ

見事に失敗してしまった。冷凍保存しておいたら互いにくっついて、いくら焼いても、容易に離れない。焼タレも早く入れすぎたために、焦げ付いてしまった。なんとも無残なものである。
今度は面倒でも、1個ずつラップで包んでから、冷凍保存しなくてはなるまい。
焼タレも、最後に流し入れることにしよう。
なに、なにごともやってみることである。失敗は成功の母、と、云うではないか。
さて、来週だが、このえのきと長ねぎの豚バラ巻きが、まだ2食分ある。菜の花の辛子和えにも、再度挑戦する。今週はうまくいったので、このコツを忘れないように、身体に憶え込ませねばならない。
なにごとも、反復習練である。

 

献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、えのきと長ねぎの豚バラ巻き

2017年

2月

23日

中島みゆきさんのお誕生日のひとりめし

今日は日本が世界に誇る歌姫、中島みゆきさんのお誕生日である。
みゆきさんは、「オリコンにおいて、4つの年代にわたってシングルチャート1位を獲得した唯一のソロ・アーティストであり、他のアーティストへの提供曲が、5つの年代にわたってオリコンシングルチャート1位を獲得している」(Wikipediaより)。
わたい個人に関して云えば、中学時代よりその歌にハマり、長じてギターを鳴らし始めるようになったのも、“1曲でもいいから、みゆきさんの歌を弾きたい”との思いからであった。
みゆきさんを尊敬し、崇拝している人は、単に芸能界歌謡界にとどまらず、各界各層に幅広く存在している。とりわけのその歌詞の素晴らしさに感動をおぼえる人は多い。
わたいの友人などは、「中島みゆきさんとさだまさしさんは、その歌詞だけで、充分、文学賞を受賞する資格がある」、「凡百の詩人や作家などよりも、中島みゆきさんやさだまさしさんの歌のほうが、はるかに文学的な価値がある」とまで、公言している。
わたいも同意見である。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
いつに変らぬ平凡きわまりない献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、野菜ジュース、バナナ

これで今週分の菜の花の辛子和えは終わりである。今回はうまくいった。来週も挑戦してみよう。ただし、廉価で売っていれば、の、話であるが……。
ブリ大根も、今週分はこれで終わりである。今回は大根が硬く、味の浸み込み具合もイマイチで、うまくはいかなかった。リベンジしたいところではあるが、以前にも記したように、来週分の弁当のおかずは、すでに出来ている。リターン・マッチは、再来週である。そのときまで、今週の反省を忘れなければいいのだが……。

 

献立:麦飯(明太子ふりかけ)、ブリ大根、菜の花の辛子和え

粕汁の具に、大根の葉っぱを入れていたのを忘れていた。今週の粕汁には、すべて、大根の葉が入っている。
したがって今週は、昼晩合わせて、都合、10種類の野菜を摂取したことになる。上出来である。
さてさて、粕汁は来週も続く予定である。寒い日が続く限り、粕汁は続くよ、いつまでも。
ほうれん草と白菜のごま和えは、ほうれん草と小松菜の、どちらが廉いかによって決まる。小松菜が廉ければ、小松菜を使った献立になる。
ほうれん草、小松菜、菜の花、水菜、春菊、等々の、いわゆる青野菜は、かならず食卓に上せるつもりである。
“赤い血を有する動物は、青い野菜を摂取せねばならない”のである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、大根の葉、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

22日

猫の日のひとりめし

今日は“猫の日”だそうである。“2月22日の「222」が猫の鳴き声「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから。”(Wikipediaより)だ、そうである。
わたいの周囲にも、猫好きの人が多い。犬好きの人よりも、猫好きの人が多い。
犬は人になつき、猫は家になつく、と、聞いたことがある。
また、猫は独立心が強く、人に頼らず、群れず、独立独歩を貫く、とも、聞いたことがある。悪く云えば、社交性がなく、協調性がない、と、云える。
それだけで見れば、わたいをはじめ、このBlogの執筆者一同は、間違いなく、猫型人間である。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
少なくとも、猫の餌でないことだけは、確実である。
もっとも最近は、猫も犬も優遇されているから、飼い家によっては、わたいより豪勢な食事を与えられている犬猫も、いるかもしれない……。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、トマト&野菜ジュース、バナナ(2本)

ブリ大根が続く。明日の昼飯(弁当)のおかずも、ブリ大根である。
天然ブリ4切れで税抜400円だったのだから、これはもう、買い! で、あろう。
結果、葉付き大根1本税抜150円と合わせて、ブリ大根4食分とは、なったのである。
それにしても、大根1本で、ブリ大根4食分と、粕汁8食分が賄える。
粕汁の具材には他の種の食材も多く使用しているとは云え、大根も調法な食材である。

 

献立:麦飯(ほぐし貝柱山椒)、ブリ大根、菜の花の辛子和え


同じ献立の晩飯が続いている。以前にも記したように、“三年たまご”なので、そのこと自体は苦にならない。
問題はここに記すネタが尽きかねない、と、云うことである。
今日は昨日より10℃も低かったらしい。と、云うより、昨日が暖かすぎたのである。この季節に、最高気温18℃はないだろう。今日の気温が、時季相応、と、云うものである。
寒いのは堪えるが、粕汁が旨い、と、思えば、いくらか気も晴れる。なにごとも、考えようである。
今日は量の加減が上手く行った……その代わり、酒粕を入れ過ぎた……なかなかうまくはいかないものである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

21日

カール・ツェルニーの誕生日の日のひとりめし

ツェルニーとも、チェルニーとも表記する。原綴りは“Czerny”で、音としては、チェルニーのほうが原語に近い。
作曲家、ピアニスト、そしてなによりも、ピアノ教師として有名である。彼の残したピアノ練習曲は、現在でも頻繁に用いられているようである。ツェルニーとは、もはやそれだけで、ピアノ練習曲の代名詞になっている感がある。もっとも欧米では、日本ほどには、彼の練習曲は使われていないようであるが……。
ツェルニーはベートーヴェンの弟子で、1812年2月には、ウィーンで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を弾いている(豪華な組み合わせ!)。
「皇帝」は、わたいの大好きな曲のひとつである。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
芸術の香気とも、クラシック音楽の優美とも、まったく関係のない献立である。
ちなみに、森雅裕氏の江戸川乱歩賞受賞作『モーツァルトは子守唄を歌わない』、『ベートーヴェンな憂鬱症』に登場するツェルニーは、ベートーヴェンとの掛合漫才のような会話が抜群の、生意気だが愛嬌のある弟子、として、描かれている。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、トマト・ジュース、バナナ(2本)

どうしてもブリ大根だけで、弁当箱が一杯になってしまう。
仕方ないので、菜の花の辛子和えは、保存用のタッパに入れたまま、持ってくることにした。
ちゃんと下茹でをしたはずなのに、大根が硬い。謎である。たしかに竹串を通して確認したはずなのだが……。
味付けも薄い。あまり濃くしても不可ないだろうが、薄味すぎるのも物足りない。和食の味付けとはむつかしいものである。
まぁ、それだけ、挑戦のしがいもあるし、うまくいったときの悦びも、ひとしおなのだが……。

 

献立:麦飯(ちりめん高菜)、ブリ大根、菜の花の辛子和え

粕汁は2杯分になってしまった。だいたいが野菜が多いのである。そこへもってきて鮭の切身を、焼鮭用のを2切れ入れるもんだから、いよいよ量が多くなる。具が多いのであって、汁自体は、それほどでもない、と、思うのだが……。
昨夜、ほうれん草と白菜のごま和えの甘味が、味付けの砂糖によるものか、ほうれん草自体の甘味によるものか、判然しない、と、記したが、どうやらほうれん草自体の甘味によるもののようだ。結構なことである。素材自体の旨味を味わえるのは、和食の良さの、大いなるひとつである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

20日

志賀直哉の誕生日の日のひとりめし

今日は志賀直哉の誕生日である。志賀は“小説の神様”などと賞されているが、わたいが読んだ限りでは、どこが“神様”なのか、さっぱり解らなかった。
芥川龍之介は志賀を高く評価して、「自分の創作上の理想」と述べたそうだが(Wikipediaより)、わたいからすれば、文章と云い、結構(構成)と云い、内容と云い、芥川のほうが遥かに優っているように思われる。
もっとも、日本の文学評論家、批評家などと云った連中は、森鴎外如きを“文豪”などと奉っている無能者揃いなのだから、志賀が“小説の神様”と賞されているとしても、別段異とするには足らないかも知れない。
そのことと、わたいの弁当の中味とには、なんらの関連もない。
ブリ大根に長ねぎを入れてみた。臭味除りには生姜を入れているが、長ねぎも同様の効果をもたらすはずである。

 

献立:麦飯(ちりめん山椒)、ブリ大根

やはり鮭の切身2切れは多かったかもしれない。それでなくとも、野菜類が多かったのだから、目一杯腹一杯になった。
ほうれん草と白菜のごま和えが、妙に甘く感じたのは、砂糖を入れ過ぎたせいだろうか、それとも、ほうれん草本来の甘みのせいだろうか。
この時季は旬とあって、ほうれん草もいつもより甘く、軟らかい。先週は湯掻き過ぎたが、今回は上手く行った……と、思う。
それにしても、今回は料理り過ぎた。下手をすると、来週まで保つかもしれない。消費するのが大変である。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

17日

トーマス・ジェファーソン米合衆国第3代大統領確定の日のひとりめし

1801年の今日、トマス・ジェファーソンが、アーロン・バーを降し、第3代の米合衆国大統領に就任することが確定した。
大統領選挙自体は、前年の1800年に行われていたのだが、ジェファーソンとバーの得票数が同数だったので、下院での討議投票を経て、この日、ジェファーソンが第3代目の米合衆国大統領に決定したのである。このとき、下院で行われた投票はなんと、31回にも及んだ!(当時の米合衆国大統領選出過程は、現在のそれとは異なっていた)
ジェファーソン大統領は、建国間もない米合衆国の国威国力を高めるに際して多大の業績を上げ、いまなお学者たちの間では、もっとも偉大な米合衆国大統領のひとりに挙げられている。
ジェファーソン氏の生涯を眺めて、現在の米国合衆国大統領と比較すると、なかなかに面白いものがある。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
トランプだか、カードだかが、どのような政策を打ち出し、どのような言辞を弄そうとも、わたいの食卓には、なんらの変化もない。平和そのものの食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、トマト・ジュース、バナナ

えのきと長ねぎの豚バラ肉巻きだが、フライパンで焼いているときに、豚肉がバラけてしまい、文字通りの“豚バラ肉巻き”になってしまった。見てくれは悪いが、別に、それで、食べられなくなる、と、云うわけでもなし、まぁ、さしたる影響もない。
ブロッコリの塩昆布あえは、例によって例の如く、以前に湯掻いて冷凍保存して置いた、非常食である。自分で湯掻いて冷凍保存して置くだけのチエはあっても、出来合いの冷凍食品を買って使おうと云うところまでは、チエがまわらない。ど~にもこ~にも旧い人間で、冷凍食品だの、インスタント食品だのは、あらゆる意味で“マズイ”ものである、と、云う先入見が抜けきらないのである。努めて拒否しているのではない。そもそも、使おうと云う発想はおろか、その存在さえ、忘却しているのである。
久しぶりに、ピリ辛らっきょうをトッピングした。らっきょうは、豚肉の栄養価をより効率よく吸収させてくれる、心強いサポーターである。
さてさて、今週は、粕汁以外、失敗ばかりのおかずになってしまった。
来週は「倍返しだ!」である。えっ、古いって? たしかに、懐かしい響きがするセリフだなぁ……。

 

献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、えのきと長ねぎの豚バラ肉巻き、ブロッコリの塩昆布あえ

2017年

2月

16日

記憶にございませんの日のひとりめし

1976年(昭和51年)の今日、折から吹き荒れていたロッキード事件の真相究明のため国政調査権が発動され、衆議院予算委員会で、同事件の証人喚問が開始された。このとき、喚問された国際興業社主小佐野賢治氏が発した「記憶にございません」と云う言葉は、一躍流行語となった。
証人喚問の場で事実と異なることを云えば、偽証罪に問われる。しかし、記憶にないのであれば、責めることはできない。なぜ憶えてないんだ、などと云っても、憶えていないもの、忘れてしまったものはしょうがない。忘却罪などと云う罪状は、寡聞にして知らない。都合の悪いときには調法な言葉である。
事実、小学生から大人たちまで、当時はほとんどの人が、都合が悪くなると、この言葉を発したものだった。だからこそ、流行語となったのであろうが……。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。いつもながらの、平々凡々たる献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、トマト・ジュース、バナナ

アスパラの豚肉巻きは料理ったことがあるが、えのきと長ねぎの豚ばら肉巻きは初めてである。と、云っても、基本は同じである。ヴァリエーション違い、と、云ってもいい。同様なのに、人参の豚ばら肉巻きがある。これもいつか料理ってみようと思う。
菜の花の辛子和えがなくなった。ほうれん草と白菜のごま和えも、今夜でなくなる予定である。
明太子ふりかけは、〇美屋の製品であるが、冷蔵庫の冷凍室に、親爺から貰った九州土産の明太子があることを思い出した。明太子は大好物なのだが、いつしか、記憶にござらなくなってしまったものとみえる。

 

献立:麦飯(明太子ふりかけ)、えのきと長ねぎの豚ばら肉巻き、ほうれん草と白菜のごま和え

多く料理り過ぎた。丼に正味2杯分はあった。いつもは具の方が多いのだが、今晩は汁の方が多かった。まぁたいがいの食卓では、味噌汁にしろ、粕汁にしろ、お吸い物にしろ、具よりも汁の方が多いのだろうから、これはこれでいいのだろうが……。
今晩はキッチリと、あごだしも、糸こんにゃくも入れた。ちゃんと、記憶にござったわけである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

15日

ジョン・バリモアの誕生日の日のひとりめし

今日はアメリカ合衆国の俳優、ジョン・バリモアの誕生日(1882年生)である。
ジョン・バリモア、と、云っても、ほとんどの人はご存じないであろう。ドリュー・バリモアのお祖父ちゃんである。えっ? ドリュー・バリモアもご存じない? ハアァ~、時の流れ、ですな。
ジョン・バリモアは“バリモア一家”と称されて名を馳せた、サイレント期からの映画俳優であるが、元々は両親親戚がみな舞台俳優と云う、演劇人の一家に生まれた、舞台俳優である。
舞台で培った確かな演技力と、“Mr.Profile”と呼ばれた端正な横顔とで、映画界においても、偉大な業績を記した。
伝説の名女優グレタ・ガルボが『グランド・ホテル』で彼と共演したとき、ガルボは彼の前にひざまずいて、「あなたのような素晴らしいアクターと共演できたことは、なにものにもまさる名誉です」と、彼の指先に口づけした、と、云う逸話があるそうだ。なんだか、立場が逆じゃないか、とも思うが、それほど偉大な俳優だったのだろう。
わたいは『ジキル博士とハイド氏』を原作としたサイレント映画『狂へる悪魔』を観ただけだが、特殊技術を駆使したその後の映画の変身場面よりも、その演技力で温厚な紳士であるジキル博士から、兇悪無頼のハイド氏へと変身していくこの映画の場面に、それこそ身の毛がよだったものである。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。わたいの食卓に並ぶどれひとつをとってみても、それを食したからと云って、変身するわけではないので、どうかご安心願いたい。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、トマト・ジュース、バナナ

この調子だと、大根1本で、粕汁とブリ大根が2週間分くらい出来そうである。
大根が多すぎて水分が出たせいか、味付けが薄味になってしまった。大根はこの半分くらいの量でよかろう。
菜の花の辛子和えも、茎の部分と葉の部分は、別々に湯掻いた方がよさそうである。一応、茎から先に湯掻き、後から葉を入れたのだが、それでも湯掻きすぎになってしまった。次回からは別々にしよう。
麦飯でも、水加減で随分味が違う。なににせよ、“好い加減”と云うものは、むずかしいものである。

 

献立:麦飯(ほぐし貝柱山椒)、ブリ大根、菜の花の辛子和え

糸こんにゃくを入れるのを忘れた!(T_T)
食材を分けると、こうなるのである……。
おまけに、あごだしを入れるのも忘れた。
まぁ、そのことで味の違いが分かるような味覚なぞもっていないので、かまわない、と、云えば、かまわないのだが……。
明日の弁当のお菜を料理る(精確には、焼く)ために、いつもよりバタバタになってしまったのが、主な原因である。
なにごとも、落ち着き、と、云うものが、肝腎である。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

14日

1年で最も縁のないイヴェントの日のひとりめし

そんなわけで、当然ながら、チョコ及びチョコに関連した食物などには縁のない、いつもながらの食卓である。
Wikipediaによると、この日は「煮干しの日〔2=に、1=棒(ぼう)、4=し〕」でもあり、また「ふんどしの日〔2=ふ、10=とう、4=し〕」の日でもあるらしい。もちろん、日本だけである。
煮干しはカルシウムも豊富でちょっとしたおやつに最適であるし、ふんどしも近年、その手軽さや機能が、とりわけ女性陣に見直され、秘かに愛好している女性も多いと聞く。
いっそのこと、チョコはやめて、煮干しやふんどしを送る日にしてはどうだろう。そのほうが日本らしいし、また、東西文化の融合、と、云う観点からしても、ユニークだと思うのだが……。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、トマト・ジュース、バナナ

なにごとにも、限度、と、云うものがある。
むかし、“大きいことはいいことだ”と云うキャッチ・フレーズがあったが、すべてにおいて、必ずしもそうとは云い切れない。
大根が多すぎたために、菜の花の辛子和えを入れる余地がなくなった。
以前にも同じことがあった。学習能力のないことが、いよいよ明瞭になった。
しかし、言い訳じみるが、キッチリ弁当箱に収まるように量を按配しておかずを料理るのは、至難なのである。
足りないよりはよかろう、と、やはり、“大きいことはいいことだ”の考えに近づいてしまった。

 

献立:麦飯(ちりめん高菜)、ブリ大根、菜の花の辛子和え

粕汁は、料理酒または日本酒と、薄口醤油で味をつけ、粕汁を溶き入れる。
今夜はその味つけが、いささか濃かったようだ。まあ、寒い夜だから、それはそれでかまわないのだが。
粕汁だけで7種、昼の弁当も入れると、9種の野菜を摂取している。まずは上出来と云えるだろう。
世上では、冬季は野菜の摂取が不足する、と、云われている。それだけに、よりいっそう意識して、野菜を摂取せねばならない。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

13日

バレンタイン・デー・イヴのひとりめし

イヴであろうが当日であろうが、バレンタイン・デーそのものに縁がない。
文字通り、お寒い日でしかないのである。
さばの塩焼きは土曜日に20%引で売っていたのを買ったものである。
菜の花の辛子和えは初めて料理った。いまが旬であるから、いまのうちに食しておくべき食材である。
菜の花はとても栄養価の高い緑黄色野菜で、βカロチンやビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく含んでいるそうである。
いったいに、緑黄色野菜は栄養価の宝庫である。意識してドンドン摂るべき食材である。

 

献立:麦飯(ちりめん山椒)、さば塩焼き(惣菜)、菜の花の辛子和え

週末は寒かった……と、云うわけで、粕汁である。
寒い季節は粕汁に限る。温もるし、いろんな具材が入れられるし、と、云うことは、さまざまな栄養が摂取できるし、手軽にできるし、……と、まことに重宝である。
今回惜しむべきらくは、昼の菜の花の辛子和えもそうだったが、ほうれん草と白菜のごま和えが、湯掻き過ぎだったことである。まぁ、これはこれでよかろう。とりわけ、菜の花の辛子和えは、初めて料理ったものである。なにごとも、初めからうまく行くものではない。一の矢が外れたら二の矢を放てばいいし、二の矢が外れたら三の矢を放てばいいのである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

2月

10日

豚丼の日のひとりめし

今日は豚丼の日である。2(ぶ)と10(とん)で、“ぶたどん”と云うのだから、少々苦しいこじつけである。
豚丼が大いに注目され、認知されたのは、2000年代初頭の、いわゆる狂牛病問題に絡んで、牛丼チェーン店から牛丼が姿を消し、苦肉の策として、提供されだした頃からであろう。
はじめは、「豚丼? なにそれ」みたいな感じだったが、やがて牛丼が復活提供されるようになってからも、結構な人気を保って、現在に到っている。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
牛丼も豚丼も鶏丼も姿を現すはずもなく、むしろ定番であるべきはずのバナナやジュースが姿を消している。
来週からは、またちゃんとした(?)、いつもどおりの献立に戻る予定である。

 

献立:トースト(5枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ

海苔とかつおのふりかけが中途半端なところでなくなったうえ、ブロッコリに塩昆布をかけすぎたので、その少々を麦飯のほうに移した。
牛肉コロッケは、例によって、近所のスーパーで買ってきたものである。
2個で税込108円なのだから、驚くべき廉さである。もう1組買おうかどうしようか迷ったが、そうするとブロッコリを入れる余地がなくなりそうなので、止めにした。
さてさて、今週は近所のスーパーで買ってきた惣菜と、以前に冷凍しておいたものばかりになってしまったが、来週はちゃんとした(?)献立に復帰するつもりである。
もっとも無精者のわたいのことゆえ、週末の寒さにめげて、ズボラを決め込むかもしれない。
いずれにせよ、みなさま、来週もよろしくお願いいたします(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ+塩昆布)、牛肉コロッケ(2個、惣菜)、ブロッコリの塩昆布あえ

2017年

2月

09日

漫画の日のひとりめし

1989年(平成元年)のこの日、「マンガの神様」と賞された手塚治虫氏が亡くなられた。
氏の業績を知らぬ日本人はおるまい。氏に触発され、その影響を受けて、漫画家に、アニメーターに、あるいはさまざまなクリエイターになった方は、それこそ枚挙にいとまなく、氏を敬してやまぬ人はそれこそ星の数ほどもいよう。
現在“クール・ジャパン”などと云われて、日本の文化が世界各国で受容されるようになって久しいが、その源泉は、ひとり氏に存すると称しても、過言ではあるまい。
「鉄腕アトム」をはじめとして、「リボンの騎士」、「ブラック・ジャック」、「ジャングル大帝」など、様々な作品は、いまでも多くの人々に愛読されている。
わたいはいまでも、「ライオン・キング」は、「ジャングル大帝」の盗作、よく云って模倣、である、と、信じている。
マンガを悪く云うものでも、氏の作品を悪く云うものはおるまい。まぁ、世の中には、米国の新大統領のような人間もいることだから、絶対にいない、とは、もちろん、云えないが……。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
いつもの食パンがなくなり、近所のスーパーでも売切れだったので、5枚切りの、少しく値の張るのを買ってきた。贅沢な気がしないでもないが、30%引きでもあったことだし、たまにはよかろう。

 

献立:トースト(5枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、果実と野菜のジュース

昨日に引き続き、近所のスーパーで買ってきた惣菜と、冷凍保存して置いた食材によるおかずである。
スーパーの食材も、味がよく、値段が廉く、適量で、随分質がよくなってきたものである。揚げ物や焼き魚など、材料費の観点からだけではなく、料理る手間や後片付けの手間まで含めて考えると、自分で料理るよりはるかにコスパがよい。
そんなわけで、今週はスーパーの惣菜週間である。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、さば塩焼き(惣菜)、ブロッコリの塩昆布あえ

寒いときは、粕汁に限る! と、云うわけで、粕汁なのだが、思ったほど寒くなかった。風もあまり強くなく、雪も降らなかった。
それでも粕汁である。ただ、前にも記したような事情で、いつもに較べて具が少ない。その代わり、と、云ってはなんだが、鮭は焼鮭にするような切身が2切れ、鰯のつみれは6個、長ねぎもいつもより多めに入れた。体調も徐々に恢復に向かっているので、来週の分は、いつもどおりに、具沢山にするつもりである。
もちろん、もう1品のお菜も、加えるつもりである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、麩、大根、人参、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ)、納豆、味付海苔

2017年

2月

08日

ロカビリーの日のひとりめし

1958年(昭和33年)の今日、ロカビリー・ブームの火つけ役となった日劇ウエスタンカーニバルが開催された。このロカビリー・ブームがやがてグループ・サウンズ・ブームへと続くわけであるが、この時代の歌には、結構好きなものが多い。
ちなみに、当時、ロカビリー三人男、と、呼ばれたのが、ミッキー・カーチス氏、平尾昌晃氏、山下敬二郎氏、である……若い子らは知らんだろうなぁ……。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
いつもながらの、いや、ちょっとは変化があるかな、と、思われる、食卓である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、果実と野菜のジュース

2月に入って早々、風邪をこじらせて、ダウンしてしまった。医者に診てもらうと、気管支喘息だ、と、云う。熱こそ出なかったものの、身体は怠く、咳が酷かった。一度咳き込むと、容易に止まらない。まったく、参った。
そんなわけで、料理どころではなかった。
縞ほっけの塩焼きは、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。
ブロッコリは、例によって、以前に湯掻いて冷凍保存しておいたものである。
こんなとき、冷凍保存は重宝である。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、縞ほっけの塩焼き(惣菜)、ブロッコリの塩昆布あえ

昼の記事にも書いたが、そんなわけで、麦飯も、粕汁の材料も、冷凍保存しておいたものである。もちろん、鰯のつみれと、糸こんにゃくは違う。鰯のつみれは、保存はしておいたが、冷凍はしていなかった。糸こんにゃくは、帰りに近所のスーパーで買ってきた。
そんなわけで、いつもより投入している食材が少ないし(と、云っても、ニラともやしと貝割がないだけであるが)、お菜も1品少ない。
それでも結構くちくなるのだから、ありがたいものである。
明日からまた冷え込んで、大阪でも平地に雪が積もるらしい。病み上がり恢復期の体調に充分気をつけるとともに、いよいよ粕汁が美味しく感じられることだろう。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ)、納豆、味付海苔

2017年

2月

01日

沢村栄治の誕生日の日のひとりめし

今日は日本のプロ野球草創期に活躍した、沢村栄治氏の誕生日である。
沢村栄治氏と云えば、左足を高々と上げる独特の投球フォーム(『巨人の星』の主人公、星飛雄馬の投球フォームのモデルとなった)で、そして、大リーグの強豪選手──とりわけ、ベーブ・ルースを三振に切って取ったとして、いまも伝説となっている投手である。
氏の速球は、優に160㎞に達していた、と、云われ、一説によると、165㎞は出ていた、と、云う。
氏は読売巨人軍(現:読売ジャイアンツ)に所属していたが、氏のライバルと称されたのが、大阪猛虎軍(現:阪神タイガース)のスラッガー、景浦将である。
「日本のプロ野球は沢村が投げ、景浦が打って始まった」と、謂われるゆえんである。
ちなみに水島新司氏の『あぶさん』の主人公、景浦安武の名は、この景浦将氏から採られている。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
卵が割れて、黄身が流れ出していることとも、無関係である。
今日はプロ野球キャンプインの日。この日、日本プロ野球の各選手たちは、いったい、どのような朝食を喫しているのであろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、コーンクリーム・ポタージュ、野菜ジュース、バナナ(2本)

ブリは照り焼きにしようと思ったが、味付けが面倒くさかったので、素焼きにした。
フライパンにクッキング・シートを敷いて、そのうえで焼くだけである。コツは火加減だけで、じつに簡単にできる。料理とも云えないくらいである。
魚を焼くにしても、グリルは一切使わない。フライパンで焼くか、鍋で煮るか、どちらかである。理由は単純で、グリルは後片付けが面倒だからである。
カボチャの煮物は、料理酒も日本酒も切れたので、焼酎を使った。強火でアルコールを飛ばしているときには、イヤに甘いにおいが立ち込めて、どうなることか、と、思ったが、昨昼に食べてみたところでは、料理酒や日本酒よりもあっさりしていて、コクと云うか、味の深みと云うか、そう云ったものがなくて、拍子抜けした。
もっとも、変な味になってしまうよりは、よっぽどマシではあるのだが……。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、ブリの素焼き(1切)、カボチャの煮物

昨日から変調を兆していた喉と鼻と胸(肺?)が、いよいよ酷くなった。
咳が頻りと出、鼻がグジュグジュし、呼吸がゼイゼイする。熱がないのでまだ救われているが、鬱陶しいこと甚だしい。
こんなときには、なんと云っても、粕汁である! 身体は温まるし、栄養は豊富だし、喉にもやさしいし、風邪の予防、もしくは引き始めの用心に、調法な献立である。
ほうれん草の栄養分が豊富であることは、いまさら蝶々するまでもない。すでにこのコーナーでも、何回も記していることである。
野菜をふんだんに使った和食の献立は、そこらへんで売っている市販の風邪薬やサプリメントなんかよりも、よほど効果があるのである。
(陰の声:それよりも、それだけ調子悪いんだったら、タバコ吸うなよ……)

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

1月

31日

愛妻の日のひとりめし

今日1月31日は、“愛妻の日”だそうである。
数字の1をアルファベットのI(アイ)に見立て、31で(サイ)だから、“アイサイ(愛妻)”と、云うわけである。
昨今はそうでもないようだが、わたいの幼い頃などは、とかく日本の夫は妻を乱暴に扱う、まるで奴隷か婢のように扱う、と、西洋人から顰蹙されている、と、聞いたものである。実際その頃は、いわゆる専業主婦がほとんどで、したがって、1年365日、朝から晩まで休みなし、それでいて、家事労働は仕事とはみなされていなかったのだから、いまから思えば、随分酷い待遇である。
こんなジョークを聞いたことがある。
「家事をハウス・メイドまかせにせず、自分で料理を作り、掃除をし、ベッド・メイクをし、洗濯をする妻には、最低限、次の三つが与えられるべきである。
週一回のレストランでの食事、感謝のキス、真心のこもったねぎらいの言葉」
ジョークに真理あり、と、云うべきだろう。
「ウチには悪妻はいても、愛妻などいないよ」
などと、不遜の言辞を吐いてはならない。
わたいなど、愛妻はおろか、悪妻も、愚妻も、賢妻も、そもそも、妻自体がいないのである。
まぁ、だからこそ、仕合せである、とも、云えないことは、ないのだが……。
とまれ、そのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
相変わらずの、ひとりものの、ひとりめし、で、ある。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ(2本)

ブリ大根が多かったらしく、カボチャの煮物が入りきらなかった。
ブリ大根も、粕汁と同じく、大根を厚めに切るのがコツであることが判った。
厚めに切った大根を米のとぎ汁で湯掻く。
ブリは熱湯を回しかけて臭味を除く。
大根とブリを鍋に入れ、生姜片を散らして火にかける……のだが、わたいはズボラをかまして、チューブの生姜を使う。
酒を廻し入れて強火でアルコールを飛ばし、砂糖と薄口醤油を投入する。
中~弱火で煮て、しばらくしたら火を止めて、味を浸み込ませる。
以上が、わたい流の料理り方である。人によって、料理り方もさまざまであろう。それによって、味も微妙に違ってくるだろう。人それぞれに個性があるように、人の料理る料理も、それぞれ味わいが違って、おもしろい……ハズである。

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、ブリ大根、カボチャの煮物

先週末から昨日にかけては、春を思わせる陽気であったが、今日はふたたび冷え込んだ。まぁ、1月末、いよいよ2月なのだから、順当と云えば、順当な気候ではあるのだが。
そんなわけで、今夜も粕汁、である。昨夜は料理酒を入れたが、今夜は日本酒である。料理酒よりも日本酒の方が、コクが出て、かつまろやかな味になるような気がする。
まぁ、味覚は人それぞれだから、日本酒よりも料理酒の方が味がいい、と、感じる人もいるだろう。どっちが正しい、と、云うものではない。
ほうれん草と白菜のごま和えは、いよいよお気に入りである。その理由が、ほうれん草が税込50円/束だから、と、云うわけではない、と、云い切れないところが、我ながら情けない……。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔

2017年

1月

30日

アドルフ・ヒトラー内閣成立の日のひとりめし

1933年(昭和8年)の今日、ドイツ・ヴァイマル共和国において、アドルフ・ヒトラー内閣が成立した。アドルフ・ヒトラー、と、云えば、強烈な独裁者のイメージが強いし、実際、強烈な独裁者であることに違いはないのだが、彼は当時、最も民主的な国家と謳われたヴァイマル共和国の、合法民主な手続きに則って、政権を獲得したのである。
民主主義は、頽廃すると、独裁者を産み出す最良の(?)土壌となることを、この歴史によって知らなければならない、とは、Macをはじめ、わたいたちが深く認識しているところである。
もちろん、そのことと、わたいの弁当箱に入っている食物とには、なんらの関連もない。
先週の公約(?)通り、ブリ大根を料理った。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、ブリ大根、ほうれん草と白菜のごま和え

粕汁も先週の公約通りである。先週は鮭を2切れ入れていたが、今週は1切れである。それでなくとも具が多いのだから、1切れで充分である。
それに、大根や人参は厚めに切って、じっくり煮込むのがコツであることが解った。具が多いのも、具が大きい(昔、そんなCFがあったなぁ……)のも、イイことである。
ほうれん草と白菜のごま和えは、弁当に入りきれなかった分である。これもうまいこと出来た。
漬物は、大根の皮と、細切りにした人参と、白菜の残りを漬け込んだものである。大根の皮を棄てるのは勿体ない、と、某クッキングサイトに載っていたので、やってみたのである。味は、と、云うと……マズくはないが、驚くほど旨くもない。まぁ、初めて料理ったのだから、こんなものだろう。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、漬物、納豆、味付海苔

2017年

1月

27日

W・A・モーツァルトの誕生日のひとりめし

今日は、神童と呼ばれ、ハイドン、ベートーヴェンと並んで、ウィーン古典派三大巨匠のひとりに数えられる、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの誕生日である。
彼が生まれたのは1756年、日本では江戸時代、徳川将軍第9代家重の頃である。
日本でも、おそらくは、彼ほど有名な、そして、彼ほどその作品が演奏され、また、聴かれているクラッシック音楽の作曲家はいないだろう。
もともと有名だったのが、1984年(昭和59年)のミロシュ・フォアマン監督による映画『アマデウス』で、爆発するようにその人気に火がついた。
もっともわたいとしては、モーツァルトよりもベートーヴェンのほうが好みである。
散作は、森雅裕氏の江戸川乱歩賞受賞作『モーツァルトは子守唄を歌わない』が大のお気に入りで、何度読んだか解らないくらい読んだらしい。モーツァルトの死をめぐって、ベートーヴェンとツェルニーが活躍する、と、云う物語で、なるほど、おもしろそうな設定である。
また、散作によると、田中芳樹氏の『銀河英雄伝説』の登場人物のひとりに、モーツァルトの名から採った人物がいるそうである。
もちろん、それらのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。およそ、芸術的香気とは無縁の、いつもながらの献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ

豚肉の生姜焼きがキッチリ消費された。約400gで3食分だから、1食当たり約134g、まずまずである。
茹で人参は、ブロッコリとおなじく、あらかじめ茹でて、冷凍保存して置いたものである。たいていの人は、シチューやなにかに使うのだろうが、わたいはそのような手の込んだ料理をする気など、毛頭ない。レンチンして塩をかけるだけで充分である。
今週はうまい具合に、作り置きのおかずを消費できた。来週は、久しぶりに、ブリ大根に挑戦してみるつもりである。前回あまりうまくいかなかったので、いわゆるひとつの“リベンジ”である。
返り討ちにならないよう気を引締めつつ、それではみなさん、来週もよろしくお願いいたします(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、豚肉の生姜焼き、茹で人参