両津勘吉巡査長の誕生日の日のひとりめし

今日は、おそらく日本で一番有名な、そして、愛されている警察官であろう、両津勘吉氏の誕生日である。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』と云う、タイトルからして長い漫画及びアニメの主人公である。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、1976年(昭和51年)から2016年(平成28年)まで、一度の休載もなく連載され、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネスの世界記録に認定されてもいる。
自由奔放、いい加減で、そのくせ情に厚く、下町情緒を体現したそのキャラクターは、連載の終了した現在もなお、多くの老若男女に愛されている。
これほど愛された警察官は、両津勘吉氏と銭形幸一氏くらいであろう。
もっとも、そのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
下町も上町も、情緒などまったく感じられない、いつもながらの、殺風景な献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ

えのきと長ねぎの豚バラ巻きは、昨日で全部消費した。
そんなわけで、今日は豚肉の生姜焼きである。漬け込んで焼くだけ、それでいて味が安定しており、栄養価も優れているので、まことに重宝な献立である。
漬けダレは、各家庭で種々様々であろう。わたいは生姜、にんにく(どちらもチューヴ入りのを使う)、酒、薄口醤油、である。味醂は使わない。その代わり、蜂蜜を入れる。もっとも、それもよく忘れるのだが……。
豚肉も、いわゆる生姜焼き用として売っている肉は使わない。小間切れがほとんどである。それでも味が馴染むと、良い具合に出来上がる。
大抵、1~2日漬け込む。まれに(?)1週間以上になることもある。それでも食べられるのだから、いよいよ重宝である。
さて、来週も、今週同様の献立になる予定である。
菜の花の辛子和えは気に入った。ほうれん草も当分、廉価で購えそうである。昼はともかく、晩方はまだまだ気温の低い日が続きそうなので、粕汁が続くだろう。問題は、味付けが上手くいくかどうかである。
ある程度コツが判ってきたので、そうそう酷い出来にはならないだろう、と、期待している。
その期待と、一抹の不安を胸に抱きつつ、それでは来週をお楽しみに! と、ここではご挨拶申し上げておこう(^_^)/

 

献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、豚肉の生姜焼き、ほうれん草と油揚げのお浸し