2017年
4月
26日
水
よい風呂の日のひとりめし
今日は“よい風呂の日”だそうだ。4月26日で「よい(4)ふ(2)ろ(6)」だそうである(Wikipediaより)。
入浴を止められて、シャワーだけの生活になってから久しい。
風呂や温泉は子どもの頃から好きで、とりわけサウナで汗を流すのが好きだったのだが、それも遠い昔のことになってしまった。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
久しぶりに、豚肉としめじのすき煮を料理った。長ねぎと舞茸も入っている。そのせいか、旨味と云うか、甘味と云うか、味に深みが出ているように思える。気のせいでなければいいのだが……。
ついに菜の花が店頭から消えた。さらば、菜の花、また来年まで、である。
献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、豆腐、ニラ、もやし、貝割)、豚肉としめじのすき煮、ほうれん草と油揚げのお浸し、納豆、味付海苔
2017年
4月
21日
金
高杉晋作
幕末、攘夷決行を祖宗の霊に誓うため、天皇が伊勢神宮に行幸したとき、時の将軍徳川家茂がその配下とともに供奉の列に加わっていた。
沿道でその行列を迎えた数多の老若男女のなかに、長州の革命児・高杉晋作もいた。
人々が土下座平伏しているなかにあって、この男だけは平然と顔を上げ、あまつさえ、
「いよう~っ、征夷大将軍!」
と、叫んだのである。
この台詞がいつから、「いよう~っ、大統領!」となったのかについては、定かではない。
2017年
4月
21日
金
ローマ創建記念日の日のひとりめし
ローマの神話によると、紀元前753年のこの日に、ロームルスが都市国家ローマを建設し、初代の王に即いた、と、云う。
この頃、古代ギリシャでは、いまに伝わる『イーリアス』や『オデュッセイア』が成立し、中国では周の王統が統一された。
日本ではようやく、弥生時代の幕が開き、稲作農耕文化が定着し始めた、と、云われているのだから、彼我の差は、大きい。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
悠大な歴史の片鱗も感じ取られないであろう、いたって、平凡な食卓である。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
2017年
4月
20日
木
穀雨の日のひとりめし
“穀雨”とは、Wikipediaによると、「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ」だそうである。
今年は雨どころか、台風さながらの強風は吹くわ、北海道では雪が降るわ、群馬高崎では猛暑日となるわ、しかも、北海道で雪の降った日と、群馬高崎で猛暑日となった日とが同日なのだから、もう、なにがなんやら、訳が解からなくなってくる。
人間世界がムチャクチャだから、気を使ってそれに合わせてくれているのかも知れないが、気持ちだけ有り難く受け取っておくから、せめて天候くらいは、穏当順当に推移してもらいたいものである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
こちらは激変どころか、ちょっとの推移もない、いつもながらの、相変わらずの、献立である。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
2017年
4月
19日
水
老兵は死なず、ただ消え去るのみの日のひとりめし
1951年(昭和26年)の今日、時の米国大統領:ハリー・トルーマン氏に極東軍司令官を解任されたダグラス・マッカーサー氏が軍を退き、その退役記念講演を行った。その際に述べた「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」は、「I shall return」とともに、氏の名言と云われているが、じつはこの言葉、氏の若かりし頃に流行っていた歌の一節であるらしい。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
わたいはまだ老兵ではないし、死にもしないし、消え去りもしない。
それにしてもこの退役記念講演の日、マッカーサー氏は、どんな朝食を喫したのであろうか。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ