2016年11月

2016年

11月

29日

鹿鳴館開館日のひとりめし

どうもこの時期は体調を崩すことがままある。
したがって、食材の買出しも料理もできず、あるいは体調は崩さないまでも、気分が乗らなくて、ズボラをかましてしまうことがよくある。
ひとつには手の指先にひび割れあかぎれ等が生じ、とても水仕事をする気にならなくなるのである。
そんなわけで、今週はほとんど、弁当である。
今日は鹿鳴館の開館日であるらしいのだが、もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関係もない。
ただ、思うのだが、鹿鳴館ではダンスの他に、料理も出したのだろうか?
出したとすれば、どのような料理を出したのだろうか?

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース

2016年

11月

22日

いい夫婦の日のひとりめし

これほど厭味ったらしく、これほど腹が立ち、これほど皮肉なタイトルになる日は、1年365日(奇しくも今年は366日)ありと云えども、今日くらいなものであろう。
こうなったら、意地でもいつもの献立で押し通す。
それに考えてみれば、夫婦仲が悪くなって、寒々とした雰囲気で食卓を囲むよりも、あるいは夫婦別々に食事を摂るよりも、ひとりめしであるほうが、なんぼかしあわせである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

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2016年

11月

21日

日本ケンタッキー・フライド・チキン第1号店オープンの日のひとりめし

今日は日本ケンタッキー・フライド・チキンの第1号店がオープンした日である。場所は名古屋市郊外で、名古屋と云えば、名古屋コーチン、であるが、まさか、それと関係あるわけではなかろう。
自慢ではないが、生まれてこの方、ケンタッキー・フライド・チキンなるものを食したことがない。いや、1度だけ、ご相伴にあずかって食べたことがあったかな?
阪神ファンとしては、カーネル・サンダース氏の霊を慰めるためにも、大いに贔屓にせねばならないのだろうが、どうも気が進まない。
もちろん、朝からフライド・チキンなど、食そうと云う気もない。
いつもながらの、相変わらずの、献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

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2016年

11月

18日

アメリカ合衆国大統領あれこれ~エイブラハム・リンカーン Ⅱ

 

リンカーン氏が自分の靴を磨いているのを見た男が、驚いて云った。

「大統領ともあろうお方が、御自分の靴を磨かれるのですか?」

「そうですよ」リンカーン氏は平然と云った。「あなたは誰の靴を磨かれるのです?」

仄聞するところによれば、「~の靴を磨く」とは、「~にゴマをする」と云う意味なのだそうな。

 

これにはもうひとつのエピソードがある。

リンカーン氏が自分の靴を磨いているのを見た男が、驚いて云った。

「そんなことは、大統領ともあろうお方のなさる仕事ではありません」

リンカーン氏は平然として、

「この世に仕事の上下はありません。ただ、仕事に上下をつけたがる人間に、上下があるだけです」

 

 

2016年

11月

18日

ウィリアム・テル伝説の日のひとりめし

ウィリアム・テルと云えば、スイス独立の伝説に関する有名人であるが、大概の人は、息子の頭に乗せたリンゴを矢で射抜いた、と、云う逸話くらいしか知らないのではないか。
かく云うわたいも、テルがシャーウッドの森にすんでいたこと、テルと息子がなぜそのようなことをするハメになったのか(当時その地を支配していた悪代官の命によるもの)、もし失敗したら当地を支配していた悪代官を射殺しようと決意していたこと、この件がきっかけになって、スイスの独立運動が盛り上がったこと、くらいしか、知らなかった。
テルはいまでも、スイスの英雄である。
そのウィリアム・テルが、息子の頭に乗せたリンゴを射抜いたのが、1307年(徳治2年)の今日である。
1307年と云えば、日本はまだ鎌倉時代である。いわゆる元寇の弘安の役より、26年後のことである。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
ジュースはリンゴジュースではなく、デザートもバナナであって、リンゴではない。

それにしてもこの日、テルとその息子が食したであろう朝食は、どのような献立だったのであろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

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