9月17日(土)
♬ スーツケースいっぱいに詰め込んだぁ~
と、云うわけで、今回のために購入したサラピンのスーツケースである。
もちろん、今回だけ、と、云うわけではない。
今回は諸般の事情により、3泊4日だけの滞在予定(陰の声:そんだけでもじゅ~ぶんじゃい!)となったので、こいつを引っ張って、はるばる八戸まで旅するのである♡
さて、こいつを引っ張って、まずは、新大阪駅へ ♪
なにはともあれ、新大阪駅へ行かねば、はじまらない(陰の声:あたりまえじゃ!)
そんなわけで、新大阪駅の「みどりの窓口」で、新幹線の切符を買う。予約購入は、時間に縛られるようで、キライなのである。
ど~せ一人旅であるし、繁忙期でも、一人分の席ぐらい、なんとでもなるだろう、と、タカをくくっているのである。
もっともそのせいで、いつぞやはグリーン席に座るハメとなり、いつぞやは東京で4時間半近くも時間待ちをする結果となったこともあるのだが…………。
しかしそう云った、いわゆるひとつのハプニングも、これまたひとつの、いわゆる旅の愉しみのひとつなのである。
さてさて、そんなわけで、「みどりの窓口」の窓口で切符を購入せんとすると、東京行は空席があるものの、八戸行は午後5時代迄空席がない、と、云う。それで行くと、八戸着が8時10分代になるらしい。
去年の再来である!
別に急ぐ旅でもなし、それでけっこう、また去年のように、上野界隈を経巡って時間をつぶそう、と、思案しつつ、そんなこんなな会話を交わしているうちに、13時20分東京発の座席が空いた! ラッキー! とうぜん、そいつを抑えてもらう。
ホッとしたところで、朝食である♡
新大阪駅改札構内にできて話題の、「道頓堀 今井 大阪のれんめぐり店 」の、朝食セット、で、ある。
大阪名物関西風きつねうどんに、おにぎり3個とだし巻き玉子2個、それにべったら漬(だと思う、たぶん)2切れに、ひじきの煮物が付いた、まさに、日本の朝食、関西の朝食である! ……のかな?
ともあれ、美味しくいただきまして――――
「のぞみ312号」9時13分 東京行 にて、まずは花のお江戸へと向かうのだ~!
♬ さぁ~、出発だ~! いま、日が昇るぅ~(陰の声:ハイ、みなさん、ごいっしょに! とっくに昇っとるわい!)
これが今回の往路である。
やはり時季や日にちによって、ビミョ~に値段が違う。
ちなみに乗車券は、もちろん、往復割引である。
後ろの席の若い女性、三人組。
まぁ~、ようしゃべること、しゃべること。言葉つきからして、大阪の人間ではなさそうだ。大阪弁ではない。他の関西圏の言葉でもない。いったいどこの人たちだろう。
一人は水商売らしい。「うちのバーで……」とか云ってた。
窓側と通路側の女はミニ・スカート、真ん中のがパンツ。
その真ん中のが、どうも水商売系の女らしい。
喫煙室からの帰りに目に入ったのだが、両足を座席に上げて、M字に座っていた。
また、横で、ドン、と、音がしたので、なんだろう、と、思って、振り向いてみると、その女が、前の席(すなわち、わたいの横の席)の背もたれに、足を突っ張っている。もちろん空席だからだろうが、それにしても、いささかお行儀がよろしくない。
パンツ姿だからなのだろうが、どうせなら、ミニ・スカートでやって欲しかった!?
名古屋である♡
この地で、♬ 絶対斎かで会えるはずなの 沈む夕日に さみしくひとり こぶし握りしめるわたしぃ~ (陰の声:お日ぃさんはまだ昇り切っとらんわい!)
新横浜である♡
♬ 追いかけて新ヨコハマ あの人が逃げるぅ~(陰の声:“あの人が逃げる”と云うのは、当たっとるかも知れん…………)
昼食前の軽い腹ごなし、である(^^♪
東京での乗換時間は1時間半。充分である。
上野公園にでも行こうか(東京圏内のJRなら、手持ちの乗車券が通用するのである)、それともどこかの喫茶店で時間を潰そうか、と、考えたが、結局、去年行った八重洲口地下街のカレー屋でBIGハンバーグカレーを食べ、駅構内や待合室をぶらつくことにする。
そうこうしているうちに時間は経過し――――
♬ 北へ帰る人の群れは とても無口…………じゃ、なかったよなぁ~。
六つ口があるみたいに、賑やかだった(陰の声:六つの口って…………妖怪やん…………)
それにしても、よく見ると、「停車駅 こまち」って…………。
これが、13:20東京発の「はやぶさ5号」である!
見た目はペリカンみたいだけれども、はやぶさ! なのである。
やっと昼御飯である♪
いつも愉しみにしている「深川めし」が売り切れていたので、これにしたのである。
やはり駅弁は、正午直前後を逃すと、売れ筋は残っていないものらしい(T_T)
その中身♡ で、ある。
やむなく買ったわりには、ナカナカご~せ~な中身である。
鮭ほぐし、イクラ、鮭切身が山盛りである。
贅沢だ! って?
ふだんがショボい食事だから、こんなときばかりは、思い切って、散財するのである(^0^)V
お昼御飯 PARTⅡ で、ある。
この、いかにも明治期、いかにも文明開化期、と、云った、レトロな包み紙(あえて、パッケージ、とは、云わない!)に魅かれて買ってしまった
!(^^)!
いかにも、漱石の登場人物たちが歩いていそうな雰囲気である!
包み紙を開くと、この入れ物!
たかが駅弁とゆ~のに、なんと豪勢な!
いかにも、宵越しの金は持たずとも、見栄を張りたがる、東京人らしい御趣向である。
その中身♡ で、あるp(^o^)q
豪華な幕之内、と、云った、感じである。
お品書きが付いている!
ナカナカに本格的である(*_*)
それにしても、なぜかやたらに喉が乾く。
弁当と一緒にアイスコーヒーを買ったのだが、それとは別に、車内販売で、お茶を買う。更にその後、お茶とアイスコーヒーを買う。
こんなに喉が乾くのは初めてである。ひょっとすると、弁当その壱の、鮭はらこ弁当が塩辛かったのかもしれない……(T_T)
なんだかんだ云いながら――――
到着~♡
まずは一服( ´ー`)y-~~
東北新幹線は、完全禁煙。
車内には、喫煙所すらない。
したがって、東京から約3時間、ず~っと禁煙を余儀なくされていたのである。
八戸駅改札内には、こんなものが置いてある。
これがなにかと云うと――――
――――だ、そうである。なるほど。
いったん改札を出て、構内を歩き、あらためて、JR八戸線の改札を通る。
そして――――
これにて本八戸駅へと向かうのである(^^♪
所要時間:約10分、二駅目である。ちなみに切符代は、190円也。
そんなわけで、約10分後、本八戸駅に到着~♡
ここからいつもの旅館までは、歩きである。
途中の電光掲示板。
今回はこの時間で――――
この気温、である。
前回とはエライ違いである。
(「2016年4~5月」の「4月29日(土)」を御参照くださいm(__)m)
今回もやって来ました~♡
よろしくお願いしま~す
\(^o^)/
「こんにちは~」
と、勢いよくご挨拶すると――――
「あら、今日でしたか?」
と、たまげるようなことを、のんびりした口ぶりでおっしゃる。
こちらはたまったものではない。
「ええ、今日ですがな。お電話しましたやん」
と、訴えると、
「いえ、お電話はいただいてたんですが……今日でしたか……」
心細いことを云いながら、なにやら控え帳のようなものを繰っている。こちらは、Tree,but tree isn't tree、つまり、気が気ではない。
「大丈夫ですか? 部屋ありますか」
できるだけ笑顔をつくって訊ねてみる。
「ええ、それは大丈夫ですよ。お部屋は大丈夫です」
その言葉で、ホッ、と、肩の荷が下りた。
「ああよかった。泊まられへんかったら、どないしよう、思うた」
などと云いながら、宿帳に記入し、キャリー・バッグを引き上げて、2階の部屋へと、階段をのぼる。
もはや、勝手知ったるなんとやら、の、気分である。
部屋に入って荷をほどくと、甚兵衛のみをもって階下に降り、シャワーを使わせてもらう。
その後部屋に戻り、荷物を整理する。持参し忘れた、と、思っていたUSBメモリをちゃんと持ってきていた。俺はエライ! と、嬉しくなった。
午後6時、定刻どおり階下に降り、晩食の膳に着く。
見よ! この、豪華な晩食\(^o^)/
いやぁ~、これが愉しみで、毎日毎日、頑張ってるのよねぇ~♡(陰の声:みさとさんか!?<`ヘ´>)
…………おそらくは、某二胡奏者にしか分らないネタで、ゴメンナサイ…………。
――――と、思ったら!
まだあった~\(^o^)/
ろ~りぃ、らっきぃ~、秀樹、感激ぃ~♡
(陰の声:…………ふ、ふるい)
献立:
御飯(2杯)、味噌汁(自家製高野豆腐とすり身)、岩魚の塩焼き、鶏の唐揚、鮭のタルタルソース、ヒラメのカルパッチョ、野菜の煮物、イカと菊とミョウガと胡瓜の酢の物、お漬物
で、ある。
今日の同宿者は3人。群馬から来た若い男の子(20代くらいの勤め人?)と、70代の女性二人──姉妹で、姉が75歳、薄場さんのお世話になっている。妹さんは付き添いで、この妹さんが、まぁ、よくしゃべる(^_^;)
人当たりのいい人で、そのしゃべり方は、東京弁でありながら、大阪のオバちゃんのノリである。
おかげで、最初の夜から、和気あいあいと、愉しい晩食であった。
この姉妹は愛知県から来たとかで、妹は岡崎(松平元康の居城のあったところ)、姉は田原市(渡辺崋山終焉の地)に住んでいる、と、云う。
食事の後は、例によって町なかのお散歩。
ところが、三春屋あたりでポツポツと雨が降り出す。
こりゃヤバイ、と、思って引き返したが、途中から本降りになってくる。フェイスタオルを持って行っててよかった。
なるほど、いまにして思えば、妙に暑く感じたはずである。
それでも部屋に帰ったのは、7:40くらいだから、割と歩いたわけである。
その後、収支と日記をつけ、午後10時半頃就寝。
それでは、おやすみなさいzzz