オカルト記念日の日のひとりめし

今日は“オカルト記念日”であるらしい。

1974年(昭和49年)の今日、「オカルトブームの火つけ役となった映画『エクソシスト』が日本で初公開されたことに由来」するそうである(Wikipediaより)。

たしかに、『エクソシスト』は世界中で大ヒットした。

無垢な少女が、なんの理由もなく悪魔に憑依される。次第に面相が醜怪になり、絞首されているような声で卑猥な言葉を喚き散らす。

とりわけ、その少女の首が180度動いて、真後ろを向く場面などは、多くの観客に阿鼻叫喚をあげさせたものである。

この作品以降、同工異曲のオカルト映画が量産され、しかもその内容はいよいよ希薄になり、表現はグロテスクになっていき、ホラーの、スプラッターのと、もてはやされるようになったのは、ご存じのとおりである。

もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

怖くも恐ろしくもない、いたって平和な献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト)

昨日の豚ばら肉巻きは、焼くときに油を引き忘れたためか、焼いているときに閉じ口が開いてしまったり、妙に焦げ付いたりした。

今日のは、ちゃんと油を引いて焼いたので、焼き加減と云い、見栄えと云い、バッチリである(?)。

いくら油(oil)が健康をスポイル(spoil)する、と、云っても、まったくなし、と、云うわけには、いかないのである。

それにしても、この太さのアスパラガスが3本で100円(税抜)とは、お買い得である。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、アスパラガスの豚ばら肉巻き(4個)、小松菜のわさび和え

オクラと長芋の梅肉和えの味の滲み具合にバラつきがある。
上手く味が滲みていると、梅肉と醤油のサッパリした風味が清涼感をもたらして、この時季に相応しい味わいとなる。
中華ドレッシングは今季初めて使った。少しピリ辛かった。中華ドレッシングも、少量かけるだけでいいようである。
夏は冷奴、冬は湯豆腐、しかも、他の料理の食材ともなり得る、豆腐はまことに重宝な食材である。しかも廉価で、栄養が豊富であることは、“畑の肉”と称される大豆をその原材料としていることからも、明らかであろう。
大豆を主原料とする食料と云えば、納豆もそうである。豆腐、納豆、いずれも、日本が世界に誇る食品である。関西人は納豆に馴染みがないようだが、勿体ないことである。これほどに廉価で栄養豊富な食料は、滅多にあるものではない。かかる食物を忌避して、高価にして栄養乏しくないばかりか、むしろ健康によろしくないステーキなどを食したがる奴輩の気がしれない。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、長ねぎ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト…中華ドレッシング)、オクラと長芋の梅肉和え、冷奴(青じそドレッシング)、納豆、味付海苔