七夕の日のひとりめし

今日7月7日は、云わずと知れた、七夕の日である。

織姫彦星、或いは牽牛織女伝説として、日本では最も知名度の高い伝説の一つである。

この伝説も御多分に漏れず、奈良平安の古に中国から伝わって、長い年月をかけて定着し、その間に徐々に、日本化されて行った。

例えば、短冊に願い事を書いて、笹の葉に見立てて結びつける、と、云うのは、日本の風習であって、本家本元の中国では、5色の糸を飾るのだそうである。

短冊に願い事を書くのも、もともとは裁縫手芸の上達を願うことからはじまり、やがて芸事一般に広がったものらしい。

なお、仙台地方などでは、この七夕の日には、素麺を天の川に見立てて食する習慣があるらしい。

もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。

わたいの生活に織姫織女が無縁であるように、素麺も出てこない、いつもながらの献立である。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、グレープフルーツ・ジュース

久しぶりにブリの照焼きを料理ったが、不覚にも焦げ付かせてしまった。やはり小まめに料理っておかないと、カンが鈍るものと見える。
“これぐらい”と云う思い込みは、なんにつけても御法度! と、云うことであろう。
さて来週であるが、これと云って、めぼしい計画はない。夏場は積極に料理しようと云う気にならない。食欲自体減退するし、火を使用する気にもならない。それでも食わぬわけにはいかぬので、なんなと用意するだけの話である。いささか言い訳めくが、こんなわたいでも、夏には夏なりの献立がある。さてさて、それがどんなものになるのやら……。
それではみなさん、体調を崩しやすいこの時季、御健康に気を付けられて、来週まで、ごきげんよう(^_^)/

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、ブリの照焼き(2切)、茹で人参