憲政党結党の日のひとりめし

1898年(明治31年)の今日、板垣退助率いる自由党と、大隈重信率いる進歩党が合同して、憲政党が誕生した。

当時政権の座にあった伊藤首相をはじめとして、いわゆる藩閥政治家の代表者たちにとっては、一大敵国とも云うべき勢力の誕生であった。

これにより、従来のいわゆる藩閥政治に限界を感じ、みずから新党結成を目論んでいた伊藤は、内閣総辞職を断行し、ここに日本史上初の政党内閣、いわゆる隈板内閣が成立したのである(隈板内閣の成立は、同年同月の30日)。

この内閣の命脈は、わずか132日(約4ヶ月)しか保たなかったが、それでも宇野内閣よりは長続きした。

もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

相も変わらずの献立で、下手な内閣より長持ちしていることだけは、たしかである。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

ここのところ肉ばかりで、魚にはすっかりご無沙汰だった。

そんなわけで、久しぶりに鮭の幽庵焼き風を料理った。

料理り方はいたって簡単である。

ペーパータオルで鮭の水分を取り、はちみつ・酒・薄口醤油を混ぜ合わせたタレをかけて、冷蔵庫で1晩置く。フライパンにクッキング・シートを敷いて、中火~弱火で焼く。

それだけである。

前回、水出しのために塩を振って失敗した。今回は塩は振らなかった。

にもかかわらず、かなり鹹かったのは、タレが濃すぎたか、漬時間が長かったか、あるいはその両方か、だろう。

小松菜のわさび和えは、ひょっとすると、この夏中、料理り続けるかも知れない。廉価で、栄養豊富で、手間なく料理れて、しかも旨い!

云うことなし、の、献立である。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

イタリアン・ドレッシングは、どうも晩食のサラダには向かないようである。どちらかと云うと、朝食のサラダに向いているように思う。シーザーサラダ・ドレッシングもそうである。もっとも、ドレッシングにも、サラダとの相性があるらしいので、生野菜サラダに向かないドレッシングもあるのだろう。

サラダにも、温野菜サラダだの、海鮮サラダだの、それこそ、シーザーサラダだの、いろいろの種類があることを知らないわけではないが、邪魔臭いので、ご覧の生野菜サラダ以外には、料理る気になれない。

あともう少し、2~3種類、なにかを加えられれば、よりいっそう、野菜類を摂取できるのだが、なにかいい食材はないだろうか。安くて、栄養価が豊富で、料理る手間のかからない野菜が……。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…イタリアン・ドレッシング)、冷奴、納豆、味付海苔