芒種の日のひとりめし

今日は二十四節気のひとつ、「芒種」である。芒種とは、Wikipediaによれば、「芒(のぎ)を持った植物の種をまく頃」であり、コトバンクによると、「麦の刈入れや稲の植付けに適した時期」とある。
いかにも農耕民族らしい季節区分である。
もっともそのことと、わたいの弁当の中身とには、なんらの関連もない。
なるほど、主食は麦飯であるが、これはなにも、今日に限ったことではない。
久しぶりに、鮭の幽庵焼き風を料理った。久しぶりにしては上手く行った。やはり田舎の友人の忠告にしたがって、油を引いて焼いたのがよかったようだ。他人の云うことは素直に聞くものである。たまには。
小松菜のわさび和えは、今回の“踊るヒット賞”である。
小松菜のシャキシャキ感と、わさびのサッパリした味わいがみごとにマッチして、いかにも夏らしい、さわやかな献立となっている。
これは当分、続きそうだ。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

晩食は変り映えしない。夏場はこの献立にほぼ固定される。
ニラのおつまみは、こないだ実家に帰ったときに、教えてもらったものである。精確な名前は知らない。たぶん、名前などないのだろう。
フライパンに多めの油を引き、3~5cmに切ったニラを手早く炒める。酒、みりん、薄口醤油で味をつけ、火を止めて、ちりめんじゃこをまぶす。
これだけで、3杯は御飯が食べられる。重宝な献立である。これからもボチボチ料理り続けていこう。食欲のないときでも、けっこう御飯が進むこと、請け合いである。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…和風ごまドレッシング)、冷奴、ニラのおつまみ、納豆、味付海苔