穀雨の日のひとりめし

“穀雨”とは、Wikipediaによると、「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ」だそうである。
今年は雨どころか、台風さながらの強風は吹くわ、北海道では雪が降るわ、群馬高崎では猛暑日となるわ、しかも、北海道で雪の降った日と、群馬高崎で猛暑日となった日とが同日なのだから、もう、なにがなんやら、訳が解からなくなってくる。
人間世界がムチャクチャだから、気を使ってそれに合わせてくれているのかも知れないが、気持ちだけ有り難く受け取っておくから、せめて天候くらいは、穏当順当に推移してもらいたいものである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
こちらは激変どころか、ちょっとの推移もない、いつもながらの、相変わらずの、献立である。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

昨日も記したが、今週はさしずめ、“鶏ウィーク”である。
鶏肝の生姜煮あり、鶏ささ身の味噌漬けあり、……それだけではあるが。
菜の花も、いつまで入手できるだろうか。すでに駅前の商店街の店頭にはみかけなくなった。
まぁ、レパートリーが1つ増えたのは嬉しいが、せっかく馴染んだ味に、来シーズンまで別れを告げねばならないのは、悲しいことである。
まぁ、季節が移り変われば、新たな季節に合わせた、新たな献立との出会いもあるだろう、とは、思うのだが……。
あるかな? あって欲しいものだが。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、鶏ささ身の味噌漬け、菜の花の辛子和え

まさに、”鶏ささ身の味噌漬け”づくしの日である。
明日の弁当のお菜で、今週の鶏ささみの味噌漬けは終わる。
ニラ、もやし、貝割もなくなった。
めずらしく、来週のお菜が決まっていない。菜の花がまだあれば、菜の花の辛子和えは続く。久しぶりに魚が食いたくなった。アスパラガスの豚バラ肉巻きか、人参と長ねぎの豚バラ肉巻きもいい。ほうれん草は必須である。今度は忘れずに、納豆を買わねば。
変化がないようでも、一応は、考えているのである。

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、わかめ、ニラ、もやし、貝割)、鶏ささ身の味噌漬け、ほうれん草と白菜のごま和え、味付海苔