“アラスカ購入の日”と云っても、もちろん、わたいが買ったわけではない。
いまを去ること150年前、1867年の今日、 当時のアメリカ合衆国国務長官ウィリアム・スワードが、ロシア帝国から購入したのである。買値は720万ドル(約4047平方メートル当たり2セント)と云うから、どこぞの学校法人に売却されたどこぞの国有地よりも、はるかに廉価であった。
それでもこの買物は、当時、“スワードの愚行”、“巨大な保冷庫を購入”などと呼ばれ、良い評価は受けなかったらしい。
しかし、29年後の1896年には金鉱が発見され、またロシア(ソ連)と対立するようになると、軍事上の重要性を帯びるようになった。
世の中、なにが幸いするか、判らないものである。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
いつもながらの、なんの変哲もない献立である。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ
この人参と長ねぎの豚バラ肉巻きが、最後の冷凍保存分である。
副食にする野菜がなくなったので、急遽、帰りに近所のスーパーで、ニラ入りもやしを買ってきた。
前夜にナムルを料理るつもりであったが、さまざまな事情により、すっかり忘れてしまった。
そんなわけで、今朝方、慌てて料理った。料理った、と、云うより、調味料ととともに混ぜ合わせただけ、と、云った方が、精確であろう。
もっとも、ナムルと云う料理が、本来、そう云うものなのだ! と、言い訳しておこう。
献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、ニラともやしのナムル
今回の粕汁は、残菜整理の簡略版である。おかげで、在庫が一掃された。
いったいどれだけ、冷凍保存していたのだろう。2週間は保ったのではないだろうか。
これを逆に云えば、冷凍保存しておけば、2週間は保つ、と、云うことである。
昼の記事にも書いたが、ニラともやしのナムルは、今朝大慌てで料理ったものである。したがって、味はイマイチである。やっぱりナムルと云えども、落ち着いて、ゆったりした気持ちで料理らねばならないものである。
献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ニラともやしのナムル、納豆、味付海苔