さくらの日のひとりめし

今日は“さくらの日”だそうである。そう云えば先日、東京で桜が開花したとか云っていた。大阪でも開花したのだろうか。そう云った花鳥風月風流には、あまり関心がない。とは云うものの、日ごとに春めいてきて、鶯のさえずりを耳にしたり、散歩の途次、桜の花を目にしたりするのは、やはり心なごみ、浮き浮きしては来るものである。
もっともそのことと、わたいの弁当の中味には、なんらの関連もない。
いつもながらの、殺風景な献立である。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、ブロッコリの塩昆布あえ

これが、寒の戻り、と、云うヤツだろうか、それとも、春の寒さ、だろうか。
なんにせよ、今週までは、粕汁がイケるだろう、と云う勘は正しかったようだ。
スーパーに鰯のつみれを見かけなくなった。主に鍋だねとして使用するものなので、鍋の季節が終わると、棚には並ばなくなるのだろう。
なるほど、今週で3月も終わり。さすがに鍋が食卓に出ることもなくなるだろう。
もっともわたいの食卓に鍋が出ることはない。鍋などと云うものは、大勢で囲んで食べるからこそ、愉しいのである。ひとり鍋なぞ、どこがいいのか、わたいには理解できない。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、小松菜のお浸し、納豆、味付海苔