1914年(大正3年)の今日、折から吹き荒れていたジーメンス疑獄事件による国政混乱の責任をとって、第1次山本権兵衛内閣が総辞職した。
ジーメンス疑獄事件とは、簡単に云えば、日本海軍の艦艇発注をめぐる贈収賄事件であり、ドイツのジーメンスから日本海軍の高官に、造船発注の便宜を図るよう、贈賄した事件である。
日独両国の関係や、元老山縣有朋の思惑、与野党の確執、海軍内部の派閥対立、等々が複雑に絡み合い、一大疑獄事件に発展した。
わたいらの仲間内では、“大正時代のロッキード事件”と、呼ばれている。
ちなみに、ロッキード事件は、わたいらの仲間内では、“昭和のジーメンス事件”と、呼ばれている。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
いたって清廉潔白な食卓である。
現在も国有地の売却問題をめぐって、政界が荒れているようだが、はたして結末は、いかが相成ることやら。野次馬興味だけは人並みに有している。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース
人参と長ねぎの豚バラ肉巻きのひとつひとつが大きすぎて、予定していたブロッコリの塩昆布あえが入らなかった。
まったく野菜がない、と、云うわけではないので、それでもよかろう。
それにしても、冷凍保存する際に、大小を上手く組み合わせていなかったのはなぜだろう。思い出してみれば、料理る傍からジップ・ロックの袋に入れていたのだから、無理もないと云えば、無理もないかも知れない。
それにしても、少しはバランスと云うものも、考えなければならない。
さて、来週で、冷凍保存して置いた食材が、ほぼなくなる……ハズである。
したがって、変り映えはしないが、今週末の料理はしなくてすむので、その意味では気楽である。
それではみなさん、よい週末を!(^_^)/
献立:麦飯(ねぎ味噌ふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き