今日は志賀直哉の誕生日である。志賀は“小説の神様”などと賞されているが、わたいが読んだ限りでは、どこが“神様”なのか、さっぱり解らなかった。
芥川龍之介は志賀を高く評価して、「自分の創作上の理想」と述べたそうだが(Wikipediaより)、わたいからすれば、文章と云い、結構(構成)と云い、内容と云い、芥川のほうが遥かに優っているように思われる。
もっとも、日本の文学評論家、批評家などと云った連中は、森鴎外如きを“文豪”などと奉っている無能者揃いなのだから、志賀が“小説の神様”と賞されているとしても、別段異とするには足らないかも知れない。
そのことと、わたいの弁当の中味とには、なんらの関連もない。
ブリ大根に長ねぎを入れてみた。臭味除りには生姜を入れているが、長ねぎも同様の効果をもたらすはずである。
献立:麦飯(ちりめん山椒)、ブリ大根
やはり鮭の切身2切れは多かったかもしれない。それでなくとも、野菜類が多かったのだから、目一杯腹一杯になった。
ほうれん草と白菜のごま和えが、妙に甘く感じたのは、砂糖を入れ過ぎたせいだろうか、それとも、ほうれん草本来の甘みのせいだろうか。
この時季は旬とあって、ほうれん草もいつもより甘く、軟らかい。先週は湯掻き過ぎたが、今回は上手く行った……と、思う。
それにしても、今回は料理り過ぎた。下手をすると、来週まで保つかもしれない。消費するのが大変である。
献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔