1年で最も縁のないイヴェントの日のひとりめし

そんなわけで、当然ながら、チョコ及びチョコに関連した食物などには縁のない、いつもながらの食卓である。
Wikipediaによると、この日は「煮干しの日〔2=に、1=棒(ぼう)、4=し〕」でもあり、また「ふんどしの日〔2=ふ、10=とう、4=し〕」の日でもあるらしい。もちろん、日本だけである。
煮干しはカルシウムも豊富でちょっとしたおやつに最適であるし、ふんどしも近年、その手軽さや機能が、とりわけ女性陣に見直され、秘かに愛好している女性も多いと聞く。
いっそのこと、チョコはやめて、煮干しやふんどしを送る日にしてはどうだろう。そのほうが日本らしいし、また、東西文化の融合、と、云う観点からしても、ユニークだと思うのだが……。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、トマト・ジュース、バナナ

なにごとにも、限度、と、云うものがある。
むかし、“大きいことはいいことだ”と云うキャッチ・フレーズがあったが、すべてにおいて、必ずしもそうとは云い切れない。
大根が多すぎたために、菜の花の辛子和えを入れる余地がなくなった。
以前にも同じことがあった。学習能力のないことが、いよいよ明瞭になった。
しかし、言い訳じみるが、キッチリ弁当箱に収まるように量を按配しておかずを料理るのは、至難なのである。
足りないよりはよかろう、と、やはり、“大きいことはいいことだ”の考えに近づいてしまった。

 

献立:麦飯(ちりめん高菜)、ブリ大根、菜の花の辛子和え

粕汁は、料理酒または日本酒と、薄口醤油で味をつけ、粕汁を溶き入れる。
今夜はその味つけが、いささか濃かったようだ。まあ、寒い夜だから、それはそれでかまわないのだが。
粕汁だけで7種、昼の弁当も入れると、9種の野菜を摂取している。まずは上出来と云えるだろう。
世上では、冬季は野菜の摂取が不足する、と、云われている。それだけに、よりいっそう意識して、野菜を摂取せねばならない。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔