バレンタイン・デー・イヴのひとりめし

イヴであろうが当日であろうが、バレンタイン・デーそのものに縁がない。
文字通り、お寒い日でしかないのである。
さばの塩焼きは土曜日に20%引で売っていたのを買ったものである。
菜の花の辛子和えは初めて料理った。いまが旬であるから、いまのうちに食しておくべき食材である。
菜の花はとても栄養価の高い緑黄色野菜で、βカロチンやビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく含んでいるそうである。
いったいに、緑黄色野菜は栄養価の宝庫である。意識してドンドン摂るべき食材である。

 

献立:麦飯(ちりめん山椒)、さば塩焼き(惣菜)、菜の花の辛子和え

週末は寒かった……と、云うわけで、粕汁である。
寒い季節は粕汁に限る。温もるし、いろんな具材が入れられるし、と、云うことは、さまざまな栄養が摂取できるし、手軽にできるし、……と、まことに重宝である。
今回惜しむべきらくは、昼の菜の花の辛子和えもそうだったが、ほうれん草と白菜のごま和えが、湯掻き過ぎだったことである。まぁ、これはこれでよかろう。とりわけ、菜の花の辛子和えは、初めて料理ったものである。なにごとも、初めからうまく行くものではない。一の矢が外れたら二の矢を放てばいいし、二の矢が外れたら三の矢を放てばいいのである。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草と白菜のごま和え、納豆、味付海苔