正月事始めの日のひとりめし

今日は正月事始めの日である。「正月を迎える準備を始める日」で、「昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行く習慣があった」らしい。(Wikipedia)
煤払い(屋内の天井や壁にたまった1年の煤を掃うこと、大掃除)や松迎え(門松に使用する松を採りに行くこと)など、いまでは耳にすることもなくなった。なにしろ餅つきすら、衛生上の懸念から見送るところが多く、わたいのような人間は、大掃除すらしない。
そんなわたいが云うのもなんだが、こう云った日本独特の、伝統ある年中行事が廃れていくのは、なんとも淋しいことである。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
相変わらずの献立である。いや、買い忘れたので、デザートのバナナがないか。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース

さばの塩焼きは近所のスーパーで買ってきた出来合いである。
季節からすれば鰤だろう、と、思わないでもないが、鰤はこないだ料理ったし、第一、さばも大好物なのだから仕方ない。
ただし、焼魚は、基本、料理らない。大好物には違いないが、グリルの後片付けが手間なのである。それでなくても、手指が荒れるこの時季、極力洗い物は避けたい心境なのである。
そんなわけで、ブロッコリの塩昆布あえも、以前に湯掻いて冷凍保存しておいたものを解凍したものである。
全然関係ないが、とある有名な野球界の大物が、「さばと云う字は魚偏にブルーでしたか」と、云ったとか、云わなかったとか……。

 

献立:麦飯(若菜ふりかけ)、さば塩焼き、ブロッコリの塩昆布あえ

先週の公約(?)どおり、母者が来てくださったので、豪華な晩飯とは相成った。
味噌汁のつみれは鰯のつみれだそうで、これがなかなかに旨い。出来合いで売っているということなので、今度自分でも使ってみようと思う。
以前にも記したが、コロッケが絶品である。たいてい3個食べるのだが、いまでも5~6個は食べられると思う。
白和えは久しぶりである。淡白なように思われるが、これが結構、満腹になる。
健康によろしい食材で、しかも少量でも満腹感が得られる。和食の素晴らしいところである。これで料理るのが手軽で、日持ちすれば、云うことはないのだが、いかんせん、あまり日持ちはしないらしい。残念なことである。

 

献立:玉子麦飯、味噌汁(豆腐、つみれ、三つ葉、油揚げ)、コロッケ(3個)、かきあげ、白和え、味付海苔