今日は幼稚園記念日である。
明治9年(1876年)の今日、東京の神田に、日本初の官立幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園(現在のお茶の水女子大学附属幼稚園)が開園したことに由来するのだそうである。(Wikipediaより)
待機児童の解消や保育所の設立などをめぐって、さまざまな問題が取りざたされている。「送迎の保護者たちのマナーが悪い」と、云うのなら、解らないでもないが、「子どもたちの声がうるさい」と云うのが、保育所設立に反対する理由になるとは、現在の大人たちの心性は、なんと貧しく、腐敗したものに成り下がってしまったのだろうか。
そうでなくても、幼児児童を対象とした倒錯した性犯罪や様々な虐待が日々報道される昨今、子どもたちの健やかにして笑顔と夢があふれる現在をつくりあげることが、大人たるものの最大の責任であることを、改めて厳しく自覚するとともに、自らを省みて、大いに自粛自戒する必要があるだろう。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
柿は母者が剥いて、置いておいてくださったものである。
柿と云えば、子規の名句「柿食へば~」を想起なさる方も多いであろうが、わたいはどうも、石田治部少輔三成の斬刑執行前夜のエピソードを思い出す。
根がひねくれているのだろ~か……。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、柿(3切)
鶏の唐揚げも隠元のごま和えも、母者のお手製である。
隠元のごま和えは、一度自分でも料理ってみたい、と、思いながら、筋を取るのが邪魔臭そうで、ついつい先延ばしになってばかりいる。そのうちにチャレンジしてみよう。
鶏の唐揚げは、コロッケと双璧を成す、大のお気に入りである。
この2種類に関しては、母者お手製のものより旨いものを食べたことはないし、これからも食べられないだろうし、そもそも、存在すら、していないだろうと、断言できる。それほどのお気に入りである。
献立:麦飯(たらこふりかけ)、鶏の唐揚げ、隠元のごま和え
茹で人参&茹でブロッコリは、以前湯掻いておいて、冷凍保存しておいたものである。
目的は弁当のお菜がなくなったときの埋め合わせだが、今回のように、野菜の献立が不足しているときにも役に立つ。調法なものである。
最近、漬物類にハマっている、とは云っても、自分で漬けるわけでは、もちろん、ない。まだそこまでの境地には達していない。さまざまな種類の漬物や佃煮を食べたい欲求が兆しだしたのである。それはそれでいいのだが、問題は、漬物や佃煮に嗜好が傾くと、お菜がおろそかになり、いきおい、栄養のバランスが悪くなる、と、云うことである。なにしろいま現在、漬物や佃煮と、御飯さえあれば充分、と、云う心境なのだから……。
献立:玉子麦飯、インスタント味噌汁(乾燥わかめ)、茹で人参&茹でブロッコリ、コロッケ(3個)、胡瓜もみ、かぶらの漬物、味付海苔