スコットランド・ヤード発足記念日のひとりめし

“シャーロック・ホームズもの”などで有名なスコットランド・ヤードが、我が国の警視庁に対応する首都警察であることは、いまとなっては、さほど推理小説に通暁していない人々にでも分かりきったことのように思われているが、かつてはこの“スコットランド・ヤード”を、“スコットランドの庭”と訳してきた翻訳者がいた、と、云うのは、そのスジでは、有名な笑い話である。
“スコットランド・ヤード”と云うのは愛称であって、正式には“ロンドン警視庁(Metropolitan Police Service、略してMPS)と云う。さながら我が国の警視庁が、“桜田門”の愛称で呼ばれていることにも似ている。どちらも所在地の地名が、愛称の由来となっている。
1829年の今日9月29日は、そのイギリスの首都警察であるスコットランド・ヤードが発足した日である。
しかしそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
パンがフランス・パンではない、と、云うだけで、イギリス風の朝食、と、云おうと思えば、云えないこともないかも知れない。

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ

レバニラ炒めは、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。自分で料理るときは鶏肝を使うが、これは豚肝であるらしい。別にどちらでもかまわない。肝(レバー)は、“あの(独特の)臭味が苦手だ”と、おっしゃる方もおられるようだが、わたいは気にしたことも、気になったこともない。鈍感にも一得はあるようだ。
内容量が114gと云うのは、いかにも少ないような気がするのだが、どんなものだろうか。わたいの場合、肉類の料理だと、1食当たり200gが、最低量の目安なのだが……。
昨日、塩昆布が湿気かけている、と、書いたが、うまい具合に昨日でなくなったので、新しいのを買ってきた。もともと消費期限だの、賞味期限だのには重きを置かないタイプなので、こう云うことは、たまによくある(?)のである。

献立:麦飯(しそかつおにんにく)、レバニラ炒め(惣菜)、ブロッコリの塩昆布あえ