聖母マリアさんの誕生日のひとりめし

12月25日が、イエス・キリストの誕生日であること──少なくとも、イエス・キリストの誕生を祝う日であること──は、非キリスト教徒であろうとも知っているであろうが、彼の母親であるアリアさんの誕生日を知る人は、ほとんどおるまい。
かく云うわたいも、今日の今日まで知らなかった。それどころか、マリアさんやナザレのヨゼフ(イエス・キリストの親爺さん)の誕生日がいつなのか、そんな疑問すら、生じなかった。うかつと云えば、うかつであった。
“聖母”と云うくらいだから、なにか年末に縁があるのかな、とは、さすがに思わなかったが……。
それはともかく、今日9月8日が、聖母マリアさんの誕生日、と、云うことになっているようである。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
イエス・キリストの誕生日の祝いには、七面鳥だの、ケーキだのが食卓を飾るが、彼の母親である聖母マリアさんの誕生日の祝いには、どんな料理が各キリスト教徒たちの家庭の食卓を飾るのであろうか?

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

豚肉の味噌漬けが1枚と云うのは、いくらなんでも、少なかったかもしれない。
今回はとんかつ・ソテー用の豚肉が廉価で販売されていたから、それを買ってきたのだが、ふつうの(?)薄切りロースや小間切れでも、美味しいのができそうである。今度試してみよう。
御飯の添え物として、しそかつおにんにく、茄子のからし漬け、山葵昆布、ピリ辛きゃら蕗、ピリ辛らっきょう、などが定番となっているが、おかげでふりかけ類の存在を、すっかり忘却していた。
“忘却とは忘れ去ることなり”……別に『君の名は。』が大好評を博しているからではない。

 

献立:麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、豚肉の味噌漬け(1枚)、ほうれん草と白菜のごま和え

豚肉の生姜焼きが、予想以上に余っていた。おかげで明日の弁当のお菜も賄える。
その分(?)、野菜サラダが少なかった。しかし、全体の分量としては、これぐらいでちょうどいいのかもしれない。

今日は晩方、だいぶ涼しくなった。雨のせいかもしれない。このまま、“食欲の秋”に移行して行ってもらえると、ありがたいのだが……(陰の声:おまえは年中、“食欲の~”だろうが!?)

 

献立:玉子麦飯、豚肉の生姜焼き、野菜サラダ(レタス、胡瓜、トマト、もやし、ニラ…ごまドレッシング)、冷奴、オクラとモロヘイヤのネバネバ和え、ぬた、味付海苔