今日9月6日は、黒澤明監督の御命日である。黒澤監督、と、云えば、“世界のクロサワ”と称され、多くの映画人に影響を与え、多くの映画人から尊敬を受けた、映画の巨人、として知られるが、映ちゃんをはじめ、わたいたちに云わせれば、日本史上に、いや、世界史上に燦然と輝く、文化史芸術史上の巨星なのである。
本来ならば黒澤氏の死を悼み、その生前の御功績を偲び、感謝と尊敬の念をもって、食卓を飾るべきなのだろうが、不孝不信心のバチあたりゆえ、相も変らぬ、いつも通りの献立である。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は鹿児島黒牛・黒豚の日でもある。
しかし、生姜焼きに使用したのは、昨日も記したとおり、アメリカ産の豚肉である。
アメリカ人は無神経で大雑把で、有色人種を人間と思っていない、と云う偏見が、わたいにはある。したがって、有色人種の国(もちろん日本もそのうちの一国である。日本人自身がどう思おうとも、日本人は中国人や韓国人、朝鮮人と同じく、有色人種で、東洋人で、アジア人なのである)に輸出する食物に、毒が混じっていようが、有害物質が含まれていようが、まるで気にしていない、と、思っている。なにしろ、原子爆弾を二発も投下しておいて、いまだにそれが正当な行為だと思っている輩たちなのである。
にもかかわらず、廉価に負けて、そのアメリカ産豚肉を買ってしまうのだから、我ながらそのいじましさに、情けなくなってくる。
献立:麦飯(茄子のからし漬け)、豚肉生姜焼き、ほうれん草と白菜のごま和え
昼間、あれほどアメリカの悪口雑言をほざいたわりには、この豚肉の味噌漬けに使用した豚肉も、アメリカ産である。やはり、95円/100gには勝てない。
しかし、と、云うか、やっぱり、と、云うか、味はイマイチ、う~ん、で、あった。これも、偏見のなせるワザかもしれない。思い込みは味覚にも影響を及ぼす!?
献立:玉子麦飯、豚肉の味噌漬け(1枚)、野菜サラダ(レタス、胡瓜、トマト、もやし、ニラ…クリーミーオニオンドレッシング)、冷奴、オクラとモロヘイヤのネバネバ和え、ぬた、味付海苔