今日9月5日は、太陽王と呼ばれたルイ14世の誕生日である。
ブルボン朝第3代のフランス王国国王であるが、そんなことよりも、われわれにとっては、“鉄仮面伝説”中の立役者、と、云った方が、馴染みがあるかもしれない。
“鉄仮面”と云うと、空想上の存在と思われがちだが、じつはキッチリと実在していたのである。ただし、その正体については、不明である。
そのため多くの小説家、歴史家、詩人、等々の空想を刺激して、様々な作品に仕立てられた。
中でも有名なのが、デュ・ボアゴベイの筆になるものと、アレクサンドル・デュマによるものであろう。
前者は黒岩涙香によって翻案され、一躍有名になった。後者は“三銃士”で有名な『ダルタニャン物語』の第3部を成している。
なお、“鉄仮面”と呼ばれているが、実際には、布製のマスクだったと云う。そりゃそうだろうな。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
それにしても、謎の囚人“鉄仮面”は、いつも、どのような食事を摂っていたのだろう。一説によると、王侯並みの豪勢な食事だった、と、云うが……。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
久しぶりにほうれん草と白菜のごま和えを料理ったが、どうも味付けが薄かったようである。たっぷりと入れたつもりだったが、それでも薄い。
考えてみれば、いままではほうれん草2束で料理っていたものを、今回は4束にしたのだから、感覚がつかめなかったのだろう。
冷しゃぶは料理とも云えないくらい簡単にできて、しかも栄養価が高く、美味しいのだから、調法なものである。
献立:麦飯(しそかつおにんにく)、冷しゃぶ、ほうれん草と白菜のごま和え
ルイ14世の誕生日だからと云って、ワインで“ルネッサ~ンス!”とは、いかない。
いたって和風の献立である。もっとも、豚肉はアメリカ産である。105円/100gだったので、つい買ってしまった。中国産はなんとも思わないが、アメリカ産には危険を感じる性分なのだが、やはり廉価には勝てないところが、我ながらいじましい。
豚肉の生姜焼きに使った玉葱は、ひょっとすると、中国産かも、知れない。だとすると、米中が仲良く(?)日本人の腹の中で、日本人の栄養となってくれているわけである。なんとも喜ばしいことである。国際関係でも、ぜひ、そうなっていただきたいものである。
この玉葱も加えて、野菜が9種類となった。善哉善哉。
献立:玉子麦飯、野菜サラダ(レタス、胡瓜、トマト、もやし、ニラ…青じそドレッシング)、豚肉の生姜焼き、冷奴、オクラとモロヘイヤのネバネバ和え、ぬた、味付海苔