今日は第二次世界大戦において、パリの解放が完了した日である。
連合国軍のノルマンディー上陸作戦の成功以来、ナチス・ドイツによる占領と、傀儡政権であるヴィシー政府に対し、レジスタンス活動が活発になり、ド・ゴールを代表とする臨時政府は、一刻も早いパリの解放を目指した。
8月19日から始まったパリ解放の戦いは、同月25日に完了した。
ヒトラーは、数日前に「パリは、廃墟以外の姿で敵に渡すべきではない」といういわゆる「パリ廃墟命令」を出しており、この日も電話で、「いまこの瞬間、パリは燃えているのか?」と、3度も確認した。
映画化もされた、有名なノン・フィクション『パリは燃えているか?』の書名は、このヒトラーのセリフから採られたものである。
ヒトラーの叫声と命令にもかかわらず、パリが燃えることはなかった。
パリは多くの歴史を宿したまま、解放されたのである。
そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
半熟卵が1個増えたが、これは卵が小さいからである。
パリの解放とは、なんらの関連もない。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(3個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
本当は、「みそかつおにんにく」が欲しかったのだが、売ってなかったので、やむなく「しそかつおにんにく」を買ってきた。
コロッケは、近所のスーパーで買ってきたものである。
安価で手軽で味も悪くない。重宝ではあるが、どうも物足りないのは、仕方のないことだろう。
少々不味くても、やはり自分で料理った方が、充実感も相まって、物足りる感じがするものである。
それはなにも、料理に限ったことではないが……。
献立:麦飯(しそかつおにんにく)、コロッケ(2個)、ブロッコリの塩昆布あえ
卵が小さいので、2個入れた。以前にも書いたが、“玉子は1日に1個”と云う俗説には首肯しかねる。卵自体の大きさや質も異なれば、摂取する人間の年齢、性別、体質、運動量にも、大きく影響されるであろう。
卵は葉緑素を欠くものの、その欠点を除けば、完全栄養食品と云って過言ではない。仄聞するところによると、その栄養価は、ウナギを上まわるそうである。したがって、栄養価の面から観れば、鰻丼よりも玉子丼の方が上等、と、云うことになる。
サラダはドレッシングによって、さまざまな味のヴァリエーションが愉しめる。昨日は青じそドレッシング、今日はクリーミーオニオンドレッシングを愉しんだ。
冷奴は淡白にして滋味あふれる、日本が世界に誇る食べ物である。もっとも、日本の食べ物は、そのほとんどが、世界に誇り得るものばかりなのだが。
献立:玉子麦飯、サーモンチーズフライ、フレッシュサラダ、冷奴、納豆、味付海苔