今日8月12日は、クレオパトラの命日であるそうな。
B.C.31年、アクティウムの海戦でオクタウィアヌス率いるローマ軍に敗れ、毒蛇に乳房を咬ませて自殺した、と、伝えられている。
クレオパトラと云えば、絶世の美女として有名であるが、どうやらそれは伝説の類にすぎないらしい。実際は美貌よりも、教養と優雅な立居振舞い、声の良さや話し方の穏やかさなどで、男性を魅了した、と、云われている。
ふと思ったのだが、この経緯は、中国の項羽と虞美人との最期によく似ている。
クレオパトラの場合はアントニウスの死後に自殺し、虞美人の場合は項羽の前に自刃している、と、云う、後先の違いはあるが……。
どちらにしても、わたいの食卓に並ぶ献立とは、なんらの関係もない。
クレオパトラも虞美人も、その他の美人も……。
それにしてもクレオパトラは、いったいどんな食事を摂っていたのであろうか?
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
ほとんど残菜整理の献立である。御飯は冷凍保存しておいたものである。
植物性にしろ、動物性にしろ、タンパク質がほとんどないが、まぁたまには、こんな日があってもよかろう。第一、70年前のことを思えば、食べられるだけ、ありがたいことなのである。
献立:麦飯(ピリ辛らっきょう)、ほうれん草と白菜のごま和え、小松菜と油揚げの煮浸し