本日は米国の作家アーネスト・ヘミングウェイの誕生日である。
ヘミングウェイはわたいの大好きな作家のひとりである。彼の文体は“ハードボイルド”と呼ばれ、またその世界観は“失われた世代(ロスト・ジェネレーション)”と称された。
大好きな作家のひとりではあるが、例によって、わたいの朝食の献立には、なんらの関連もない。
卵からして、“ソフトボイルド”である。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今回料理ったささ身の味噌漬けが、これでなくなった。
今日の弁当に入れるために、昨晩食さなかったのである。
小松菜とベーコンのじゃこ醤油炒めは、結構な分量ができる。栄養豊富で安価で簡単に料理れて、味わいがよくて……、と、ささ身の味噌漬け同様、重宝な料理である。
献立:麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、ささ身の味噌漬け、小松菜とベーコンのじゃこ醤油炒め
豚肉の味噌漬けも、お気に入りの一品となった。それにしても、味が上等の魚に近い。
幕末、京を追われ、長州志士たちとともに、招賢閣に匿われた公卿たちは、のちに、「招賢閣の魚は旨かった」と、回想したそうだが、そのとき公卿たちの食膳に供された魚、と、云うのが、じつは豚肉だったらしい、とは、司馬遼太郎氏の『花神』に見える話である。
その話もむべなるかな、と、思われるほど、魚の味に近い。
それにしても、近来の暑さで、まるで食欲がない……と、云っても、だれも信じちゃくれないだろうなぁ。
献立:玉子麦飯、豚肉の味噌漬け、小松菜とベーコンのじゃこ醤油炒め、ほうれん草と白菜のごま和え、カボチャの煮物、酢ごぼう、納豆、もずく、味付海苔