今日は、云わずと知れた、フランス革命記念日、いわゆる巴里祭の日である。
1789年のこの日、パリの民衆が一斉に蜂起し、政治犯が収容されていたバスティーユ監獄を襲撃して彼らを解放するとともに、そこに備えられていた武器弾薬を奪取した。いわゆるフランス大革命の勃発である。
このフランス革命記念日を“巴里祭”と、表現するのは、日本だけらしい。
いかにも日本らしい、雅な呼び方である。
もちろん、そのことと、わたいの朝の食卓の献立とには、なんらの関連もない。
パリらしいところも、フランスらしいところも、革命らしいところも、微塵もない。
献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、インスタント・コーヒー、バナナ
鶏肉ささ身の味噌漬けは、仕事場の女性に教えてもらった料理であることは、前にも記した。
結構イケるので、ふたたび挑戦してみた。みそ床は、薩摩みそを酒で溶き、砂糖と味醂を加えてよく混ぜる。ささ身はそぎ切りにしてから漬けた方がよさそうである。
献立:麦飯(佃煮山椒昆布)、鶏肉ささ身の味噌漬け、小松菜と油揚げの煮浸し
今日は、もやしとパセリは、忘れたわけではない。いまさら、と、思って、半ばヤケで入れなかったのである。
鶏肉ささ身の味噌漬けは、やはりそぎ切りにして、身を薄くしてから、味噌に漬けたほうがよいようである。旨いには旨かったが……。
献立:玉子麦飯、カボチャの煮物、鶏肉ささ身の味噌漬け、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト:ごまドレッシング)、ほうれん草と白菜のごま和え、オクラとなめこの和えもの、納豆、もずく、味付海苔