正月しか餅を食ってはいけない、と、云うわけでもなかろうが、やはりなんにしても、季節の風情とか、旬とか云うものがある。
そんなわけで、正月中は、できるだけ、餅を食う。
それにしても、クリスマスからまだ1ヶ月たっていない、と、考えると、なぜか妙な気もちになる。
2杯目である。
今日は阪神大震災から21年目の日である。
もう21年? まだ21年?
人それぞれに思いはあろうが、あの日あのときのことを忘れてはならない、あの日あのときのことを次代に語り継がねばならない、と、云う思いについては、みな一様だろうと思う。
3杯目である。
1杯につきまる餅を3個入れてるから、3杯×3個で、都合、9個食べたことになる。
これが多いか少ないか、はたまたほどほどかは、読者諸賢のご判断にお任せしよう。
とまれ、これで、1kgのまる餅がなくなった。
献立:雑煮(大根、人参、油揚、水菜、まる餅)
朝の残りである。まる餅はもちろん、3個である。
朝の残りの残りである。なんにしても、最後まで食べるのである。
予定の昼飯――焼き餅の砂糖醤油漬けである。
2皿目である。これで昼も、都合、9個、食べたことになる。
寒い日は粕汁にかぎる! と、云うわりには、数年ぶりに料理ったのだから、あまり説得力のある言葉ではない。
ほうれん草と白菜のごま和え、カボチャの煮物は、弁当用のお菜の残りである。
タラの味噌漬けもナカナカよろしい。ただ、赤だし味噌は、タラにはあまり合わないようである。豚肉には合ったが、鮭やタラのような魚、とりわけタラのような淡白な魚には、もっとあっさりした味噌が合いそうな気がする。
今日はタラを粕床に漬け込んだ。これも初めての試みである。はてさてどんな味がするのだろうか、愉しみなことである。
献立:玉子麦飯、粕汁(大根、人参、油揚、蒟蒻、水菜、鮭)、ほうれん草と白菜のごま和え、カボチャの煮物、タラの味噌漬け(2切)、もずく、納豆、味付海苔