9月19日(月)
6時半に携帯のアラームで起床する。
レム・ノンレムの周期によるものか、あるいは旅先でリラックスしているからか、眠くはないが、まだ寝ていたい感じである。
昨日一日、左肩にバッグをかけてうろついたが、そのせいか、どうも左腕に違和感がある。軟弱な左腕である。
一昨日、昨日と、ともに1万歩を越えた。そのためか、わりによく眠れた。快眠のコツは、①昼間の適度な運動、②厚い敷布団、に、あり、である。
トイレに行き、洗面所でポットに水を入れる。
湯が沸くと、昨夜コンビニで買っておいたインスタント・コーヒーを、旅宿の湯呑で飲む。
定刻に階下に降りる。愛知の姉妹はすでに膳についている。1度ならず2度までも先を越されるとは、不覚である。
献立:御飯(3杯)、味噌汁(自家製高野豆腐))、焼鮭、かきあげ、とろろ短冊、お漬物(2種)
食後、部屋に戻り、仕度をして、皮膚科に向かう。
そうなのだ。わたいは八戸に、皮膚科の受診&治療に来ているのだ。
けっして観光に来ているわけでも、美味い食べ物を賞味しに来ているわけでもないのである!
玄関先で、愛知の姉妹と一緒になるが、わたいはツルハ・ドラッグに寄って、開いていれば、ガーゼを買うため、パン屋の角で一旦訣れる。
ツルハ・ドラッグは開いていた。7時~24時営業だそうである。これなら、少々遅くなっても、大丈夫である。
WAONが使えるのもありがたい。
ガーゼを買って、皮膚科に向かう。
今回はあまり先生とお話も出来ず、通り一遍の診療で終った。
治療してもらって会計まで済ませたあと、一旦旅宿に帰って荷物(薬)を置き、「むぅ」に向かう。
ちょうど正午頃に「むぅ」に着くも、店はお休み(T_T)
やむなく別の店に向かう。
途中、「まちぐみ」の事務所(?)を見つける。
「まちぐみ」とは、八戸の町おこし、あるいは振興のために、みんなで企画を出し合い、町ぐるみでそれを実現させて、情報を発信していこう、と、云う、取り組みである。
ウインドウを見ていると、組長さんらしき人が声をかけてくださり、中に招じてくれる。壁には「まちぐみ」参加者の写真や、組織図などが飾られている。
そこで、「まちぐみ」のことを聞く。
八戸出身者や八戸在住者でなくても参加できること(海外にも参加者がいる!)、「はっち」から現在の場所に移ったこと、今週25日(土)に、伊調馨選手の歓迎パレードが行われることなどを話してくれた。
加入を勧めてくれたが、額に包帯、長袖肌着のうえからTシャツ、手には白手袋、の、姿では、写真に撮って貰う訳にもいかず、次回はぜひ参加させてもらうことを心に誓って、その場を後にする。
正午を廻った頃から、さすがに暑くなって来た。折角治療してもらったのに、汗が出て来る。
最初はご当地のうどんを食おうと思ったが、さすがにこの暑さでは汗だくになる、と、思い直して、いつものとおり、MOS BURGERに行く。
昼食、である。
献立(?)は、モスバーガー、テリヤキバーガー、フレンチフライポテト(L)、アイスコーヒー(L)、で、ある。
思えば、ふだんは、ハンバーガーなぞ食べない。食べようと思わないのであるが、こう云った旅先のような、非日常の時空間に身を置くと、いつもと違ったものが食べたくなり、いつもと違ったことをしたくなる。
と、書いた傍から、日記と収支を記し、持ってきた本(『悪魔が来たりて笛を吹く』)を読む。たいして変わったことはしていない。
どうにも眠くなり、午後2時頃退店。
旅宿に帰ると荷物も出さず、午後3時から1時間程爆睡。治療してもらって痒みが治まり、心理的・精神的にもホッとしたため、それまでの疲労や緊張が一気に緩んだものと見える。
4時頃起きて日記と収支をつけ、歯を磨いて、夕食の定刻3分前に階下に降りる。
さすがに愛知の姉妹も来ていなかった。が、おかずの仕度もまだだった。3分とは云え、早かったかもしれない。
隣室に中学生の子らがいる。襖が閉まっていて声しか聞こえなかったが、御飯を運んでいるときに姿が見えた。
クラブ合宿の子らではなく、なにかの仲間の集まりらしい。
やがて、愛知の姉妹が降りてきて、もう一人のお客が姿を見せる。
初めて会う人だ。男性で、聞けば、27歳、14年前に一度薄場さんを受診して、治癒していたが、最近再発したので、昨日来た、とのこと。大阪の大淀中に住んでいて、梅田のスカイツリー下のアパレル店に勤めている、と、云うことである! いやぁ~、世間は狭いわ~、と、驚いたものである。
献立:御飯(3杯)、味噌汁(豆腐、なめこ、葱)、ほっけ、帆立とハマチのお刺身、ヒレカツ、ナスの煮浸し、とろろ短冊とオクラ、蛸、胡瓜、ミョウガの酢の物、お漬物
四人+旅宿のオバちゃんで、和気あいあいと、愉しくおしゃべりしながら食事を終えると、大阪から来た若者と二人で、1時間半ばかり、町を歩き回っる。
大概わたい一人で喋り捲った。少し迷惑だったかもしれない。わたいとしては、食後の長い夜の過ごしかたを伝授したつもりだったのだが…………。
8時半頃旅宿に帰る。おばちゃんから、饅頭を貰う。
明日は大阪に帰る日だ。瞬く間だった。休みが取れなかったのだから、しかたがない。
着払いの伝票を貰い、ボールペンを借りて、伝票を書く。荷物は郵送する。仕度は明日の朝する。